スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

5月, 2021の投稿を表示しています

KB ケルティックコレクション インチガワー25年 1975年

ストレート 香り 甘く非常に素晴らしい香りたち、煮詰めた黒糖、干菓子、枝付きの最高級レーズンなどの非常に濃いシェリー感、ドライパイナップル、煮た桃、トリュフやマッシュルームを思わせる湿った土を伴うランシオ、微かに感じる金属ぽいミネラルと少しの紅茶、陶酔的。 味 煮詰めた黒糖、はっきりとしたレーズン感をベースに、嫌味のないタンニン、ドライパイナップル、煮た桃、ミネラル感、土ぽいランシオ、加水で最高級葡萄ジャム、非常に長く素晴らしい余韻が楽しめます。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 シェリー 香り★★★★★★★〜★ 味★★★★★★★〜★ 総評★★★★★★★〜★(7〜8) おすすめ度A+ 今オールドモルトが飲みたいなら、日本で一番熱い場所と言っても決して過言ではない京都洋酒研究所さんにて購入したインチガワー。 こちらは以前載せた現状ベストファークラスとセットで購入したもので、ボトリング元が一緒のキングスバリーの最上級レンジのケルティックコレクションのインチガワーです。 インチガワー自体は花動を適当に飲んだことがあるだけでかなり経験値は低いのですが、こちらはリアルシェリーの素晴らしい熟成感の楽しめる素晴らしいボトルでした。 ランシオ香って書いてますが、認識がまだ微妙なので、間違ってたらすいません。 もちろん洋酒研究所さんなので、ヒネなし抜けなしの完璧だろう状態です。 シェリー系のモルトが好きでしたらどこかで味わっていただきたい素晴らしいボトルでした。

SMWS 85.51 腕仕事と入浴剤 グレンエルギン12年

ストレート 香り 華やかな香りたち、少しのニューポッティ、それを上手く包み込むような典型的なバーボン樽のバニラ感、シトラスの爽やかな風味、天津栗のような穀物感。 味 典型的なバーボン樽のバニラ感、シロップ、搾りたてのレモン果汁、少しの蜜入りりんごにシトラスの風味と松脂の爽やかな余韻が残ります。 はなはなぬかなひなひはにはなはなほなのひはねなふな 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 Refill Hogshead 香り★★★★★〜★ 味★★★★★〜★ 総評★★★★★〜★(5〜6)ハイボールなら6 おすすめ度B 安定感のあるSMWSのグレンエルギン伯爵ストレートでも悪くないですが、個人的には贅沢はいほで飲みたくなるようボトルでした。 [ノーズ]面白い香りを最初に感じる。砕いたチョーク、重曹、アスピリン、そしてカーボン用紙。ミネラルな風味が刈った芝、木材用接着剤、フルーツがちりばめられたウェンズリーデールチーズ、樹皮、白い核果、そしてグミ。加水すると挽いた小麦、ブラウンシュガーと乾燥穀物、アグリコールラム、オリーブオイル、砕いたヘーゼルナッツ、レモンピール、そして靴磨き剤。 [パレット] 口に含むと最初は干草の俵、イラクサ茶、蜂蜜の入ったお粥。そして、湿った荒布、樟脳、古い蜂蜜酒が、古きクリーニング屋を彷彿をさせる。柔らかなワックス感とベイリーフも感じる。加水するとラノリン、缶詰のフルーツサラダ、甘いお菓子、松脂、パラフィン。

SMWS 130.5 秩父9年 バーバーショップ・カルテットのハーモニー

ストレート 香り フルーティーな香りたち、少し青ぽいバナナフルーティーを強く感じますが、落ち着くと完熟プラムのエステルフルーツ、甘い麦汁、少しのメープルシロップ、ホップ、さらに時間経過で全ての香りが渾然一体となり面白い。 味 爽やかなホップ、少し青ぽいバナナに、梅酒、麦汁、メープル、僅かにモカコーヒー、少しのパイナップル、ホップとバナナの余韻が続きます。 種別 カスクストレングス 構成原酒 1st fill barrel / Imperial stout 香り★★★★★★〜 味★★★★★★〜 総評★★★★★★〜(6〜) おすすめ度B+ 130.4に続いて130.5です。4がシンプルに秩父らしさとSMWSのバーボン樽感が感じられるボトルならこちらはどちらかというと個性派。 明確な少し青さを残すバナナ感とIPA系の樽とはまた違ったホップ感が感じられ(個人的にスタウト樽はジェムソンカスクメイツしか飲んだことないですかそれを思い出しました)、時間経過でエステル系のフルーティーやメープルシロップなどが感じられる複雑さが面白いボトルとなっています。 どちらが美味しいかというとそこは好みかと。僕としてはこちらが好みで、さらにバーでどちらか飲むならこちらです。 値段が値段ですので、バーでもお安くはないと思いますが気になる方はどうぞお飲みになってみてください。 樽感だけでも感じたい方はジェムソンカスクメイツを飲むのもありかと思いますw ノーズ]香りは、香ばしいもの(大豆、ノリ、小豆のペースト)と甘いもの(モカ、デメララ、蜂蜜)とウッディスパイス(シナモン、シガーボックス、磨かれたオーク)の組み合わせ。 [パレット]甘いメープルパンケーキ、クリスマスプディング、トリークルタルトなど、焼き鳥とタコ焼きとソース、グリューワイン、生姜、クローブ、ビクトリーV、リコリスのしっかりとした味わいのハーモニー。フルーティーなタンジェリン、自家製レモネード、プラム入りのアントンバーグチョコレートマジパン。アメリカンクリームソーダ、ブランデースナップ、オレンジブロッサム等様々な味わいを感じる。 3年間first-fill bourbonで熟成した後、Imperial stout caskへ移し替え。

