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7月, 2018の投稿を表示しています

BARREL5(バレル5年)

ストレート 香り オールドシェリーらしい蜜を思わせる濃密な甘い香り、麦菓子を思わせる甘みと香ばしさが感じられ、アルコール感がないため5年表記のものとは思えません。 味 オールドらしいどこか古いタンスのような埃ぽさを思わせるウッディさと、こなれたグレーン感、軽くスパイスのような刺激もあり、余韻はそれほど長く残りません。 ロック ウッディさとグレーンの苦味が強くなります。 ハイボール 微かにウッディさが感じられるオールドハイボール。 種別ブレンデッド? 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★ 総評★★★★(4) ストレート○ロック△ハイボール○ オススメ度B 今回飲んだこちらのバレル5。ミニボトルのセット売りを落としたら、付いて来たもので5年表記と言うこともあり、正直微塵も期待していなかったのですが以外や以外、おっ!と思わせる濃厚な甘さのある香りが感じられます。 しかしながら、香りに反して味はグレーンの軽さや埃ぽさを伴うウッディさがメインで、香りに対する期待を裏切られてしまいました。 悪くは無いのですが……また買うかと言うと……。値段もフルボトルだとそれほど安くないようなので、バーで見かけたら遊びで飲むくらいで良いかと思います。 それと大変申し訳無いのですが、調べてもほとんど情報が出てこなく原酒どころか、メーカーすら分かりません(^^; もしご存知の方が居られればご教示していただければと思います。

ガトーアクアヴィーテ【トロピカルボウモア】についての提案

いつもこのような情報量も微妙な弱小ブログをご覧くださり、ありがとうございます。 いつもはウイスキーか、もしくはビールのテイスティングを自分勝手に、多少は皆さんの参考になればと書いていますが、今回は面白い事を思いついたんです。 面白いと思ったら是非皆さんの力で広めて欲しいと思います。 その名も……ガトーアクアヴィーテ!!! ……あっ、はい。自分のネーミングセンスの限界なので、もっと素敵な名前があればそちらにしたいと思います。 ガトーアクアヴィーテ。単純明快に一言で言うならばウイスキー使ったケーキです。 いやいや、もうウイスキーをケーキやチョコに入れるとかそれなりにあるじゃんと思うでしょう。おっしゃる通りです。 僕が提案したいのは多様な個性を持つウイスキーをケーキで表現したものです。 尊敬する方の一人である某有名ウイスキーブロガーの方が書いていらっしゃいましたが、ウイスキーに興味をもっと持って貰うためにウイスキーベースのカクテル。ウィスクテイルなるものが作られたそうです。 詳しくは言うに及ばずそちらをご覧いただくとして、ウィスクテイルのターゲットはカクテル等のお酒は飲むけど、ウイスキーそれほど興味の無い方だと思われます。 自分はガトーアクアヴィーテを多くの洋菓子店で作られるようになれば、ウイスキーどころか、お酒に興味の無い女性の方々に少しでも興味を持っていただけるのではと思っています。 ……今年は名古屋、秩父、大阪と三ヵ所ほどウイスキーのイベントに参加しましたが、何せ圧倒的に男の多いことっ!!! 大阪はまだカップルで参加する方がいたようなので、ましですが基本的男8の女2という割合でした。 女性と、ウイスキーについて語れる世界線へ行きたいと思いませんか? ウイスキーは知れば知るほど本当に面白く、かつ飲み方に万能性があり、悪酔いしにくく、実はコスパも良いお酒なので多くの女性にも飲んで欲しいと思っています。 ウイスキー業界は女性層の取り込みができ。 洋菓子業界も酒飲み達がウイスキーのつまみにケーキを買って行く。 メリットしかないではないですかっ!(デメリットが思い付かないだけ と乱文で語ったところで実際に作らないと絵に描いた餅ですらないので...

グレンモーレンジ10年 80年代

今回はだいぶ前にオールドボトルが破格の値段で楽しめる、お酒の美術館さんで飲んだグレンモーレンジィの80年代流通品を素人テイスティングです。 グレンモーレンジィは10年→TEN→オリジナルと表記が変わって行くので、こちらは少なくとも80年代。 詳しい年数は……すいません。オールドボトル自体初経験だった為、まったく気にしてませんでした。 香り 麦の香ばしさ、微かに甘いココナッツのような香りに、モルティな甘さとフルーツが感じられる。 味 モルティな甘さと微かに桃のように感じるフルーティーさが見事なバランス。麦のな香ばしさも感じられ、突き抜けるように香りが抜けていく。 香り★★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度A オールドボトルの相場としては今のところ(2018年中頃)は7000円~8000円ほど。今ほど洗練された印象は無いものの、確かに完璧と言われるグレンモーレンジィウイスキーの系譜を感じられ、モーレンジィ好きならば是非飲んで欲しいボトル。 一本買いについてはオールドである以上少なからずリスクがありますので、信頼出来るバーなので試して、どうしてもボトルが欲しくなったら買うことをオススメします(*´ω`*)

