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ベル スコッチウイスキー


今回はベルスコッチウイスキーを素人テイスティングです。

「数種類の上等なモルトをブレンドしたウイスキーは、ブレンドしていない多くの人々を楽しませる」

ベルの創業者アーサー・ベルが記した言葉です。

自慢の商品を市場に投じるためか、1863年にいち早く代理販売店をロンドンで開きます。

1933年にキーモルトとなるブレアソール蒸留所とダフタウン蒸留所を買収、その三年後の1936にはインチガワーも傘下に納めています。

現在は段階的な委譲を経てディアジオ所有へと変わっているようですが……ベルの面白い所は経験豊富なウイスキー愛好家達が新旧のブレンドを比較したとき、新製品に票を投じるそうです。

8年ものなどは終売となっているようですが、創業者の技術と心差しは間違いなく受け継がれているということででしょうか。



ストレート 香り スモーキーなピートの中にメープルシロップを思わせる甘い木香、ウエハースの香ばしさ。
味 スモーキーな香りと樽の渋味、ウエハースの香ばしさと甘さ、スモーキーな余韻。

ロック スモーキーさとどこか塩気を感じ
ます。

ハイボール ピートのスモーキーさと甘さを感じられます。

種別ブレンデッド
構成原酒 ブレアソール(キーモルト)、ダフタウン、インチガワー、グレンキンチー、カリラ。

香り★★★
味★★★★
総評★★★★(4)

オススメ度B

ストレート△ロック△ハイボール○

ストレート等も飲めなくないですが、ハイをオススメします。

余談ですが、キャップに(Afore ye go(汝らいざ進め)」と聖書フレーズが書かれていることから、イギリスでは人生の節目に振る舞われる門出の酒として定着しているそうです。

ちょうど4月と新生活が始まった方も多いと思いますので、この機会にどうぞ(*´ω`*)



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