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10月, 2018の投稿を表示しています

ティモラスビースティー18年

今回はダグラスレインのブレンデッドモルトティモラスビースティーの18年を素人テイスティングです。 ストレート 香り はちみつのような甘い香り立ち、焼きたての食パンのような香ばしさの混ざったモルティな甘い香り、アングレーズソースのクリーミー、プラムのようなフルーティーさも感じられます。 味 はちみつの甘味、食パンのようやモルティ、スパイスのようなアルコール感、プラムのようなフルーティーとクリーミーが現れ、余韻となって続きます。 ロック モルティさが全面に出ます。 ハイボール フルーティーさとモルティさを味わえます。 種別ブレンデッドモルト 構成原酒 ブレアソール、ダルモア、グレンギリー、グレンゴイン ストレート◎ロック○ハイボール○ 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度A ティモラスビースティはダグラスレインの出すブレンデッドモルトの中でも、ハイランドモルトを中心にブレンドしたものになります。 蜜等のハイランドらしい要素が上手く纏まっていて、突出したものがある訳ではないと思いますが、安心して飲める美味しいウイスキーですのでオススメです。 使われてモルトもシガーモルトと呼ばれるダルモアや、現存するハイランド最古の蒸留酒の一つであり、根強いファンの多いギリー。 まだ飲んだことがないので、語れませんがブレアソールとグレンゴインも評判の良い実力派モルトを使っています。さらに18年以上と考えれば値ごろ感もあるボトルでもあるかと思います。 女性に例えならプライベートも仕事もそつなくこなす出来る美人さんといった所でしょうか。 ロックとハイボールも悪くないですが、ストレートが一番オススメですよー(*´∀`)

ロックオイスター シェリーエディション

今回はボトラーズとして有名なダグラスレインが出しているスコットランドの各地域の特徴を生かしたブレンデッドモルトシリーズ。 アイランズモルトだけを使ったロックオイスターシェリーエディションを素人テイスティングです ストレート 香り 確かな塩風を感じる香り立ち、焼いた牡蛎の貝殻、燻製ベーコン、煙草の煙、奥に香ばしいウエハースと蜂蜜の香料が感じられます。 味 塩気を伴うモルティ甘味、焼いた牡蛎の貝殻、海鮮バーベキューの煙、ピートの苦味と煙草の煙、塩気が続き、微かに蜂蜜を掛けたベーコンが現れて、消えていきます ロック 塩気、煙、ピート、タバコと感じられ美味しいです。 ハイボール シーフード系と合わせて飲みたいブリニーなハイボール。 種別ブレンデッドモルト 構成原酒 タリスカー?等を中心にブレンドかと。 ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度A 一言で言うならブリニー&スモーク。アイランズ系はそれほど経験を積んでいませんが、これは正にザ・アイランズと呼びべきブレンデッドモルトなのでは……と思います。 アイランズらしい特徴がありながらも纏まっていて美味しいですね! 一番有名な髭のおじさんラベルがトレードマークのビックピートがまだで、スカリーワグに続き二種目のダグラスレインのブレンデッドモルトですが、地域の特徴が良く感じられ、特徴知りたい飲み始めの方から飲みなれた方まで楽しめるウイスキーかと思います(*´∀`)

シグナトリーバレルコレクション グレンバーギー21年

今回はいただきものモルトから、シグナトリーグレンバーギーを素人テイスティングです。 ストレート 香り ジューシーな王林、熟してない洋梨、ピクルスの香りつけに使うフェンネル等のハーブの清涼感、メープルも感じられます。 味 フルーティーな王林、メープルの甘味が一瞬広がると、その後で樽由来のタンニンの渋味を強く感じ、フェンネル、バーギーらしい葡萄を食べた後のようなフルーティーで蜂蜜を思わせる味も少し顔を覗かせます。余韻は中程度。 ロック フルーティーさがあるものの、渋味が強く出ます。 ハイボール フルーティーさとフェンネルぽい清涼感があって悪くありません。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★(5) ストレート○ロック△ハイボール○ オススメ度B バーギーらしい(と自分が思ってる)葡萄の後味似た感じがしっかりあるウイスキーです。 甘くフルーティーな香りにフェンネルぽい香草の匂いがまじりますので、そこで評価が別れそうな印象もあります。 ですが、この値段ならありでしょうか。 ただ自分の好みで言うとシグナトリーのこのシリーズは樽のタンニンぽい渋味をどうしても強く感じてしまい、苦手かもしれません(^^;  年数というスペックだけ見れば即買いなのですが……。まぁ、年数が高ければ美味しいと言い訳じゃないのが、ウイスキーの面白さの一つですね(*´∀`) ごちそうさまでした!!!