ボウモア18年 旧ラベル

(上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はボウモア18年の旧ラベルを素人テイスティングです。 旧……と言ってもオールド等ではないのですが、つい最近ラベルチェンジが行われると共にパフューミーな香りが消えて美味しくなったと評判ですので、旧ラベル表記とさせていただいてます。 ストレート 香り 穏やかなピートのスモーキー、微かにメープル、ドライフルーツ、鼻の奥を刺激するような湿布、ミント、メンソール等の冷たい印象。 味 ドライフルーツの甘さ、穏やかなピート、湿布、麦の香ばしさ、湿布やミントの鼻抜け、麦の香ばしさとピートの余韻が長く続く。 ロック 湿布、ヒヤピタ、ピートが際立ちます。 ハイボール 湿布とピート、ミントの冷感ハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★★(6) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B+ 12年、シェリーマチュアード、18年と続けて飲んで来ましたが、ボウモア好きの方々に怒られるの承知で言わせていただきますと……僕の印象は熱さまシートです。 いや、こいつ何言い出してるんだ?と思うかも知れませんが、子供頃は何でも口に入れたり舐めたりするアホな子(今もよろしくはない)でして、熱さまシートって冷ますためにメンソール的なスースーする成分が入ってますし、多少湿布ぽい香りに、表は紙なので……熱さまシートを美味しくしたやつで脳が勝手に記憶したんです。 そうっ!悪いのは脳味噌!おらは悪くねぇだ! 大分頭の悪さがにじみ出る素敵な文章失礼しましたm(__)m 一万円以下で手に入る事を考えると、今のアイラ系の相場考えるとかなりお買い得なので、一本買いも悪くないと思います。  しかしまだボウモアを未経験の方にはひとくちウイスキーの ボウモア3ピースセット (12年、シェリーマチュアード、18年)を勧めたいですね。もちろんバー等でもお試しください。

ボウモア9年 シェリーカスクマチュアード

(上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はボウモアシェリーカスクマチュアード9年を素人テイスティングです。 こちらのボウモアは元々免税店向けの商品でしたが、昨年から日本でも入手出来るようになりました。 ボウモア&シェリー好きからの評価はかなり良く、五千円という手頃感(シェリーカスクとアイラは高騰しており、相場を考えると安い)もあり、評判の良い一本になります。 ストレート 香り 酸を感じる香り立ちにアルコールの刺激と弱めのピートのスモーク、ゴムなどを思わせる硫黄、ドライフルーツ等のシェリー樽の要素が感じれます。 味 ドライフルーツ、硫黄等のシェリー感が主体で、そこにパワフルなアルコール感とスモーキーさとモルティな香ばしさが感じられ、余韻は中程度。 ロック 最初に硫黄やドライフルーツ等のシェリー感を感じやすく、後からピーティさを感じます。 ハイボール シェリー感とピーティさを感じれます 種別 シングルモルト 構成原酒バーボン貯蔵後にシェリー樽? ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B+ 僕が今まで飲んだ中で一番近く感じたのは昨年発売されたニッカの限定品であるクロスオーバーでしょうか。しかし9年熟成の若さやグレーン無さ、微かに感じられるヨード等明確な違いがあります。 シェリーカスク系のアイラを飲んでみたい人にとっては、かなりありがたいウイスキーかと思います(*´ω`* 一本買いも悪くないですが、気になるの方はバーか ひとくちウイスキー さんでどうぞー。 ……僕としては同じ免税店向けならバーボン樽主体のゴールドリーフが好みだったり(ぼそっ

