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SMWS 128.7(ペンダーリン5年)古いブランデーに落ちてしまった!

ストレート 香り 古いブランデーを思わせる5年とは思えない香りたち、完熟した黒葡萄のフルーティー、磨いたオーク材、ミルクチョコレート、ダージリン、奥にはアイリッシュを思わせるケミカルな桃が明確に感じられます。 味 若いアルコールの刺激がありますが、刺激が落ち着くと、完熟したオレンジや少し上品なダージリン、パッションフルーツ、明確に完熟した黄桃や、固めの白桃のフルーティーが口いっぱいに広がり、白胡椒のアクセントに桃の余韻が長く続きます 種別 シングルカスク 構成原酒 バヤック 香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(6~7) オススメ度S これ、個人的に超オススメです。試飲会で強く印象に残ってたので再度飲んでみましたが、70年代のトロピカルのような陶酔感が感じられるボトルではないですが明確な桃感や、ダージリン、ブランデー思わせる香りなど5年とは思えない魅力に溢れています。 桃感に関しては少し前に信濃屋で出て話題になったギィピナールが一番近い印象で、後はアイリッシュぽい感じが近いでしょうか。 なので、アイリッシュのようなケミカル?さが苦手な方は微妙かもしれません。 ソサエティ会員なら買うべきとは言いませんが、一度は飲んでみて欲しいボトルです!

SMWS7.226(ロングモーン15年)炬燵で蜜柑

ストレート 香り 甘い香りたち、できたての暖かいパンケーキにバニラアイスクリーム、オレンジ系の正に蜜柑を思わせるフルーティーな酸味と甘い香りに、爽やかな印象を受けます。 味 ジューシーな蜜柑が口の中で溢れ、オレンジピールの苦みに、暖かいバニラやパンケーキ、爽やかな蜜柑の酸味と蜜柑のようなフルーティーな余韻が続きます。 種別シングルカスク 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★★(6) オススメ度A 会員向けウイスキー販売のウイスキーソサエティの日本向けシングルカスクです。 前回のヌリッシユが飲めなかったので、是が非でもと飲みましたw まさに炬燵で蜜柑のタイトル通りのキャチーな蜜柑のようなフルーティーさと暖かさが印象的なロングモーンです。 特に蜜柑などの柑橘系のフルーティーさを求める方にはドンピシャで買うべきだと思います。 ストレートでも美味しいですが、ハイボールが特に蜜柑系のフルーティーさが分かりやすく、正直爽やかさもあるので夏にごくごくハイボールでいきたいですw これを書いてる時点で売り切れてるようなので是非バーなので、ハイボールで飲んでみて欲しいボトルです(*´∀`)

サンジバー シークレットスペイサイド25年(1993)

ストレート 香り リッチな香り立ち、サルタナレーズンやプルーンを思わせる濃厚やドライフルーツ、リッチな磨いたオーク、長野パープル、甘いキャラメル、少しのチョコレート、良い香りですが、開けたてだからか全体的に揮発性のアルコールの刺激を感じます。 味 リッチな磨いたオーク、ドライフルーツ、黒葡萄の皮、タンニンの渋味、アルコールの刺激、余韻は長くドライフルーツや、リッチなオーク、葡萄の皮、タンニンと続きます。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒  香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~ 総評★★★★★★(6~) オススメ度A 間違いなくシェリー系のウイスキー好きなら刺さるだろうシークレットスペイサイドです。 一体どこなのか……ワッカラン(・・? ただ少し前のボトルになりますが、濃さや全体的のバランスだと、モルトマンのシークレットスペイサイドの方が全体的に優れていたように個人的には感じるので、マッカランがお好きならそちらの方が刺さるかも知れません。 まぁ、どっちみちボトルでは売り切れて買えないので、バー飲みになりますが(^^; シェリー樽系がお好きでたら、どこかで試されてください。

トマーティン27年(1990)信濃屋ボトリング

ストレート 香り 非常にフルーティーな香り立ち、桃のシロップ煮、黄桃、少しのマンゴーなどを思わせるトロピカル系フルーティー、高級バニラアイスクリームの甘さに、時間経過でパパイヤとマンゴークリーム、パッションフルーツも出てきます。 味 パッションフルーツ、フルーツキャンディ、上品な白桃のフルーティーに、少しの樽感を感じるスパイスに、パッションフルーツを主体にトロピカルな余韻が緩やかに続きます。 香り★★★★★★★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(7) オススメ度A+ 素晴らしいトロピカルトマーティン! 勿論76年等の全力トロピカルには及ばないとは思うのですが(76トマーティンは未飲なのでわかりません)パッションフルーツを中心とした確かなトロピカル感が感じられ、求める方には桃やマンゴーも感じられます! 値段的に安くはないですが、今のウイスキー相場とトロピカル感を求めているのなら買って良かったボトルだろうと思います。 残念ながら財政圧縮中の僕は買えませんでしたが😇 トロピカル好きで未飲でしたら、是非バー等でお試しください! [公式コメント] 【香り】 カスタード、プリン、バニラ系のウッディな香りとメンソールの煙草。 徐々に苺、フルーツキャンディー、フレッシュなフルーツの香り。 【味わい】 口に含むと、キウイフルーツ、みかん、クエン酸系果実からグアヴァ、 パッションフルーツのトロピカルフルーツへ変化し、 フルーツサラダ、フーセンガムへ続く。 【フィニッシュ】フィニッシュはアプリコット、洋梨、 ルビーグレープフルーツとジンジャー、ペッパー、 新木系のスパイスが心地良く続く。 【コメント】フルーティーな味わいが非常に好印象のトマーティン。

