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ホームブランド35年[1980]ウィルソン&モーガン

 (上の画像はひとくちウイスキー様のご好意でいただきました)

ストレート

香り アンティークの家具のような古いニュアンス含んだウッディを主軸に、甘いカラメル、メープル、枝つきレーズン、ブリオッシュが感じられ、アルマコニャックのような熟成感のあるフルーティーさが感じられます。

味 枝つきレーズン、コニャックのような熟成感のあるフルーティー、少しだけネガティブな生木、微かにグレーンのドライさか、瞬間燻製ようなスモークが抜け、古いオーク材を思わせるウッディな余韻が柔らかく残ります。

ロック 隠れていた硫黄や、生木のニュアンスといったネガティブな要素が全面に出てくるのでオススメしません。

ハイボール 不味くはないですが、意味がありません。

種別 シングルカスクブレンデット
構成原酒
香り★★★★★★~★
味★★★★★★~★
総評★★★★★★~★(6~7)
ストレート◎ロック×ハイボール×
オススメ度A


比較的新興のボトラーズであるウィルソン&モーガンの長熟シングルカスクブレンデットウイスキー。

全くの余談ですが、会社が出来たのは僕の生まれ年だったりします。


こちらのボトル……本来ブレンデットウイスキーは熟成したものを数種~数十種の原酒をブレンドするものですが、シングルカスク(単一の樽)ブレンデットと言うことから、恐らくは樽詰の段階から混ぜて35年という年月熟成させた稀有なスペックを持っています。

長熟シェリー系ウイスキーらしく、古いオーク材やコニャックのようなフルーティーな熟成感のあるニュアンスが感じられるのが魅力だと思います。

好みはどうあれ、シェリー系ウイスキーの高騰や日本の市場状況を考えると経験として飲んでみるのも良いと思います(もちろん美味しいですよー

こちらは2015年に発売されたもので、残念ながらネット在庫は皆無ですので、気になる方は是非ひとくちウイスキーさんで!!!

今なら(3月6日時点)プレゼントキャンペーンで一定額以上買うとおまけで、なんと…長熟ウイスキーの代表格とも言える


バレンタイン30年!!!


を付けてくれるので長熟ウイスキーの飲み比べなんて、ゴージャスな事が出来ますよー(*´∀`)



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