【アイラの女王】ボウモア12年

(上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました   今回はアイラの女王と評され、アイラで一番バランスがとれている標準的なアイラウイスキーと言われるボウモア12年の素人テイスティングです。 創業はアイラ島最古と言われる1779年。創業者のジョン・ハンプソンは農場経営者、採石場経営者、建築家、郵便局長、そして蒸留家と様々な顔を持っていたため、どれ程の力を注ぎ混んでいたかは不明ながら設立から一定の期間は小規模蒸留だったそうで、1837年にグラスゴーのW&J・マター社に買収された時の年生産量は3640リットルほどだったようです。 その後50年ほどで250倍近い90万リットルまで拡大。その後は様々な所有者の手に渡り、現在はサントリーが所有者となっています。 ボウモア蒸留場の特徴としては、今でもウイスキー作りに使用する約4割の麦芽をフロアモルティング(フェノール値は25ppm)を行っており、残りの6割は多くの蒸留所(ニッカなども)と同じくモルトスター(旧ポートエレン)にレシピを渡して、フェノール値20~25ppmの麦芽作って貰っているようです。 ウイスキー作りの工程を全て見て学べる蒸留場としても知られており、クレイジージャーニーで目白田中屋の店長である栗林さんが特集された時に蒸留所の様子も映っていますので、見られる方は見てみてください。 ウイスキーが飲みたく、そしてアイラに行きたくなります(笑) ストレート 香り 保健室のようなピート香、奥からフルーティーな香りとモルティな香ばしさ、微かに花の香りも感じられます。 味 ピートのヨードと香ばしさ、フルーティーさとモルティな香ばしさが余韻として残ります。 ロック ヨードの香りに、花、モルティ香ばしさ、胡椒も感じます。 ハイボール ピーティさとフルーティーさを味わえるハイボール 種別シングルモルト 構成原酒バーボン樽シェリー樽 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B+ スーパーなどでも気軽に買えるウイスキーでもありますし、バランスが良く、アイラウイスキー入門に進められる理由が分かるウイスキーでした。 ...

【雑感】ボウモア13年 ハンターレイン

今回は更新を忘れていた評判の良いボトラーズのハンターレインボウモア13年の雑感を乗せさせて貰います。何で雑感かと言うと……テイスティングから半年経っており、なおかつ梅田の阪急百貨店で試飲したのですが、近くにパン屋さんがあり……(^^; いつも以上にふーん……とご覧下さい。 香り ピートのスモーキーさ、焼きたてのパン甘さを伴った香ばしさ、ココナッツミルクを思わせるトロピカルでミルキーな香り、柑橘系を思わせるフルーティーなさも感じられます。 味 ピートのスモーキーさと柑橘系のフルーティーさココナッツミルク、モルティな芳ばしさ、焚き火のようなピートの余韻の中にフルーティーさが混ざるながら消えていきます。 種別シングルモルト 構成原酒バーボン樽 香り★★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★★(6)暫定 オススメ度B(暫定) 最近カリラなどを飲んで分かったのですが、自分はどうもアイラ系だとバーボン樽熟成の方が好きなようです(*´ω`*) ハンターレイン社からはボウモアの14年、15年等も出てるようなのでそちらも機会があれば試してみたいと思います。

【雑感】グレンフィディック 90年代?

今回は、だいぶ前に京都のお酒の美術館さんでいただいたグレンフディックを素人テイスティングです。 といっても、まだオールドボトルの深淵の入口すら分かっていなかった時の感想。そして店の方に年代を聞かないと言う体たらくぶりなので雑感とさせていただいてます(^^; 普段以上にふーんと読んでください(笑) グレンフィディック蒸留所については12年の方に軽く書いていますので、よろしければそちらをご覧いただければと思います。 香り リンゴや洋梨、微かに南国のフルーツのようなフルーティーさとメープルの甘い香り。 味 麦とコーヒーのような芳ばしさのあとにフルーティーな余韻が薄くなりながら消えていく。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B+ こう言うと懐古主義者扱いされそうですが、この間飲んだ現行品より美味しい印象が残っています。際立つ個性はありませんが、ふとした時に飲みたくなるフルーティーさが際立ち、麦の香ばしさが感じられる優しいウイスキー。 値段的にも一部を除き現行ボトルと変わらない相場なので、バーなので試して気に入ったら同じ年代のボトルを狙って見るのもありかと思います。