ピアレスコレクション ストラスアイラ37年(1967)

ストレート 香り 非常に熟成感がある滑らかな香りたち。穏やかな花の蜜、上品な洋菓子、和三盆のような甘い香りが立ち上がり、ミルクキャンディ、甘酸っぱいパイナップルのフルーティーさ、パッションフルーツなどのトロピカル感も奥にしっかりと感じられ、素晴らしい。 味 熟成感があり、古い家具などを思わせるやや強めのオーキ、パイナップルのフルーティーさとミルクキャンディの甘味、余韻にかけてパイナップル、パッションフルーツの南国感が広がり長く続く。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★★~★ 味★★★★★★★~★ 総評★★★★★★★~★(7-8) おすすめ度A+ 旨く無いわけがない。60年代ピアレスストラスアイラ。 ストラスアイラらしいフルーティーで甘い香りに、熟成感とトロピカルが混ざれば……間違いないです。 もちろん決して簡単にぽんぽん飲めるボトルでも金額でもないですが、京都に行く機会があれば王田珈琲さんで是非飲んでみてください。

グレンモーレンジィ18年(90年代後半流通)

ストレート 香り 敏内変化か、アルコール感を感じない良くこなれた香り立ち。メープルパンケーキを思わせる甘いモルティな麦感、砂糖付けオレンジピールのフルーティー、ミルクキャンディも僕は感じます。 味 パンケーキの甘い麦の旨味、フルーティーさが鼻を抜け、素朴な麦とオレンジピールのフルーティーな余韻が長く続き、少しナッティも混ざります。 種別 シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度A 「こういうので良いんだよこういうので」 と言いたくなるような突出した所や、派手さがある訳ではありませんが、しみじみと麦旨で、フルーティーもある美味しいモーレンジィでした。 アルコール感もおそらくこれがもう少し時間経つとひねぽい香りになるのかなぁ。という良い意味でギリギリの飲み頃。 京都の珈琲さんで飲めますので、熟成されたウイスキーのように深みのある美味しいブレンドコーヒーと共に機会があればどうぞー。

カリラ14年 ウイスキーマガジン(1992-2006)

ストレート 香り 穏やかなスモークを感じる香り立ち、少しの燻製ベーコン、優しいバニラと甘い麦感が感じられ、どこか少しフルーティーさもあります。 味 度数と年数とは裏腹に優しく穏やかなバニラの甘味とスモークが鼻を抜けます。燻製バニラアイスクリームのような余韻が残ります。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★ オススメ度B+ ウイスキーマガジンが出したカリラ。こう言っては言葉足らずになるかもしれませんが、ああ……美味しいカリラ。と思える本当にカリラらしいバニラ&スモーキーなやつです。 ボトリングから時間が経ってるからか。度数の強さやアルコール感もほとんど感じず柔らかいので、カリラ好きは是非京都の美味しい珈琲屋さんで飲んでみてください。

ボウモア1969

ストレート 香り 深く柔らかい非常に明確なパッションフルーツ、マンゴーなどの上品なトロピカルフルーツと、素晴らしい熟成感がグラスから溢れ、微かに香茸や香木のニュアンスが混ざるおそらくランシオ香もあり、複雑で奥深い、ずっと嗅いでいたいような陶酔感も素晴らしく。言語の限界を感じる。 味 口に入れた瞬間に陶酔感を伴う素晴らしいパッションフルーツやマンゴーのトロピカル感が広がり、凄まじく長く素晴らしい余韻が残ります。言語の限界。 種別 構成原酒 香り★★★★★★★★★ 味★★★★★★★★★ 総評★★★★★★★★★☆(9~) オススメ度X ある方に特別な機会をいただき飲ませていただいた素晴らしいボウモア。 自分の世代……二十代ではなかなか飲む機会もなく、上の世代の方々が言うボウモアのトロピカルとか陶酔感って何?状態をハンマーでぶん殴るように理解させてくれるウイスキーです。 こんな素晴らしいものを飲ませていただき感謝しかないです。この場で改めてお礼を。ありがとうございます。 正直、このレベルだと表現とかテイスティングとか野暮というか言語の限界を感じますね(^^; 何時間でもグラスを嗅いでいたくなります。 是非飲んでみて欲しい所ですが、このレベルだと状態やそもそも置いてあるバー、金額などハードルが高いのでオススメ度はXとさせていただきました。 一応★9にしてますが、間違いなく自分の飲んだウイスキーで一番美味しいです。★10ですがこれ以上もあるとのことだったので、出会うことを祈り9.9としました。

ピティヴァイク28年 (ディアジオスペシャルリリース)