シグナトリーヴィンテージ モートラック14年【2002】

(上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はダフタウンの野獣と評されるモートラックのボトラーズを素人テイスティングです。 ストレート 香り 桃のようなフルーティー、焦がした砂糖、パン粉のようなモルティ、徐々にミルクキャンディが出ますが、全体的に単調でボリュームは低く、硬い印象。 味 モルティな甘味等を感じるのですが、樽の渋みやえぐみが強く出て全てを覆い隠してしまっています。 ロック 樽のタンニンぽい渋みやえぐみが強いです。 ハイボール えぐみを感じるものの、桃ぽいフルーティーを感じられます。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★ 味★★★~★ 総評★★★★ー★(4ー5) オススメ度C~B フルーティーさを感じられるものの、硬い印象が強く。もうちょっと開けば……と思うのですが、3月に開栓しているようなのでそろそろ開いていてもおかしくはない。 と言うことはポテンシャルが低いのか。うーん。 モートラック自体はソサエティボトルしか飲んだことがないので、ハウススタイルについてなんともなのですが、ほぼ同じ熟成年数ですが、ソサエティボトルは6評価して良いくらいに美味しかったので、自分の好みとやはり樽に拠るのかも知れません。 気になる方はひとくちウイスキーさんにて シグナトリーモートラック14年 をどうぞー。

シグナトリー ヴィンテージコレクション グレンアラヒー20年【1996】

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はベンリアック等で活躍したビリー・ウォーカーが関わることで、にわかに注目を集めるグレンアラヒー蒸留所のボトラーズを素人テイスティングです。 ストレート 香り リンゴやマスカットを思わせる爽やかなフルーツ香、弱めのはちみつ、干し草のような香り青っぽい香りもあります。 味 アルコール感、樽の渋み、干し草のような青ぽさ、クリームが感じられフルーティーな余韻が残ります。 ロック 樽の渋みが強く出ます。 ハイボール フルーティーが感じられるものの、樽の渋みが…… 種別シングルモルト 構成原酒 ストレート○ロック×ハイボール○ 香り★★★★★~★ 味★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B 単調ながら香りはフルーティーで良い感じかとおもえば、どうにも香りだけ突出していて味がそれに付いて来てないように感じました。 これに香り相応味わいなら文句なく★6のA評価なのですが(^^; 香りを楽しみだけでしたら、年数等を考えれば悪くないかと思います。

シグナトリー ヴィンテージ クライゲラキ8年【2008】

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はラガヴーリン、グレンエルギンと並び、ホワイトホースの主要原酒であるクライゲラキのボトラーズであるシグナトリークライゲラキ8年を素人テイスティングです。 ストレート 香り ハーブのような清涼感ある香り立ち、干し草、青リンゴの皮、ホットミルクのような甘い香りも感じられる。 味 硫黄ぽいアルコールの刺激、青リンゴの皮のフルーツ、苦いカフェオレ、徐々にクリーミーさが感じられ、アルコール感も感じる硫黄の余韻。 ロック クリーム、アルコールの揮発とコーヒー。 ハイボール青リンゴのフルーティーが感じれるハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★~★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B ゲラキはオフィシャル13年とファーストフィルバーボン樽のソサエティボトルしか飲んだことがないので、経験自体少ないのですがその魅力はなんと言ってもクリーミーさにあると思っています。 明確にではありませんが、おっと思わせる要素が所々にあるお酒かと思います。後10年ほど熟成させたのをこれは飲みたいですね( ・∇・) オフィシャルの13年も公式テイスティングコメントにある硫黄感(自分はそれで嫌遠していました)は意外な程に少なく……ぶっちゃけ宮城峡の方が余程硫黄が強いです。リンゴの皮ぽいフルーティー等を感じれる好印象なウイスキーです。 ゲラキを飲んだことのない方は シグナトリークライゲラキ8年 をひとくちウイスキーさんで試されるのも良いですし、バーなどでオフィシャルを試されてください。きっと良い印象を持たれるはずです。

