今回は岩手県盛岡市にあるベアレン醸造所から、百年麦酒をご紹介したいと思います。 こちらのベアレン醸造所の特徴は何と言っても『百年前の設備』『百年前の製法』でしょうか。 『百年前の設備』19世紀初頭に蒸気機関で使われていたモルトミル。ドイツの小さな醸造所にあった仕込み室をそのまま移設し、百年前の銅釜を使用。麦汁冷却には日本ではベアレン醸造所のみという冷却槽(クールシップ)と世界的にも希少な設備。 それらを使い、百年前の製法を再現し、19世紀四大ビールと謳われ、オーストリア発祥のウィンナーラガーを文献にて調べ上げ、再現した本場でもすでに飲めない希少な麦酒が、今回飲む百年麦酒になります。 ちなみにベアレン醸造所さんはコンテスト等に出品しない方針らしいのですが、日本外国特派員協会主催の「世界に伝えたい日本のクラフトビールコンテスト」にてグランプリを受賞されています。 つなぐビールと言う書籍も出てますので興味のある方はどうぞ。ベアレン醸造所の公式サイトで買えば、サイン希望の方はサインしてくださるそうですよ(笑)(*´ω`* では飲んでみます。 飲むとフルーティーな甘味、旨味の後に苦味があり、更に香ばしさも感じられます。複雑に絡み合った様々なビールを構成する要素がほどけて、じんわりと広がっていく。美味しいビールです。 香り★★☆☆☆ 味★★★★☆ のど越し★★☆☆☆ コスパ★★★☆☆ 美味しい……良い意味で裏切られました。ビール好きの方なら、是非とも飲んで欲しいビールです!!! あっ……公式サイトでは自分でビールをブレンドする混ぜるビールなるものがあるようなので、興味がある方は是非ベアレン醸造所のサイトの方をチェックしてください。
ウイスキー好きがウイスキーのテイスティングを気ままに書かせて貰っています(*´ω`*) 少しでも参考になれば幸いです。