ストレート 香り 華やかで熟成感の感じられる香り立ち、立ち上がりは穏やか。徐々にフライパンでバターを溶かしているようなミルキーで非常にバターのオイリーな香り、パンケーキの生地をフライパンに流し入れて、焼いているようなモルティな甘い香り、最後に洋梨のソースと皮付きの角切りリンゴをトッピング。 味 刺激のない熟成感の感じる口当たり、洋梨のピューレ、角切りリンゴのフルーティーさが広がり、バターをたっぷり染み込ませたパンケーキを口の中に頬張ったようなモルティな甘味を伴ったバターが広がり、余韻にかけてはバターに最初に感じたフルーティーさが再び顔を覗かせ、長い余韻が続きます。 種別 カスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(6~7) オススメ度A 1975年にダフタウン蒸留所の増設目的で稼働し、保有会社が買収された1993年に近年に出来た蒸留所ながら、不要とされすでに閉鎖され、ピティヴァイク蒸留所のスペシャルリリースです。 印象としてはまさにバタースコッチの言葉が似合うウイスキーかと思います。酒質としてそうなのかはピティヴァイクの経験が浅すぎて分からないです(^^; これを飲んだバーには花と動物もまだ残っていたのですが、マスターいわく、ガチガチのシェリー系で酒質は分からないとのことでした。 まだボトルも買えますが、値段的にボトル買いはなかなか覚悟が必要だと思うので、バーなどで是非お楽しみください!

スリーリバースダイナソー ウィリアムソン(ラフロイグ)13年(2005)

ストレート 香り 明確な甘いスモーキーな香り立ち、炭火焼きのような強いスモーク、黄色い沢庵、レモンキャンディのフルーティーさが感じられます。 味 香りよりも優しいスモークと甘味が広がり、徐々にレモンキャンディの甘さとフルーティーに変化していきます。余韻にかけて強烈な炭火焼きのスモークが残ります。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5~6) おすすめ度B+ 精力的にリリースを行い日本の会社としてはおそらく極少ないボトラーズ【スリーリバース】のダイナソーシリーズ第13弾です。 気になるその味と香りですが……後ろラベルに書かれたテイスティングコメントまんまの印象を受けました。 僕のテイスティングはいらないですね(笑) コスパが~とか、めちゃめちゃ美味しいとは言いませんが、素直に香り、味共にラフロイグだ!と思える美味しいラフロイグでした。 ラフロイグ好きでしたら、バーで飲んでみてください。

BBRダルユーイン22年(1992)信濃屋ボトリング

ストレート 香り 華やかで甘い香り立ち、高級洋菓子店に入ったような焼き菓子や上品なバニラが顔を覗かせ、徐々に明確な高級なマスクメロンを思わせるフルーティーさを伴うクリーム、僅かにパイナップルやのようなニュアンスも感じられます。明確なトロピカル……ではないですね。 味 度数相当のスパイスの刺激、華かなバニラと洋菓子的な甘味が広がり、少しオイリー、上品なマスクメロンのようなクリーミーなフルーティーの余韻が長く素晴らしい。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★~ 味★★★★★★~ 総評★★★★★★~(6~) オススメ度A+ ダルユーインの当たり年と呼ばれる1992(と言っても僕が飲んだことのあるのはこれだけですが(^^; BBRダルユーイン信濃屋ボトルです。 全体的に甘く華かなバニラ、高級洋菓子を感じられ、青っぽい瓜系の感じ方によってはネガティブに捉えられかねない嫌みな要素が全く皆無で、オイリーさも感じられ、高級なマスクメロンのようなジューシーでクリーミィさが感じられるフルーティーさが素晴らしく、時間経過でパイナップルぽさも出てくるので、余韻にかけては6-7としたいボトルです! まぁ、明確なトロピカルとはとても言えませんが(^^; バー等で見かけましたら、お試しください。 生まれ年なので、これは欲しかった……。

アフロ田中 シークレットスペイサイド22年(1996)

ストレート 香り 甘く上品な香り立ち、甘めのバニラ、パリブレスト、マカロン等のアーモンド菓子を思わせるナッティに、ジェノワーズ生地のモルティさが主軸。リッチで、フルーティーも感じられますが淡い印象です。 味 爽やかな印象のリンゴや洋梨のフルーティー、アーモンドパウダーたっぷりのリッチな焼き菓子、パティスリーの上品で甘いジェノワーズ生地のモルティさを主軸に、バニラクリーム、フルーティーさの混ざった余韻が長く続きます。 種別 シングルカスク 構成原酒 バレル? 香り★★★★★★~ 味★★★★★★~ 総評★★★★★★~☆(6~7) おすすめ度A+ 侮れないリリースの多い小学館からアフロ田中ラベルのシークレットスペイサイド22年。 フルーティー、リッチなアーモンドのようなナッティ、上品なモルティさが素晴らしく美味しい偉大な某ロールスロイスです。 これ、値段と蒸留所を考えればめちゃ買いでしたね。麦旨ナッティ系が家にないので、無理してでも買っておけば良かったと思うほどウイスキーです(^^; 余談ですが、マスターがラベルをギャグ漫画と聞いて驚いていました(笑) シークレットと言え、蒸留所がラベルについて知っているのか聞いてみたいですね(*´∀`) バー等で機会があれば飲んでみてください。オススメです。

