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4月, 2020の投稿を表示しています

44.95(クライゲラキ13年)2004

ストレート 香り バニラなどを感じる甘い香り立ち。焦がした砂糖、徐々にジューシーなパイナップル。落ち着くとバニラマシュマロ、少しのハッカ飴と僅かなココナッツ。 味 バニラと少し焦がしたような砂糖のニュアンス、僅かなパイナップルなどのトロピカルなニュアンスと、極僅かなネガティブな樽感と揮発性のあるアルコール感、バニラなどの余韻が続きます。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒  2nd Fill Barrel 香り★★★★★★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★ オススメ度B+ めちゃくちゃではないですが、甘い香りとパイナップル感を感じられるのが魅力的なクライゲラキ。 クライゲラキ……パイナップル出るんですね。 [ノーズ]干し草の敷かれた納屋、ドライフルーツのとろけそうな甘い香り。焦がした小麦粉、インドのレモンピクルスと甘い砂糖。 [パレット]滑らかなスパイス、ピングクレープフルーツマルガリータ、チリソルトの生き生きとはつらつした味わい。加水すると、パイナップル、マンゴーのトロピカルフルーツ、ベイクウェルタルト、グーズベリーフールの甘い味わい。砂糖がけジンジャー、クリーミーなバニラファッジと塩キャラメルをかけたマシュマロが口の中いっぱいに危険なほど味わい深い。

【終売】G&M ライオンラベル グレンリベット15年 57%

ストレート 香り 少し落ち着いた度数を感じさせてくれる円熟した魅力的なアルコール感、岩塩をかけた焼きリンゴのコンポート、甘いメープルフレンチトースト、カラメル等の甘い香り、奥には麦芽を思わせるモルティさが感じられ、全体を下支えしている。 味 溌剌としたアルコール感が口の中を駆け巡り、岩塩、ふじリンゴを思わせるジューシーなフルーティーさと、コーンフレーク、溶かした塩ビターチョコレートのビターな余韻が残ります。 種別 100プルーフボトリング 構成原酒  香り★★★★★★~★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★~(6~) オススメ度A+ これまでリベットで感じた事のない塩分感じれたのはとても面白い経験でした。というか、ブラインドで出されたらプルトニーとか言ってしまいそうです(^^; 不思議と度数が高い割に飲み疲れしないのは、瓶熟による経年変化だと思います。素晴らしい育て方。正に飲み頃ですね。 ライオンリベット……素晴らしい。

SMWS 続くキャラメル味 13.63(ダルモア13年)2005

ストレート 香り 力強い香り立ち、最初はアルコールの刺激が強いですが、落ち着くとバニラやマロングラッセ、甘いカスタードクリームたっぷりのシュークリームを思わせる洋菓子のような香り、アクセントにひとつまみの塩がグラスに広がります。 味 甘いバニラが広がり少し硫黄のようなニュアンス、アイスクリーム、少し加水するとシャルロットポワールのようなフルーティーさ、ラムに漬けたマロングラッセのような余韻も感じられます 種別シングルカスクストレングス 構成原酒2fill バーボン樽 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度A 美味しいバーボン樽ダルモア。ダルモアと言えばシガーモルトと言われたシェリー樽熟成の方が有名ですが、このボトルを飲めばバーボン系も美味しいと思っていただけるはずです。 洋菓子系の甘い香りが魅力的で、ボトリング数が60ちょいで日本限定と結構そそるスペックをしています。 ネックを言えば度数の高さと熟成年数的なアルコール感が強いですが、ニューポティな感じではなく。時間を置けばそれほど気にならなくなりますので、オススメです。 残念ながら在庫はなくなっているようなので、バーで見かけましたら是非。

ディアジオスペシャルリリース タリスカー15年

ストレート 香り 年数以上の熟成感を感じるしっかりとした麦の甘い香り、バニラ、メープル、下支えするようなフルーティーなエステル香に、少しのベリー、潮気とスモークが複雑さを生み出してるよう、樽感はごく穏やかで、とてもグッド。少しミルクキャンディのようなニュアンスとピーナッツ。オフィシャル10年と比べるととてもフルーティーで熟成感があります。 味 プラム、りんごなどのエステル系のフルーティー 、荒々しいブラックペッパーに、潮気とスモーク、そしてフルーティーな複雑な余韻が続きます。 種別 カスクストレングス 構成原酒 アメリカンオークの新樽 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6~) おすすめ度A+ かなり美味しく良くできたディアジオのグッドリリース。 マスターのご好意で10年と飲み比べさせていただいたのですが、新樽だからか15年とは思えない熟成感と、麦感にフルーティー。そしてタリスカーたる塩気もあり、非常に魅力的なボトルです。常に家に一本は置いておきたいですね(なお買えなかった) 18年も美味しいと思うのですが圧倒的にこちらが僕は好きです。 価格的に買いだと思いますが店頭で見かけることはないと思いますので、バーで是非飲んでいただきたいタリスカーです。

