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9月, 2017の投稿を表示しています

ベアレン醸造所 百年麦酒

今回は岩手県盛岡市にあるベアレン醸造所から、百年麦酒をご紹介したいと思います。 こちらのベアレン醸造所の特徴は何と言っても『百年前の設備』『百年前の製法』でしょうか。 『百年前の設備』19世紀初頭に蒸気機関で使われていたモルトミル。ドイツの小さな醸造所にあった仕込み室をそのまま移設し、百年前の銅釜を使用。麦汁冷却には日本ではベアレン醸造所のみという冷却槽(クールシップ)と世界的にも希少な設備。 それらを使い、百年前の製法を再現し、19世紀四大ビールと謳われ、オーストリア発祥のウィンナーラガーを文献にて調べ上げ、再現した本場でもすでに飲めない希少な麦酒が、今回飲む百年麦酒になります。 ちなみにベアレン醸造所さんはコンテスト等に出品しない方針らしいのですが、日本外国特派員協会主催の「世界に伝えたい日本のクラフトビールコンテスト」にてグランプリを受賞されています。 つなぐビールと言う書籍も出てますので興味のある方はどうぞ。ベアレン醸造所の公式サイトで買えば、サイン希望の方はサインしてくださるそうですよ(笑)(*´ω`* では飲んでみます。 飲むとフルーティーな甘味、旨味の後に苦味があり、更に香ばしさも感じられます。複雑に絡み合った様々なビールを構成する要素がほどけて、じんわりと広がっていく。美味しいビールです。 香り★★☆☆☆ 味★★★★☆ のど越し★★☆☆☆ コスパ★★★☆☆ 美味しい……良い意味で裏切られました。ビール好きの方なら、是非とも飲んで欲しいビールです!!! あっ……公式サイトでは自分でビールをブレンドする混ぜるビールなるものがあるようなので、興味がある方は是非ベアレン醸造所のサイトの方をチェックしてください。

サッポロ 富良野の薫り~ゆるやかエール~

今回飲むのはイオングループ限定商品である「サッポロ 富良野の薫り~ゆるやかエール~」です。 「イオン株式会社(本社:千葉県、社長 岡田元也)とサッポロビール株式会社(本社:東京都、社長 髙島英也)は、共同企画したビール「サッポロ 富良野の薫り~ゆるやかエール~」を、全国のイオングループ酒類取り扱い店舗において2017年9月12日より数量限定販売します。  「サッポロ 富良野の薫り~ゆるやかエール~」は、厳選した富良野産ホップと北海道産大麦麦芽を使用した薫り高いエールビールで、当社北海道工場で製造します。  また、富良野の地で爽やかな一杯を楽しむ様子を想像していただけるよう、富良野の風景を思わせるデザインを採用しました。  この商品を通じて、より多くのお客様に「北海道」の魅力を感じていただきたいと願っています。(公式サイトより引用)」 では飲んでみます。 爽やかなポップの香り、バランスの取れた苦味と酸味。麦の甘味。普通に美味しいビールです。 が、わざわざ買うべきビールか?と言われると……はい。微妙です。 新商品だから手にとって、まぁ、美味しいな。それだけで終わってしまうビール。限定醸造ならば、個性が欲しいところかと。飲みやすさ重視なのは分かるんですがf(^^; 香り★☆☆☆☆ 味★★☆☆☆ のど越し★★☆☆☆ コスパ★★☆☆☆

オリオンビール 琉球マイルド

今回ご紹介するのは、オリオンクラフトシリーズ第四弾である琉球マイルドを紹介したいと思います。 『このたび、オリオンクラフトシリーズ第四弾として、「イングリッシュスタイル・マイルドエール」を沖縄の気候風土に アレンジしたRyukyu Mild(琉球マイルド)として開発しました。 口に含んだ瞬間、沖縄県産キビ糖と希少品種の英国産麦芽マリスオッター(Maris Otter)が織り成す香ばしさがふわりと立ち上がり、いつまでも飲んでいたくなるような心地のいい一杯に仕上がっております。 ビールはさらりと飲みたいが、クラフトビールらしさも楽しんでみたい、そんな欲張りな希望を同時に叶えた新感覚なビールです。(公式サイトより引用)』 では飲んでみます。 アンバーと言うより、もはや黒ビールに近い黒茶色。口に含むと見た目とは裏腹にマイルドな香ばしさと甘味が感じられ、苦味はあまりないので非常に飲みやすいです。香ばしさ。甘味。飲みやすさ。説明文通りの味です。レビューいらない……f(^^; 香り★★☆☆☆ 味★★☆☆☆ のど越し★★☆☆☆ コスパ★★☆☆☆ 単体で飲む事を考えると、自分の好みでは無かったので選択肢に入りませんが、食中酒としては非常に良いと思います(*´ω`*)