秩父ゾートロープ10年周年カスク。ファーストフィルバーボン 8年

ストレート 香り 甘くモルティな香り立ち、プラム、上品なバニラ、徐々に熟した華やかなバナナのトロピカルフルーティー、微かな接着剤、少し青っぽいバナナも混じります。 味 華やかなバナナのフルーティーな甘味に、少しのカスタードクリーム、微かなアニスのスパイス、アクセントに少しの樽感が全体を引き締め、バナナと微かなドライパイナップルの余韻がゆっくりと残ります。 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★☆(6~) オススメ度A+ ジャパニーズウイスキーを専門的に多く扱う西新宿の名店ゾートロープさんが、十周年記念に出したプライベートボトル。 プライベートボトルで秩父を持って来れる所に、さすがのゾートロープさんというべきでしょうか(一度も行ったことはない 人によっては青っぽいバナナ香りがネガティブに感じるかも知れませんが、秩父の綺麗な酒質とバーボン樽の綺麗な熟成が合わさり、バニラやバナナのようなトロピカルさがなんといっても魅力的なウイスキーです。 機会があれば飲んでみてください(*´∀`)

G&Mグレントファース24年(1990) エクスクルーシブラベル

ストレート 香り 爽やかな青リンゴ等を思わせるトファースらしいフルーティーな香り立ち、少しのマロングラッセ、蜂蜜水、奥から熟しかけの和梨、僅かにローズマリーが感じられます。 味 太い麦感、微かに金平糖、リンゴや梨のフルーティー、アプリコットの甘酸っぱさ、樽感が全体を引き締め、僅かなハーブのアクセントが感じられる甘いバタークリームの余韻が残ります。 種別 リフェルアメリカンホッグスヘッド 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度A トファースの綺麗なフルーティーさとリフェルの程よい樽の影響が感じられ、ああ……旨いと。しみじみと呟きたくなる滋味深い味わいで、家に一本置いて置きたいgoodトファースです。 正直発売時期を考えると高いと思いますが、今では割安感すらあるボトルだと思います。 あのゆーちゅーばーのモルトヤマさんが最近インポーターさんから仕入れ、太鼓判を押していましたが、余裕があるなら買うに値する良いボトルかと思います! えっ……?僕?(^ω^) 宝くじでも当たらねぇかなぁ……

アイル・オブ・ジュラ26年【1989】ヘビーピーテッド シグナトリーカスクストレングスコレクション

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) ストレート 香り 注ぎたては少し籠った夏の雑木林と鉄分を感じますが、綺麗な樽感、徐々に桃などのフルーティーさ、メープルシロップかけた焼きたてのパンケーキ、弱めの土と磯の混じったピートと多層的な香りが楽しめる。 味 フルーティーな甘味が広がり、キャラメル、樽感、少し磯の伴うピート、余韻は桃、次にパッションフルーツのようなトロピカルフルーツが弱いながらも感じられ素晴らしく長いです。 ロック 全面的にフルーティーさとキャラメルのような甘味が出て旨いです。 ハイボール フルーティーで、微かなピートが心地よいハイボール。 種別カスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(6ー7) ストレート○ロック○ハイボール○ おすすめ度A+ 最初は籠った感じがありながらも綺麗な樽の影響が感じられ、余韻に桃やパッションフルーツも少し感じたのですが、時間経過でキャラメル感なども感じるようなったので、じっくりと色んな香りを探しながら飲むのが楽しいウイスキーだと思います(*´ω`) これ、買えたのにそのうち買えるだろと思って放置して買い逃したんですよね( ノД`)… カッテオケバヨカッタ ボトルは少なくともネット在庫ゼロなので、気になる方は ひとくちウイスキー さんなどで試して見てください!

グレンキース19年 オロロソシェリー樽 モルトマン

ストレート 香り 注ぎたては硬い印象。徐々に華やかなフジリンゴ、白い花、アルコール刺激と共に青リンゴや微かなハーブの爽やかさ、ストレートのリンゴジュースや、アップルパイのような凝縮感のあるフルーティーな甘さがある。 味 リンゴのフルーティーな甘さと甘いシュガーパイ、アルコールの刺激と共に心地よい青リンゴの爽やかさ、暖かい、ドライフルーツとほんの少しのシナモンと合わさり、余韻は美味しいアップルパイを食べたよう。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 オロロソシェリー 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度B グレンキースはシェリーは合わないと宣った事がありましたが……全力で撤回します! これ。美味しいです。キースらしい爽やかなリンゴ感とシェリー感が見事にマッチして、美味しいフジリンゴや、青リンゴの爽やかなフルーティーさが感じられます! 値段的にボトル買いとなると気軽に買えるものではないですが、リンゴ感が好きでしたらバーなどで飲んでみてください! 【公式テイスティング】Glen Keith 1998 レモングラス、アロマティックで花のよう。ミディアムボディでジンジャー、シロップ、スパイシー。ほのかに樽香。ドライフィニッシュ。

