今回は二代目マスターブレンダーである竹鶴威氏がブレンドしたブレンデッドモルト ニッカピュアモルトレッドを素人テイスティングしたいと思います。
こちらのピュアモルトシリーズは発売当初は宮城峡主体のレッド。余市主体のブラック。そしてスモーキーなアイラタイプと言われていたホワイトの三種類が発売されていたそうなのですが……発売当初はアイラタイプのウイスキーを受け入れられる土壌が育っておらず、残念ながらホワイトは終売となっています。
一応蒸留所に行けばレッド、ブラック共に売っていますが、今は普通の酒屋ではあまり置いていないので地味レアウイスキーでもあります。
ストレート 原酒の若さからか、つんっとしたアルコール感、シェリー系のらしい甘い香りがするものの、まだフルーツやチョコやバニラに例える程ではないです。アルコール感と硫黄感の中に甘さを感じ、余韻に微さなピートを感じます。
ロック 甘みが全面に出て微かなスモーキーなピートとシェリー由来らしき苦味が後を引き締めます。
ハイボール 青りんごを思わせる爽やかさと甘さがあります。
種別 ピュアモルト(ヴァティングモルト)
構成原酒 宮城峡モルト原酒主体
構成原酒 宮城峡モルト原酒主体
ストレート△ロック○ハイボール○
香り★★★★
味★★★★
総評★★★★
オススメ度B(A)ハイボールやロックであればAです。
ストレートでは正直微妙な感じでしたが、加水する事で真価を発揮するタイプウイスキーでしょうか。
開けて時間を置けば硫黄感が薄れ、また違った印象を受けるウイスキーかもしれません。
ちなみに一部のニッカ党は竹鶴をベースに、レッドやブラックをブレンド(遊んで)して楽しむそうなので、それはそれで面白いかもしれませんよw
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