SMWS THE BIG SWIRL 大渦

ストレート 香り 甘い香り立ち、洋酒に浸けたドライフルーツ、グリオットクリーム、シェリーらしい革のようなタンニン、メープルシロップ、少しのプラム、赤ワインで感じるベリー系のニュアンスも感じられます。ボディは少し弱いかと。 味 ドライフルーツ、弱くプラムを思わせるエスエル香、少しのタンニンとチョコレート、ごく僅かな硫黄の余韻が続きます。 種別 ブレンデットモルト 構成原酒  1st fill Spanish oak sherry caskで熟成されたウイスキーとバーボン樽で熟成の後、2年以上1st fill American oak sherry caskで後熟された 香り ★★★★★★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) おすすめ度B+ ネガティブな要素が少ない美味しいシェリー樽ウイスキーです。シェリーの要素にエステル系のフルーティーさも感じられ、そこが何より魅力的でしょうか。 ただ、一つ難点を上げれば最初飲んだ試飲会と比べて、二度目に飲んだのは若干薄く感じたので、もしかしたら抜けが早いタイプかもしれません。 ボトルで付き合ってる訳ではないので、そこはなんとも言えないのですが(^^; 値段を考えれば、かなり良くできたウイスキーかと思います。 公式テイスティング 古典的なシェリー樽の風味と赤いベリーのコンポート、ワインガム、淹れたてのコーヒー、磨いた硬木、深みのあるスパイスミックス、トーストしたナッツ、蜂蜜を塗ったブラウントーストと胡桃ワイン。ほんの少しの加水で濡れた葉、ストロベリータバコ、黒糖、アグリコールラム、ごま油、クミンシード、レモンの皮、トーストした木材、ライ麦パンとビターチョコレート。 [パレット]ドライダークフルーツ、メンソールタバコ、ストロベリーワイン、レッドリコリス、湿った土、ローストした栗、ミルクチョコレート、バターミントとフィグロール。熟成されたハーブリキュール、甘いプラムワイン、コーヒーと胡桃のケーキ、コーラキャンディ、チェリーシロップとフルーティーな赤唐辛子の暖かみのある余韻。

SMWS 123.31花屋による死(グレンゴイン10年)

(写真撮り忘れたので、ソサエティさんの画像をお借りしました。怒られたら消します) ストレート 香り 甘い香り立ち、綺麗なバーボン樽の影響を感じるバニラクリーム、爽やかな青リンゴのフルーティーに、エステル、少しの土、時間経過で林檎や洋梨の爽やかなフルーツ香にクリームが感じられます。 味 青リンゴの爽やかなフルーティーさと、アルコールの刺激、クコの実、僅かなチリペッパー、落ち着くとフルーティーさを保ちながら徐々にバニラクリームが混じり始め、爽やかな余韻が残ります。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒  1st Fill Barrel  香り★★★★★★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度B 熟成年数の応じたアルコールの刺激はあるものの、非常に綺麗なバーボン樽の影響と爽やかな青リンゴ系のフルーティーさが魅力的なボトルです。 グレンゴインはどちらかと言うとシェリー樽のイメージが強いと思うので、綺麗なソサエティ   1st Fill Barrel 味のグレンゴインは面白いと思います。 なお開けたては少し時間置くことをオススメします。 [ノーズ]最初はパイナップル・シロップ、その後に砂糖、ココナッツ、桃、ドライアプリコット、天然のバニラ香。その後、ミルクチョコレート、乾燥ココナッツ、春時雨の花々、向日葵の種、そしてキャラメルウエハースも感じる。 [パレット]最初は非常にフローラル。ターキッシュディライト、スパイシーなバーボン、濃厚なクリームブリュレ、そしてオレンジとライムシャーベットを添えたバニラカスタード。加水すると少し繊細な味わいに変化。酸味のあるフルーツを見つけることが出来、長いフィニッシュが続く。

SMWS 84.29(グレンダラン10年) 庭園とキャンディの店

ストレート 香り 香り立ちはアルコールのアタックが強い。それが落ち着くと色とりどり花の蜂蜜、ヘザー、僅かなバニラ、りんごや洋梨を思わせるフルーツ香、ハーブキャンディに少しニューポティなニュアンスもあります。 味 僅かなレモンと洋梨やりんごなどの青い果実のエステル香が口に広がると共に、ほんの少しのバニラ、徐々に舌にスパイシーな刺激、刺激が収まるとはちみつを思わせる余韻が残ります。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒  Refill Hogshead 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) おすすめ度B あんまり見かける事もなく、経験のないグレンダラン。おそらく初めて飲みました。 花の蜂蜜に爽やかなりんごや洋梨を思わせるエステル系フルーツが魅力的です。 ただ……どうしてもとうがらしと評される刺激が若さを感じてしまうので、そこが気になる方にはネックでしょうか。 飲むならスターターとしてがオススメです。 公式テイスティング [ノーズ]たくさんの花の香り、エルダーフラワー、ヘザーハニー、すみれ、ヒヤシンスなど庭のイメージ、バニラ、ルバーブやグースベリージャムのようなシャープな感じのキャンディ屋さん。 [パレット]味わいは甘くフルーティー。オレンジとレモンゼリーのスライス、サマークリーム、ルバーブキャンディとプラム。何か素敵で暖かい生姜のような甘くピリッとスパイシーな要素も感じる。いったん味わいが抜けるとナシのキャンディ、アプリコットジャム、リコリスのマジパン、フィッシャーマンズフレンズのタブレットでフィニッシュ。ヌガーとフォンダンアイシング、アイスクリームを添えた缶詰のナシ、長く続くフキタンポポキャンディのドライでスパイシーな後味。