ラフロイグ QAカスク

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) ストレート 香り ローストピーナッツとアーモンド、少しハムぽい、暖かく穏やかなスモーク、樹液の垂れた木、優しいバニラと時折熱した砂糖の甘さ、マンダリンのような甘いフルーティーさも感じられる。 味 ローストアーモンドのナッティ、優しいバニラの甘味、少しのフルーティー、徐々にスモークさが広がり、ナッティさを伴う僅かなクリーミーさが感じられ、軽い余韻が続く。 ロック バニラもありつつ熱した砂糖のような甘味が全面的出て、スモーク、ナッティもあり美味しいです。 ハイボール  ナッティでバニラの甘さとスモーク香るハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) ストレート○ロック○ハイボール○ おすすめ度A 甘めで穏やかなスモークがあり、年数表記はないですがアルコール若さもなく……これ。美味しいです。 ただでさえラフロイグはガンガン値段が上がってますが、5000円ちょいほどの値段と飲み方を選ばない万能さ。 ラフロイグで一万以下でおすすめと聞かれたら、しばらくはこれと答えると思います! ただ、自分はそれほどなのですが、10年あるヨード感、湿布や消毒薬的な要素は自分は感じなかったので、そこが好きな方は微妙かと。逆にヨード感が苦手で、敬遠していた方はこれでラフロイグの魅力に気づくかもしれません。 ひとくちウイスキー さんやバーで試されるのが一番ですが、ボトル買いしても後悔はしないと思います(ノ´ω`*) 【武蔵屋さんの商品説明の引用です】 QA(キュー・エー)カスクとはラテン語でQuercus Alba(クエルカス・アルバ)の略で、クエルカス・アルバは樽材として使われているアメリカンホワイトオークの学名。そのアメリカンホワイトオークの樽を使っていることから由来しているそうです。 もともとのラフロイグ自体アメリカンホワイトオークのバーボン樽を使用しているはずですから、今回の商品は“おそらく”ではありますが、「アメリカンホワイトオークのバーボン樽」で熟成後に、「アメリカンホワイトオークの新樽」で後熟しているものと思われます。「ラフロイグで使用している樽にスポットをあてた」そん...

モートラック16年(1999)ストリクトリー・リミテッド

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) ストレート 香り オイリーな香り立ち、グリーンキウイフルーツのフルーティー、弱めのバニラクリーム、爽やかな清涼感というよりも初夏の滝を思わせる冷涼なイメージ。 味 オイリーな口当たり、キウイフルーツのフルーティー、蜂蜜水、バニラクリーム、冷涼感を伴う余韻が中程度続きます。  ロック キウイフルーツのフルーティー、オイリーさが際立ちますが、樽感も強く感じます。 ハイボール キウイフルーツのフルーティーさ、冷涼感のある涼しげなハイボール 種別 シングルカスク 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5~6) ストレート○ロック△ハイボール○ おすすめ度B+ キウイフルーツのフルーティーさとオイリーな口当たりが魅力的なウイスキーです。 ミントのような清涼感と言うより、冷涼感が不思議と感じられました。スパイスのような暖かい感じはアルコールの刺激は分かるのですが、冷涼感はなんなんでしょうか?不思議です(^^; 爽やかですっきりとした感じなので、これから暑くなる夏におすすめです! 気になる方はバーや、 ひとくちウイスキー さんで頼んでみてください! ソサエティ風【初夏のハイキングに出かけよう!】 熱くなる日差しを避けるように滝坪に涼みに行こう!お供にはキウイフルーツたっぷりのフルーツサンドと蜂蜜水。一口飲めばまるで涼しい滝坪の近くでフルーツサンドと蜂蜜水を飲んでいるよう!

ボウモア21年(1997)グランデニー スコッチモルト販売40周年記念ボトル

ストレート 香り 柔らかいスモーク、上品なバニラの甘さがふわりと香る。奥にはホワイトグレープフルーツのフルーティーが感じられ、少しのナッツも感じられます。 味 上品なバニラとホワイトグレープフルーツの果肉のフルーティー、スモークが口にいっぱいに広がり、少しのグレープフルーツピール、潮気、少しクリーミー、スパイスの刺激、余韻はとても長いです。   種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(6ー7) おすすめ度B+ 間違いなく美味しいボウモアです!フルーティー、柔らかいスモーク、少しのナッツ等がバランス良く纏まっており、良く出来ています! ただ……お値段が高いですが、ボウモア好きでしたらボトルに手を出しても良いかと思います! 【公式テイスティング】 ヨード、磯の香り、奥にフルーツ香を感じる。牡蠣のミルキーな味わい。オイリーでナッツ、甘さと塩っぽさが心地よい。 スモーキーさが広がり余韻が長い。

サントリーワールドブレンデット 碧

ストレート 香り 軽やかな香り立ち、アイリッシュのような甘いミントの混ざったバニラミルク、バーボンのメローな甘さ、カナディアンの軽やかさ、奥にスモークが感じられ……なくもない……。 味 アイリッシュの爽やかな甘さとケミカル、カナディアンの軽やかさ、バーボンのメロー、余韻にかけて樽感と少しのスモーク。 種別ブレンデット 構成原酒 香り★★★★~★ 味★★★★ 総評★★★★~☆(4~5) おすすめ度C- ……とりあえず一言。ジャパニーズとスコッチはどこでしょうか……。僕のレベルではほぼ感じられませんでした。 不味くとは言いませんが、これなら個人的にはイチローズのホワイトラベルを強く推させていただきます! もしくは普通に響を!……値段も高いです。 ボトル買いはせず、バーでお飲みになって気に入ったら買うのが良いと思います。