オリオンビール 琉球セッションI・P・A

今回はオリオンクラフトシリーズ第3弾琉球セッション『I・P・A(インディアンペールエール)』を紹介したいと思います。 『アサヒ オリオン琉球セッション』は、柑橘系の香りが特長のシトラホップによる爽やかでフルーティな香りと苦みの「セッションIPA(インディアンペールエール)」スタイルの上面発酵のビールです。「セッションIPA」は、IPAの特長はそのままにアルコール度数を低めに設定することなどで飲みやすさを実現したビアスタイルです。パッケージは、醸造への想いとこだわりを仕込釜と醸造家のイラストで表現し、沖縄の伝統織物“ミンサー織”の特長である絣かすり模様のデザインを背景とすることで、沖縄で醸造されたビールであることを訴求しています。(公式サイトより引用)』 ぶっちゃけ琉球ペールエールが自分的に微妙だったので、どうなのかなー?と思いつつ飲んでみます。 マスカットのような爽やかでいながら甘いフルーティーな香り。すっきりした酸味の後に、I・P・Aらしい苦味がありながらも、とても飲みやすく苦味はスッと消えていきます。 正直期待してませんでしたが、お見それしました!大変美味しゅうございます! 香り★★★★☆ 味★★★☆☆ のど越し★★★☆☆ コスパ★★★★☆ 見かけたら是非とも手にとってください!美味しいですよ!

サントリー 東京クラフト I・P・A(インディアンペールエール)

今回紹介するのはサントリー東京クラフトから、新発売されたI・P・A(インディアンペールエール)です。 このI・P・Aはクラフトブームを牽引するアメリカで非常に人気のビアスタイルらしく、日本ではヤフーブルーイングさんが出してるインドの青鬼が有名だと思います。 『限定商品第2弾となる今回は、18世紀末に英国からインドへビールを輸出する際に、大量のホップを使用して苦味を強くしたことが名前の由来とされる「I.P.A.(インディアペールエール)」をテーマにしました。シトラスを思わせる爽やかな香りが特長のシトラホップをふんだんに使用するとともに、アルコール度数を6.5%にすることで“柑橘系の鮮烈で爽やかな香りと力強い飲みごたえ”を実現しました。(メーカー公式サイトより引用)』 では飲んでみます。     甘さのないグレープフルーツのような香り、甘味とI・P・Aの特徴である鮮烈な苦味が舌の上を迸る……かと思いきや、それほど苦味は強くありません。が、舌にはグレープフルーツの皮を口に入れたような苦味と香りが残ります。 香り★★★☆☆ 味★★☆☆☆ のど越し★★☆☆☆ コスパ★★☆☆☆ 美味しいのですが……限定商品第一弾のセゾンが、かなり好みの味だったのでちょっと期待外れ感がありますf(^^; 自分の中の比較対象が鮮烈な苦味が特徴のインドの青鬼とキャプテンクロウなのも、物足りなさの原因であると思います。……とは言え美味しいのは間違いないので機会があれば、お試しください。

サントリー プレミアムモルツ 香るエール芳醇

今回ご紹介するのはサントリープレミアムモルツ 香るエール芳醇。限定醸造。になります。 『「ザ・プレミアム・モルツ〈香る〉エール」の特長であるフルーティな味わいと、数種類の濃色麦芽による芳ばしく奥深い香りを調和させ、秋らしい“フルーティで芳醇”な中味を実現しました。 パッケージは、秋の訪れをイメージしたかろやかなオレンジ色を採用するとともに、缶中央に“芳醇”“限定醸造”と記したゴールドのラベルを配置して、限定感を強調しました。(公式サイトより引用)』 では飲んでみます。 色は濃い色麦芽を使ってるだけあり、アンバーのような赤みかかった色合いです。 香りはそれほどせず。飲むと苦味はほとんどありません。甘味と旨味がじんわりと広がります。後味はフルーティーでいながら、旨味と微かな香ばしさが残ります。 通常の香るエールに比べ、確かに通り芳醇な味です。 香り★★☆☆☆ 味★★☆☆☆ のど越し★★☆☆☆ コスパ★★☆☆☆ しかしながら、コレが晩酌の選択肢に入るかと言われると……正直微妙です。同じサントリーなら、京の贅沢で良いかなぁ……。 大手らしいと言えばそれまでなのですが……面白みも個性もないというのが正直な感想です。クラフトビールと違い、大多数に受け入れられることが前提にあるのは分かります。 しかし、この香るエール芳醇は限定醸造。もっと冒険して、個性や面白さを出しても良いじゃない。と、僕としては思うのです。 ノウハウや、個性的なビールが受け入れられる土壌が無いのなら仕方ありません。しかしサントリーは東京クラフトという名前で面白いビールを出してますし、僕としては東京クラフトセゾンはヤフーブルーイングさんの僕ビール君ビールに、勝るとも劣らない味わいでした。 気になる方は飲んでみてください(( ̄_|