スキップしてメイン コンテンツに移動

SMWS 130.5 秩父9年 バーバーショップ・カルテットのハーモニー

ストレート

香り フルーティーな香りたち、少し青ぽいバナナフルーティーを強く感じますが、落ち着くと完熟プラムのエステルフルーツ、甘い麦汁、少しのメープルシロップ、ホップ、さらに時間経過で全ての香りが渾然一体となり面白い。

味 爽やかなホップ、少し青ぽいバナナに、梅酒、麦汁、メープル、僅かにモカコーヒー、少しのパイナップル、ホップとバナナの余韻が続きます。

種別 カスクストレングス
構成原酒 1st fill barrel / Imperial stout

香り★★★★★★〜
味★★★★★★〜
総評★★★★★★〜(6〜)

おすすめ度B+

130.4に続いて130.5です。4がシンプルに秩父らしさとSMWSのバーボン樽感が感じられるボトルならこちらはどちらかというと個性派。

明確な少し青さを残すバナナ感とIPA系の樽とはまた違ったホップ感が感じられ(個人的にスタウト樽はジェムソンカスクメイツしか飲んだことないですかそれを思い出しました)、時間経過でエステル系のフルーティーやメープルシロップなどが感じられる複雑さが面白いボトルとなっています。

どちらが美味しいかというとそこは好みかと。僕としてはこちらが好みで、さらにバーでどちらか飲むならこちらです。

値段が値段ですので、バーでもお安くはないと思いますが気になる方はどうぞお飲みになってみてください。

樽感だけでも感じたい方はジェムソンカスクメイツを飲むのもありかと思いますw

ノーズ]香りは、香ばしいもの(大豆、ノリ、小豆のペースト)と甘いもの(モカ、デメララ、蜂蜜)とウッディスパイス(シナモン、シガーボックス、磨かれたオーク)の組み合わせ。
[パレット]甘いメープルパンケーキ、クリスマスプディング、トリークルタルトなど、焼き鳥とタコ焼きとソース、グリューワイン、生姜、クローブ、ビクトリーV、リコリスのしっかりとした味わいのハーモニー。フルーティーなタンジェリン、自家製レモネード、プラム入りのアントンバーグチョコレートマジパン。アメリカンクリームソーダ、ブランデースナップ、オレンジブロッサム等様々な味わいを感じる。
3年間first-fill bourbonで熟成した後、Imperial stout caskへ移し替え。

コメント

このブログの人気の投稿

ミサゴウイスキー

今回は一時期にコスパが良いとTwitterのウイスキー界隈で話題になったミサゴウイスキーを素人テイスティングです。 こちらのミサゴウイスキーは、自分の行動範囲内ですと、イオンでだけ置いているウイスキーになります。 製造元が山梨県にある南ワインビバレッチという会社で、主に輸入ワインや委託ボトリング、PB商品の委託等の業務中心にしており、安ウイスキー(600円)のハチクマの販売もしてもいるようです。 ホームページを見る限り蒸留設備もなく、ミサゴウイスキーに関する記載も無いことから、イオンから委託されたPB商品と僕としては予想してますがさてはて(*´ω`*) ストレート アルコール感、黒蜜、ミートソース、クッキー。ミルキーな口当たり、和三盆のような上品な甘さ、ピールのような苦味が残る。 ロック甘味が一気に開く。 ハイボール 甘くすっきりとした味わい。 種別 ブレンデッド 構成原酒 輸入のモルトとグレーン 香り★★★★ 味★★★ 総評★★★★(4) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度A 一応製造免許と設備を有する甲州やグリーンフォレストを発売するサン・フーズと違い、輸入ワイン等の販売等が主な会社のようなので、先ず間違いなくバルク原酒(輸入原酒)が使われています。 しかしながら、この値段ならば悪くないと思わせるブレンドの出来で、Twitterでも全体的に高評価でした。 ハイボールにするのなら、角よりもコスパも良くオススメ出来る味わいです(´・ω・`)

グリーンフォレストウイスキー

今回はミニストップで、最近見かける梟のラベルが可愛いグリーンフォレストウイスキーを飲みたいと思います。 こちらのウイスキー……インターネットで調べても、製造会社、販売会社、両方のサイトに記載もなく何も出てきませんf(^^; 一応製造会社は酒屋で見かける安ウイスキー甲州や、自社モルト使って無さそうなのに富士山と言う名前を使ったウイスキー作っているサン・フーズさんでございます。 では飲んでみます。 ストレート 食パン、メープル、樽感があり、比較的アルコール感、えぐみを感じる苦味が強いです。良く言えば樽感強い……というべきでしょうかf(^^; ロック 微かに果実を感じるものの、苦味をやはり強く感じます。 ハイボール 甘さが出て来て、苦味が味を引き締めてくれますので、悪くはありません。 種別 ブレンデッド 構成原酒 輸入のモルトとグレーン (星5が平均です) 香り★★★★ 味★★ 総評★★★☆ ストレート△ロック△ハイボール○ オススメ度C- 値段的にハイボール用と割りきれば、悪くはないと感じました。開けたては一瞬ですが、富士山麓を思わせる樽熟香がしたほどです。 が、値段的にあかしを買えますし、700㎜に直すと富士山麓等が買える値段で、あえて買うほどの魅力が備わっているかと言うと……正直ないです。 この値段帯なら僕は富士山麓を買いますし、他に充分魅力的な選択肢があるかなー?とf(^^; 同じように自社モルト混ざってなさそうなウイスキーでも、ミサゴは悪くないんですけどね……。

サントリー AGEING15(エイジング15年)

今回はサントリーのオールドブレンデッドである ストレート 香り コルク臭が若干ついているものの、サントリーらしい非常に華やかな香り立ち、溶剤、湿った木、燃やした割りばし、等のウッディさに、バニラ、完熟果実(強いていえばメロン)の甘い香り。 味 口に含んだ瞬間、深い森林で深呼吸したかのようなウッディさが広がり、革、弱めのピートのスモークが混ざり合い、長い余韻が続く。 ロック コルク臭とひねが強調されてしまう。ウッディさも出る模様。 ハイボール コルク臭が残念でならないが、美味しいハイボール。 種別ブレンデッド 構成原酒 山崎パンチョンやミズナラ中心? 香り★★★★★★☆ 味★★★★★☆ 総評★★★★★~★☆(5ー6)状態が良ければ6ないし、6ー7 オススメ度A 山崎好きならば一度は飲んでもらいたいサントリーのウッディさが凝縮されたウイスキー。 サントリーのオールドボトル系でコスパの良いボトルと言うと、いくつものブログ等で紹介されているように、ローヤル15年でしょうがこれも負けていません! むしろ良くも悪くもウッディな要素は強いと思います。