ソサエティ 29.242

ストレート 香り 熟成感のある柔らかいピートスモーク、バニラ、アーモンドピーナッツ、ラフらしいミントの清涼感とホワイトグレープフルーツ、少しハム等も感じられます。 味 バニラの混ざった甘い味わい、フレッシュなホワイトグレープフルーツ、暖かいスパイスと柔らかいスモーク、少しのミント、少しローストハムと香ばしい栗、炭火のような長い余韻が残ります。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 ホッグスヘッド 香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(6ー7) おすすめ度B+ ソサエティの美味しいラフロイグです。確かな熟成感とホワイトグレープフルーツのフルーティー、少しのハム、スモーク等が感じられます。 ただ難点を言えばその値段でしょうか(^^; せめて二万ならなぁ……と、もしバー等で見かけたら飲んでみてください! 【公式テイスティング】 タイトル: STICKY RIBS COOKED BY LIGHTNING / 雷で調理されたリブ [ノーズ]カリっと焦がしたマシュマロ、ピンクの綿菓子、トフィ、シーソルトを付けた甘いロースト栗、素晴らしい香りの始まり。ヘザーとハリエニシダの香りがする白亜質の崖を登山しているようで、乾燥した海藻、少しだけスモークアーモンドが入ったバッグのミックスした香り。 [パレット]スターアニスとシナモンが効いた素晴らしく濃厚で贅沢なバーベキューリブ。加水すると海辺の大氾濫。魅惑する甘味を残しながら突然ものすごい雷で灰にされたスイカズラの木の灰と混ざりあう

スペイサイド17年(2001)ソテーヌフィニッシュ ディスティラリー・コレクション

ストレート 香り 甘く上品な香り立ち、キャラメルコーンに青りんごの爽やかなフルーツ香、つんとしたアルコール感と微かにフェンネルのようなハーブ。 味 洋菓子的な甘味が広がり、チリペッパーのようなアルコールの刺激、キャラメルブリュレのクリーミー、樽香、最期に中程度の余韻の中で、青りんごが少し顔を覗かせる。 種別カスクストレングス 構成原酒 ソテーヌフィニッシュ 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5~6) おすすめ度B- スペイサイドらしい甘い香りとフルーティーさが魅力的なボトルです。少しアルコール感が気になりましたが、そこは時間経過で美味しくなると思います。 ……ですが、正直いうとこれだ!と言うのが自分は見つけられませんでした。 美味しいのは美味しいのですが、特徴的な魅力や素晴らしいバランスがあるのではなく、値段的にコスパに優れているわけでもないので、あえてボトル買いは進めませんが……最初や中間に箸休めのように飲むのが良いかと(^^; 【テイスティングコメント】 青りんご、レモンからキャラメルのような甘い香りへとシフト。ナッティでクリーミー、レーズン、樽香が広がる。ジンジャー、スパイシーで心地よいドライさがある。

シークレット・アイラ 5年(たぶんラガヴーリン)

ストレート 香り 自家製ローストハム、潮気、土ぽさの混ざった穏やかなスモークがふわりと香り、奥の方にドライフルーツの酸味と革が感じられます。 味 滑らかな口当たり、ローストハム、穏やかなスモークが広がり、革、少しのスパイスの刺激、クリーミーな余韻が残ります。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 シェリー樽 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) おすすめ度B+ モルトマンから出されたシークレット短熟アイラ。 穏やかな煙の中にローストハムやドライフルーツが感じられ、香り、味わいを考えれば現状このレベルのウイスキーが一万円以下で買えるのなら、間違いなく買いかと思います。 特にラガヴーリン好きな方!(僕の予想はラガヴーリンです。 8年や12年よりも圧倒的にらしさがあり、個人的には好みなのでラガヴーリン好きでしたら、是非探してみてください。 【公式テイスティング】 Secret Islay 2013 5YO Sherry Cask for Japan 56.1% ローストハム、タール、フェノール香。フルボディでクリーミー。甘口でスモークが力強い。焦がした樽香、ほろ苦さが堪らない。

グレンスコシア12年(2006)スコッチモルトセレクション

ストレート 香り 最初は過熟したイチゴのジャムのような甘さと酸味も感じられ、徐々にバニラクリームの甘さ、しじみのオイル煮のような潮ぽさとオイリーがある。 味 オイリーな口当たり、バニラクリームの甘さが広がりながら、麦の旨味、イチゴジャムぽいフルーティー、潮ぽさが続き、余韻は長く続きます。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 バーボン 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度A 値段的に決して安くはありませんが、間違いなくキャンベルタウンのモルトが好きならばマストです。 イチゴジャムぽいフルーティー、しじみのような潮、美味しいフランスパンのような旨味ある麦感、オイリー、バニラとバランスが良く美味しいです。 ソサエティ風に言うなら【朝食にチャウダーを】ですかね?(笑) 是非どこかで試してみてください。 [公式テイスティングコメント] りんご、あんず、ほのかに潮の香り。塩っぽくてスパイシー、オイリーでドライな味わい。心地よいクリーミーさ、ほのかなスモーク、塩っぽさが長く続く。

アルタベーン21年

ストレート  香り 軽やかな香り立ち、田舎の素朴な焼き菓子のような麦感、花の蜜、桃のコンポートを思わせるフルーティー、シンプルで纏まりがある反面、複雑さや奥深さを感じられない。 味 溶接剤を含んだアルコールの刺激、素朴な麦感、花の蜜、極微かなネガティブな樽...

トマーティン21年(1997)モルトマン

ストレート 香り 甘くフルーティーな香り立ち、青リンゴ、温州ミカン、オレンジのコンポート、ごく微かにパッションフルーツ、弱くバニラ、アルコールのアタックの強さもあるが芯が細い印象。 味 口当たりは甘くフルーティー、ごく微かにパッションフルーツとマスカット、...