【異端】ブナハーブン12年

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回は強烈なピート、ヨード香で名を馳せるウイスキーの聖地アイラ島の蒸留所中でも最も軽いテイストで、異端とも言われるブナハーブンを素人テイスティングです。 ブナハーブン蒸留所の設立は1881年。ウィリアム・ロバートソンとジェームズ・グリーンによって設立されました。 蒸留所の建設に先立ち、付近では道路と埠頭、労働者のための住まいや、子供たちのための学校等が作られ、その総工費なんと三万ポンド(ざっと調べた19世紀貨幣価値にすると20億から24億くらいだそう) しかして、創業2年目にして一万ポンドの収益を叩き出したととのことです( ̄▽ ̄;) さて、ところでアイラ島にある蒸留所の中で何故ブナハーブンが他と比べライトテイストなのか? 自分が調べた一説では、スモーキーなシングルモルトとしてアイラ島のウイスキーが名を馳せる前。主な顧客はウイスキー愛好家達ではなく、主に大手のブレンド業者が重要な顧客であり、あくまでも数多くのブレンド用モルト原酒の一つとして、スモーキーフレーバーを加える為だけに使われていた為、受注量が少ないという問題を抱えていたそうです。 そうした実情から、ノンピート原酒や軽くピート焚きした原酒が作られるようになったそうな。 所有者交代を経てバーン・スチュワードの傘下になった現在はマッカラン、ハイランドパーク、グレンゴインと並びシングルモルトの好調につき、集中的な販売と生産に力点が置かれているようで、現在はピートをたっぷり焚き込んだヘビーピートタイプ等が多数販売されています。 ストレート 香り 青リンゴのような爽やかな果実香、干し草、メープルシロップをたっぷりかけたホットケーキ、微かにウッディな要素を感じますが、ヨード、ピート等はほとんど感じられません 。 味 シェリーの影響を感じさせるメープルのような甘味、上品なスモークが鼻を抜け、ピートと麦の香ばしさ、シェリーの酸味、ウッディで、どこか塩気を感じるような余韻が長く続きます。 ロック 麦の香ばしさと甘味が引き立ち、塩気、チェロス(ラテンアメリカの揚げ菓子)のようなイメージが湧いて来ました。 ハイボール 麦の香ばしさと甘味、塩気、微かなピート等がバランス良く感じられるハイボール 種別シングル...

【スコットランドで最も美しい蒸留所】ストラスアイラ12年

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はスコットランドで最も美しい蒸留所と言われ、シーバスリーガルのキーモルトとして知られるストラスアイラ12年を素人テイスティングです。 ストラスアイラはアレキサンダー・ミルトンとジョージ・テイラーが1786年に設立。 元々の名はミルタウン蒸留所でしたが、商品名であったストラスアイラに3代目オーナーの時代の1870年変わった。もしくはシーバス・ブラザーズの傘下に加わった1950年の翌年である1951年にストラスアイラとなったという2つの情報があります。 蒸留システムは銅の蓋付きステンレス製マッシュタンが一基。オレゴン松製ウオッシュバックが10槽。ポットスチルはランタン型とバジル型がそれぞれ一組、計四基となっているようです。 自前の熟成庫もあるものの、3棟しかないためにすぐ近くにあるというグレンキース蒸留所にパイプで送られ、熟成、備蓄と特殊な方式が取られているようです(*´ω`*) ストレート 香り 青リンゴ、プラム等を思わせるフルーティーな香り立ち、ミント等のハーブ系の清涼感、つんとしたアルコール感、フルーツパウンドケーキ。 味 フルーティーさとドライフルーツを思わせるシェリー感、青リンゴの爽やかさ、スパイス、少しだけピートが顔を出し、蜜入りリンゴを食べたような余韻が一瞬だけ顔を出します。 ロック 青リンゴ、モルティな麦感、ピートが顔を出します。 ハイボール フルーティーさがありながら、ピートが後を引き締めてくれるハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 バーボン樽原酒シェリー樽原酒 香り★★★★★ 味★★★★ 総評★★★★~★(4~5) ストレート○ロック△ハイボール○ オススメ度B シーバスリーガルが好きなら是非一度は飲んで見て欲しいウイスキー。しかしてシーバスリーガルがよほど好きじゃない限り、コストパフォーマンスを考えると一本買いは……うーんf(^^; 好みがあるのでシーバスリーガルがお好きならバーや ひとくちウイスキー さんで試されてはどうでしょうか?