シグナトリーアンチルフィルターコレクション。 グレンリベット9年【2006】

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はコストパフォーマンスが良いと評判のシグナトリーから、ボトラーズものの少ないグレンリベット9年を素人テイスティングです。 ストレート 香り 甘いミルクキャンディのような香り立ち、ミルククッキーのようなモルティな甘さ、巨峰のようなフルーティー、微かにメープルシロップ。微かに硫黄。 味 甘いキャンディ、微かな硫黄、香ばしいトースト、ミルクキャンディのようなクリーミーから、巨峰のショートケーキのようやフルーティーな余韻が緩やかに残ります。 ロック 葡萄味のアメリカのガム、クリーム&フルーティー。 ハイボール クリームとフルーティーを感じられる美味しいハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 ファーストフェルシェリー ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度A 思った以上に美味しいリベットです。ナデューラオロロソが薄めとは言え、シェリー系オールドシェリーにある濃厚なメープルシロップのような香りを楽しめる良瓶ならば、こちらは綺麗なシェリーを楽しめるウイスキーかと思います。 熟成年数の若さを感じさせるアルコール感もなく、リベットらしいフルーティーさに、シェリー樽の影響?かと思うクリーム等が味わえます。 値段も安いとは言えませんが、内容とボトラーズとして見ればお買い得感がありますね(* ̄∇ ̄)ノ リベットが好きでしたら購入を検討するしていいボトルかと思います。自分も資金があれば欲しいんですが……(  ;∀;) 気になる方はバーやひとくちウイスキーさん シグナトリー グレンリベット9年 で試されてみてください! オススメです!

アンノック 22年

今回はノックデュー蒸留所のオフィシャルリリースであるアンノックの限定品。22年を素人テイスティングです。 ストレート 香り 穏やかな香り立ち、木の香り豊かな家具屋に入ったようなシェリー系のウッディに、メープルの甘い香り、ホットケーキ、ベリー系のジャムのフルーティーと奥に黒蜜も感じられます。 味 メープルや黒蜜の甘味、ウッディ、ピリピリしたスパイス、ホットケーキ、ドライな余韻に微かなジャムのフルーティーが現れ消えていきます。 ロック メープルホットケーキのような甘味とウッディが全面に出て美味しいです。 ハイボール 甘味とウッディが心地良いハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 バーボン樽原酒、シェリー樽原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B+ 香り立ちがそれほど良くなかったので、少しうん……?と思いましたが、スワリングして探るとシェリー系のウッディやメープル感を感じられる美味しいシェリー系ウイスキーです。 値段を考えると勿体なく思うかも知れませんが、ロックやハイボールもなかなかオススメです。 ただ……値段的に安いものではないので、バー等で試されてからの方が良いと思います。 ウイスキーマガジンでもかなりの高評価だったようですよー(* ̄∇ ̄)ノ

アベワラー18年 ダブルカスク マチュアード

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はアベワラーダブルカスクマチュアード18年を素人テイスティングです。 ストレート 香り キャラメルやミルクチョコレートのような甘い香り立ち、嗅いでいると鼻の奥を刺激するスパイス、柿のような弱めのフルーティーも感じられます。 味 外国製の甘いキャラメル菓子、チョコレートのビター、ウッディな渋み、その後微かにスパイス、また甘いキャラメル菓子と微かなフルーティーさを感じ、時折ミルクティーを思わせる余韻が穏やかに続きます。 ロック キャラメルの甘味とウッディ、スパイスが感じられます。 ハイボール ミルクキャラメル感があるハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒シェリー原酒バーボン原酒 ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度A 飲み方を選ばない甘口デザートモルト。 アベワラーと言えば、バーボン樽原酒とシェリー樽原酒の2つをヴァティングさせるのが特徴ですが、18年はシェリー樽らしいキャラメル等の甘い香りの特徴がありながらも、サルファリーと言われる硫黄等の要素がないのでオススメです(* ̄∇ ̄)ノ 値段も一万以下で買えるので、甘口シェリーウイスキーを求めてる方にはドンピシャではないでしょうか。 アベワラーを飲んだことのない方はひとくちウイスキーさんの アベワラー3ピースセット を試して見てください。