オーヘントッシャン21年(1997)

ストレート 香り フルーツキャンディの甘い香り、綿菓子、ドライパイナップルとアプリコット、フルーツシロップ、微かにトッシャンらしい古い油とフローラル、全体的にどこか人工的な甘い香りを感じます。 味 フルーツキャンディの甘味を感じますが、香りほどは感じません。適度な樽感、ジンジャーのようなそれなりのアルコールの刺激、微かなナッツが感じられ、そのまま余韻が続きます 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★~★(5ー6) 注ぎたてはアルコール感が強いものの、時間経過で、フルーツなどの天然物と言うよりはフルーツキャンディのような人工的な甘い香りが魅力的なオーヘントッシャンです。

グレングラント23年 オロロソ・シェリー・バッド モルトマン

ストレート 香り とても綺麗な印象、メープル、ほのかに黒蜜とモカコーヒー、枝付きレーズン、ドライフルーツたっぷりのパイ、タルトタタン、磨いた少し古い家具、相応のアルコールの刺激も感じます。 味 じんわりと磨いたオークが広がり、枝付きレーズン、黒蜜、微かに硫黄を感じますがそれほど気になりません。余韻は最初の印象が緩やかに続き、ジンジャーの刺激、余韻は長くドライ。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒オロロソ・シェリー・バッド 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度B+ グレングラントの完熟した、もしくは煮たようなリンゴ感も微かに感じられる綺麗な印象のシェリーウイスキーです。 個人的に値段を見ると高っ!と思ってしまいますが(^^; 最近の相場からすると値段相応でしょうか? シェリー系のウイスキーがお好きでしたらどこかで飲んでみてください。

トマーティン カスクストレングス(2010)バーボンバレル

ストレート 香り イタリア菓子専門店足を踏み入れたよう、マロングラッセ、マロンクリーム、イタリアの本格モンブラン、蜂蜜、バニラクリームの甘い香りが溢れ、短熟ながらアルコール感は奥にしか感じません。 味 非常に甘いバニラクリーム、モンブラン、マロンクリームなどのイタリア菓子、綺麗なバーボン樽のフルーティーが徐々に出て来て、カスクらしい飲みごたえ、マロン独特の香ばしさが余韻にかけて広がります。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 バーボン樽 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度A- 短熟ながらアルコール感は僅かにしか感じず、何よりも明確なマロンクリームの甘い香りが感じられるので、モンブランとペアリングしたいですね(笑) かなり魅力的なモルトです! ただ、このボトル。ボトリングナンバー1から60が何故か社長の手元に残ってるそうで、国内流通数は約140本なので入手はちょっと難しいかも知れません(^^; なので是非バー見かけたら飲んでみてください!

オスロスク17年(1997)ディステラリーズコレクション

ストレート 香り アルコールの刺激が思ったよりも感じられる。ミルクキャラメル、パンケーキ、ミルククリームと甘い香りが主体で、そこに少しのミントが感じられます。 味 チリチリとしたチリペッパーのような刺激、ミルクキャンディのような甘味、ミルク蒸しパン、アルコールの刺激と少しネガティブな樽感が余韻かけて感じます。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) おすすめ度B ちょっと割高感と強めのアルコール感が気になるところですが、素直なミルク系の甘い香りが魅力的なオスロスクです。 アルコール感も瓶熟で慣れればいい感じになるかと。 ただ、ちょっと割高……そしてこの系統の香りでしたら、比較的まだ安価なベンリネスでもいい気が……げふんげふん。

グレンモーレンジィ ドーノッホ

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) ストレート 香り モーレンジィらしいミルクパンケーキのような甘く優しいモルティ、せとかの皮、缶詰のフルーツを使ったショートケーキ、弱めながら内陸系の穏やかなピート、華やかなオーク。 味 華やかなオーク、ミルクパンケーキのモルティ、弱くアーモンド、微かに爽やかな青リンゴ、確かな内陸系ピートと共にオーク材の余韻が残ります。 ロック 華やかなオーク、パンケーキのモルティ、フルーツ、そしてピートがアクセントなり美味しいです。 ハイボール 華やかでモルティでフルーティー、ピートもある美味しいハイボール。 種別 シングルモルト 構成原酒 ピート原酒オロロソシェリー樽、バーボン樽、アモンティリャード・シェリー樽 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) ストレート◯ロック◎ハイボール◎ オススメ度B+ ドーノッホはモーレンジィ蒸留所がある街が面する湾から取った名前だそうです。 モーレンジらしい華やかなオーク、パンケーキのモルティ、フルーティー、それにピートが加わった面白いウイスキーだと思いました。 ただ、他の方のテイスティングを見ると結構ピートがしっかりしてると、書かれる方が多いようなのですが、自分は比較的穏やかに感じました。 それこそアイラ系のウイスキーが苦手な方でも飲めるのではと。 と言ってもアードベックでさえ、強烈な炭火のようなスモークを感じる一方で甘くて飲みやすいと感じた人間なので、自分はピートが全く気にならない性質なのかもしれませんね((^^; それと個人的にそれほどロックは好まないのですが、ドーノッホはストレートよりもロックやハイボールの方が好ましく感じました! 気になる方は ひとくちウイスキー さん等で飲んでみてください!