OB ベンリアック35年

ストレート 香り 非常に豊かなアルマニャックを思わせる香りたち、若干の硫黄感、濃いオールドシェリーウイスキーを思わせる黒糖やみたらしタレ、アンティーク家具、十分な熟成感。徐々に硫黄は消えて、桃のコンポートや黄桃。りんごのカラメル煮。 味 黒糖やみたらし系のシェリー感に、コニャックのようなフルーティー、桃のコンポート、熟成感相当のウッディなタンニン、余韻は少しの桃と鼻抜けにパッションフルーツが感じられます。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★~★(~7) おすすめ度A(ドリシェアで購入できる方はS ドリシェアさんにて購入したOBベンリアック35年。 注ぎたては少し重く硫黄ぽいニュアンスを拾いますが、時間経過でオールドシェリーウイスキーを思わせる近年系のシーズニングシェリー樽では中々味わえない黒糖やみたらしタレ系のシェリー感。経験は少ないのですが当たり年の76ベンリアックで感じられるジューシーで果汁が滴るようなフレッシュ‥‥と言うよりは煮た桃のコンポートや黄桃などの桃感に、オールドトロピカルと言うよりはアイリッシュ系のケミカルさのあるトロピカル感が魅力的なベンリアックでした。 いやー。美味いですね。神戸の有名店へついつい行って勉強して来たくなりますw ボトルは少なくともネット店では完売なのでバーなので是非興味ある方は飲まれてください。 この場を借りて出品者様に感謝を

SMWS 130.4 秩父7年 遠い国からの新しいフレーバー

ストレート 香り SMWSのバーボン樽らしい非常に華やかで溌剌とした香りたち、バニラミルク、カスタードクリーム、秩父らしい少しの青さを感じるバナナのフルーティー、僅かに梅酒を思わせる酸も感じる。 味 バナナのフルーティーに僅かにマンゴーやパッションフルーツ、長熟のスペイサイド系に感じるオーキーと少しのトロピカル系フルーティーの余韻。最後に梅干しを思わせる不思議な余韻も感じられる。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒  香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★〜(6) おすすめ度B+ SMWSらしい綺麗なバーボン樽感に、僕が感じる秩父感が乗ったウイスキー。 130.5に比べてかなり素直に秩父です。 ボトル飲みはそもそも‥‥なので秩父お好きな方はバーで試されてください!!! [ノーズ]醤油に漬けた海苔、梅干し、大根酢、味噌、酒、鮭の照り焼き、サンダルウッドのお香、クレープシュゼットのオレンジリキュールなど。 [パレット]味わいはとても良く、甘くジューシーなマンゴージュース、ザクロ、パイナップル、キンカン、レモングラス、抹茶、クリスマスプディング、フィニッシュにコーヒーとクルミ。加水するとジャスミン茶、甘い桜、レモンバーベナとバニラアイスクリームのラズベリーソースとよりフローラルになる。味わいはまた、より芳しく、シャーベットストローとライチ、葉巻と香りのよいタバコの魅力的なフィニッシュ。

OB グレンリベット25年

ストレート 香り 芳醇な香りたち、メープルシロップや弱めの黒糖、カラメルソースなどの古酒感も感じられる良質でリッチなシェリー樽感、パイナップルや完熟りんご、少しのいちご感、非常に豊かで多彩。 味 メープルや黒糖などの古酒的なリッチなシェリー感、パイナップル、ミルクキャンディ、ごく僅かなフローラル、緩やかな余韻、タンニンと少しのベリー系の余韻が長く続きます。 種別 シングルモルト 構成原酒 オロロソシェリーフィニッシュ? 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★★(7) おすすめ度A+(バッチ差注意) ドリシェアさんにて購入したリベット25年。 ツイートにてドリラジさんの評価がかなり高かったので頼んでみましたが、予想の数倍上を行きました‥‥‥。 現行ではあまり感じられない古酒感を伴う素晴らしいシェリー感に、しっかりとした華やかなフルーツ香が感じられ、ベリー系のニュアンスやトロピカル感。多彩で豊かな香味構成はさすがはオフィシャルスタンダード最高峰。と唸らざるえない素晴らしいボトルでした。 ただ、気になったのは最近のオフィシャルサイトには1980の原酒を厳選されたオロロソシェリーで2年間のフィニッシュとあるのですが、サイトによっては100%シェリー樽原酒で構成と記載されてる所もあり、リベットのラベルチャンジに伴ってハイエンドの25年も構成が変わった可能性があります。 気になったのでリカマンさんにてプラカップですが2019年ボトリングのものを試飲しましたが、ベリー系のニュアンスやトロピカル感も感じられず、香味も薄く感じました‥‥‥。 なのでバッチ差があると思いますのでご注意を。