スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

9月, 2021の投稿を表示しています

信濃屋&Kyoto Fine Wine and Spirits ティーニニック21年 1999

ストレート 香り 綺麗な香りたち、バニラエッセンスを一滴垂らしたホットミルク、焼き立てのブリオッシュ、フェンネルでマリネした幸水、僅かに小銭を触った手のような金属的なニュアンス。 味 少しバニラエッセンスを入れたミルクパン、エステル系フルーティー、僅かなフローラル、程よい樽感とオールドモルトを彷彿させる厚みのある麦感、クリーミーな余韻が長く残ります。 香り★★★★★★ 味★★★★★★〜★ 総評★★★★★★〜☆(6〜) おすすめ度A− 信濃屋&Kyoto Fine Wine and Spiritsと言うダブルビッグネームのボトリング。 時間を置くとより樽と麦感に一体感のあるオールドモルトぽくなりました。 中庸的で正直飲み始めに飲んで旨いと思ったかと言われるとわからない。ある種飲み慣れた玄人向きの佳酒かと思います。 それと同時にボトラーズ=年数=1500円前後が昨今の相場なのだという痛感し、遠い目をすることになったボトルです😇😇😇

GMレアオールド グレンロッキー37年 65ー02

ストレート 香り オールドらしい一体感のある香りたち、燃やした藁、少しのフローラル、正山小種を思わせる土や焚き火のスモーク。 味 ブランデーを垂らした正山小種を飲んだような余韻が残ります。 香り★★★★★★〜 味★★★★★★〜 総評★★★★★★〜(6〜)暫定 おすすめ度A 寝落ちして飛ばしてしまったので暫定です😇 中国の燻製紅茶、正山小種を思わせる香味が面白かったです。 ……なにげに初ロッキーだったのに。

SMWS26.17 クライヌリッシュ90〜00

ストレート 香り 揮発性ある力強い香りたち、僅かな埃と一体感のある麦感と優しいバニラと木材、嫌味のないふわりと香るスミレ、僅かにミルクと奥に和出汁で和風クラムチャウダー。 味 キャンディと焼き立てのシリアルクッキーを思わせる甘やかな麦感とオールドらしい僅かな埃ぽさに、揮発性の強い刺激、 優しく香るスミレ、少しの和出汁ぽいピートとオレンジオイルを思わせるオイリーな余韻。 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度B+ 毎度同じみ京都洋酒研究所さんから購入したヌリッシュ。 そうそうヌリッシュはこう言うので良いんだよ。と誰かが言いそうな美味しいSMWSの00年リリース。 瓶内変化による一体感のある麦感と樽感に、フローラル嫌いな自分も心地よいと感じるようなふわりと香る優しいスミレに。そして和出汁ぽさとミルク感のある和風クラムチャウダーを彷彿しました。 美味しい短塾一本寝かしてみたいと思わせるようなぐっとなヌリッシュちゃんでした。 ごちそうさまです。

GMレアオールド インチマリン29年 73ー02

ストレート 香り フルーティーな香りたち、完熟したキウイフルーツの甘さが混じった酸の香り、オールドらしい少しの埃っぽさ、華やかなオーク香、一体感のある麦感、熟れたあけび。時間経過で徐々にマンゴーなどを思わせるトロピカル感も。 味 キウイフルーツのフルーティー、どこかミルキーな一体感のある麦感、オールドらしい少しの埃っぽさ、時間経過で一体感のある麦感とトロピカル感の混ざったキウイフルーツの長い余韻が続きます。 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★★(7) おすすめ度A+ 恒例化しつつある京都洋酒研究所さんから購入した詰替を。 少しだけ嫌いな人には悪名高いダンボールウイスキーと囁かれるインチマリン。どんなもんだと若干の警戒をしながら飲みました。 一言で言うなら 【トロピカルキウイフルーツ】 でしょうか。旨いです。経年変化によるだろう一体感のある熟れた麦感とボトリングから二十年近く経つのにヘタってないさすがの保存状態。感謝です。 なかなか見かけないと思いますがキウイフルーツ系トロピカル感がお好きでしたら一飲の価値が充分あるかと思います。

Kyoto Fine Wine and Spirits ベンネヴィス24年 1996

ストレート 香り 揮発性強い香りたち、ほんの少しのバニラエッセンス、ネヴィスらしい乳酸、少しの黄桃、マンゴーキャンディ、カモミール、奥からしっかりしたパッションフルーツ。 味 緑茶、マンゴーキャンディ、パッションフルーツ、黄桃の余韻、そこに少しの乳酸、トロピカルキャンディのような長い余韻。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★〜 味★★★★★★★ 総評★★★★★★〜★(6〜7) おすすめ度A 大人気過ぎてリリースの度に即売り切れとなるKyoto Fine Wine and Spiritsさんが引っ張ってくれた素晴らしきベンネヴィス。今回は洋酒研究所さんが詰め替えて販売してくれたものを飲みました。 トロピカル難民に間違いなく刺さるトロピカルと言っても許されるだろう明確なトロピカルフレーバー。96ネヴィスの中で間違いなく己にとってベストです(言うてあんま飲んでない。 さすがに60年代ボウモアやロングモーン。76トマーティンやベンリアックなど素晴らしい熟成感を伴うものと比べるのは間違いですが、近年でも味わえる(と言っても目からハイトーンが消えるレベルで高騰している)アイリッシュ系のトロピカルフレーバーに匹敵する素晴らしいものです。 90年代後半で30000円越えと決して気軽に買えるものではありませんでしてが、トロピカルを求める方には間違いなくマストな一本かと思います。 ゆっくり時間をかけて飲みましたが、溢れるようなトロピカルを感じることもあれば、ネヴィスの乳酸感や樽感を強く捉える事もあり一本をゆっくりと楽しめそうなウイスキーです。 ……買えた人ええなぁ……。 気になる方はぜひ入手されたバーで飲んで見てください!