ジョニーウォーカープラチナム18年

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はゴールドリザーブに引き続きジョニーウォーカープラチナム18年を素人テイスティングです。 こちらのプラチナム18年は代々ウォーカー家が特別なお客様だけに供していたプライベートブランドに、マスターブレンダーのジムビバレッジが現代の息吹を吹き込み完成させたというウイスキーです。 ストレート 香り 完熟したプラム等のフルーティーさとハチミツの甘い香り、熟しすぎた果実や溶剤のような鼻の奥を刺激する香り、 モルティさの中に微かにスモーキーさも感じられます。 味 穏やかな飲み口、モルティな甘味、スモーキーさが静かに広がり、ブドウの皮やタンニンのような渋み、緩やかな余韻が静かに消えて行きます。 ロック 果実、スモーキー、タンニンが感じられる穏やかな味わい。 ハイボール 穏やかでスモーキーなハイボール。 種別ブレンデッド 構成原酒 香り★★★★★ 味★★★★ 総評★★★★★(5) ストレート○ロック△ハイボール△ オススメ度B- ストレートで言うならこちらですが、ロックやハイボールでならゴールドリザーブが美味しいですね。 ただこの値段のこれを買うならば他に候補となるミドルレンジのブレンデッドやシングルモルトが自分の中では出てきますf(^^; 好みがあると思いますし、決してお求め易い値段でもないので、バーや  ひとくちウイスキー さんで試すのをオススメします。

ジョニーウォーカー ゴールドラベル リザーブ

 (画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はジョニーウォーカーゴールドラベルリザーブを素人テイスティングです。 こちらは1820年の創業以来、7世代受け継がれる卓越したブレンディング技術その技術を称えて作られたそうで、ジョニーウォーカーのマスターブレンダーが厳選した貴重な貯蔵樽のウイスキー原酒をブレンドした快楽的で贅沢なプレミアムスコッチ ウイスキーとのこと。 ラインナップにプラチナム18年が加わることで、残念ながら18年のエイジ表記がなくなっています。 ストレート 香り 干し草や青い果実、ピートの煙さ、鼻の奥を刺激するアルコールの揮発性の中にハチミツ、カラメル等を思わせる香りを感じられるものの、持続性は低い。 味 青い果実を思わせるフルーティーさがあるものの、ピートの煙さに、食パンの白い部分を思わせるモルティさ、スパイシーなアルコールの刺激が余韻となって残る。 ロック フルーティーさを感じやすくなり、スモーキーさを味わえストレートよりも美味しいです。 ハイボール 果実感とスモーキーさを感じられるハイボール。 種別 ブレンデッド 構成原酒 香り★★★★ 味★★★★ 総評★★★★(4) ストレート△ロック○ハイボール○ オススメ度B- さすがのジョニーウォーカー良くまとまっており美味しいのですが……ストレートは5000円近い値段を考えると微妙。ディアジオのオススメが冷凍庫に入れて冷やして飲むことなだけあり、ロックやハイボールだと美味しく飲めます。 しかし5000円近い値段帯を考えるとシングルモルト等の候補がいくつか上がり、ブレンデッドならシーバスの18年等が買えます。ジョニーウォーカーラインナップの中で見ても微妙……f(^^; 一本買いする前に買う前にバーや ひとくちウイスキー さんで試すのを進めます。

グレンモーレンジ18年

(上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回は10年、ラサンタに引き続き18年を素人テイスティングです。 ストレート 香り 花の香り、麦菓子のようなモルティな甘さと香ばしさ、アーモンド等のナッティさも感じられます 味 モルティな甘さと香ばしさ、ドライフルーツ、スパイスのような刺激、アーモンドのようなナッティな味わいが楽しめます。 ロック 甘さを伴った花のような香りとまろやかな味、スパイスのような刺激を味わえます。 ハイボール 華やかな香りとモルティな甘さを感じられるものの、シェリー樽の影響か。スパイスのような刺激をハイボールでも感じます。 種別シングルモルト 構成原酒 ファーストフェルバーボン樽原酒をシェリー樽で後熟。 香り★★★★★~★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) ストレート○ロック○ハイボール△ オススメ度A ファーストフェルバーボン樽で熟成したあと、シェリー樽に移し替えて更に熟成させたグレンモーレンジの18年物。 これだけの情報ですとラサンタを思い起こす方もいると思いますが、こちらはバーボン樽(アメリカンホワイトオーク)原酒が基本で、アクセントにシェリーを感じるバランスの良い仕上がりになっています。 10年の上位互換、正統な進化系と言った所でしょうか。 当たり前と言えば当たり前ですが10年と比べ、熟成感があるのでストレートが一番美味しいです。 ハイボールも悪くないですが、ハイボールにするなら10年で充分だと思います。 一万円で買えるオススメウイスキーとして良く名前が上がる銘柄でもあり、安くはありませんが、10年を気に入ったならボトル買いを視野に入れても良いかと思います。 もしくは最近更新したグレンモーレンジ10年、ラサンタ、18年をワンショットずつ飲み比べ出来るひとくちウイスキーさんの グレンモーレンジセット もオススメですよー(*´ω`*)