グレンモーレンジィ タローガン

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) ストレート 香り 春や初夏の風を思わせるとても爽やかな印象、少しプラムの酸味、春の森林、微かにミルクミントキャンディ、メープルパンケーキ、とても好感の持てる素直な麦感。 味 涼しげな口当たり、パンケーキのような麦の甘味、アルコールの刺激、弱めの樽感、少しのミルクミントキャンディの爽やかな余韻。 ロック 爽やかさも増しますが、アルコール感も強く感じます。 ハイボール 非常に爽やかで爽快感のあるハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 ヴァージンオーク樽 バーボン樽 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) ストレート◯ロック△ハイボール◯ オススメ度B+ さすがのモーレンジィ。美味しいです。 こちらは元々免税店向けに発売されていたレジェンド・コレクションの一つで、原酒はヴァージンオークとバーボン樽を使い、生江のタローガンはグレンモーレンジィの仕込み水の水源から取っているようです(*´∀`) 商品説明にあるように、これから春から夏にかけて飲むのに適した爽やかな印象のウイスキーかと思います。さすがはひとくちウイスキー店主滝さん。2月からこれをラインナップに入れるとはナイスチョイスです! 気になる方は ひとくちウイスキー さんなどで飲んでみてください!

キングスバリーゴールド ベンリネス21年

ストレート  香り 接着剤を思わせる揮発性ある香り立ち、バニラ、パンナコッタ等の甘くミルキーな香りが徐々に出て来る。焼いてるパンケーキのような香ばしいモルティも感じられます。 味 微かに接着剤、バニラ、スパイスを思わせるアルコールの刺激、パンケーキのようなモルティ、アルコール刺激が収まると徐々にミルキーな余韻に変わり、長く続く。 ロック 全体的に柔らかくなり、悪くありません。 ハイボール ミルク感とフルーティーさ、ハーブ感が後を引き締めます。 種別 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★ オススメ度B+ 注ぎたては接着剤系の香りが目立ちますが、徐々にバニラやパンナコッタのような甘い香りに、味はカスクストレングスらしいアタックの強さがありますが、余韻も長く魅力的かと思います。 ベンリネスはベンネヴィスと似た名前で、自分もたまに間違えるのですが、何度か飲んで話題に上ることは少ないですが、確かな魅力を持つ佳酒だと思います。 値段も有名どころよりは安いですし(ぼそっ 気になる方は飲んでみてください。

キングスバリー グレンギリー23年[1990]

ストレート 香り どこか籠った香り立ち、獣脂、微かに接着剤、バニラ、内陸系の穏やかなピート、モルティな甘味も感じられる。 味 スパイス、バニラの甘味、ザクザクしたクッキーのモルティ、ハイランドモルトらしい内陸系のピートのスモークが抜け、モルト感とピートの余韻が続く。 ロック フローラル、モルティ、バニラの甘味に内陸系ピートのスモークが感じられ悪くないです。 ハイボール バニラ、モルティ、軽いスモークのハイボール。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度B+ 穏やかな香り立ちながら、内陸系の貝殻等の海を連想させる要素のないピートのスモーキーさと、バニラ感が魅力的な一本です。 ただ、自分はどちらかと言うとオフィシャル12年(襲売)のような複雑系が好きなので、このギリーはというと……これはこれで好きです( ̄ー ̄) リリースは結構前で、ボトルは残っていないと思いますので、気になる方はバーなどで見かけたら飲んでみてください。

ウォードヘッド20年(1997)クーパーズチョイス

ストレート 香り 華やかなバニラの香り立ち、焼きたてのパンケーキ、バニラアイス、少し青さが残るメロン、洋梨のフルーティー、ほんの少し清涼感のあるハーブ感が涼しげな印象。 味 バニラの華やかな香りが広がり、青っぽいメロン、粉っぽさ、微かなアルコールの刺激、悪くなった卵ぽいネガティブな生木感、微かににフェンネルのような爽やかな余韻が残ります。 種別 ティースプーンモルト 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度B 華やかなバニラの香りが何よりも魅力的なウォードヘッド(グレンフィ◯ィック)です。 全体的に僕はフィディックに粉っぽさを感じてしまう性質で、そこは良いのですが、後半の方で感じたネガティブな樽感が自分には少しネックでした(^^; 美味しいのは美味しいんですけどね。 ただ値段を考えると……正直飲んで気に入ったら買うのが無難かと思います……。

グレンマレイ21年 ディステラリーズコレクション トーステッド

ストレート 香り 濃厚でメローな高級バーボンのような豊かな香り立ち、メープルフレンチトースト、バニラアイス、とろとろに似た桃のコンポート、ミントのアクセント、ドライプルーン、木を焦がした甘い香り。 味 ウッディさが広がり、甘いメープルフレンチトースト、バニラ、カラメル、微かにネガティブな生木感、少しドライ、ウッディでメローな余韻が続く。 香り★★★★★★~☆ 味★★★★★★ 総評★★★★★★~(6~) オススメ度B+(経験としてはA+) こちらのウイスキーは原酒を貯蔵する前に一度樽の中を再チャーしてるようなのですが、その影響か色も濃く、味もブラインドで出されたらバーボンと答えそうな香りをしています。(手法としてはバランタイン ハード ファイヤーと同じ感じでしょうか?) 美味しいのは美味しいのですが、美味しい依りも先に面白さが先に来るウイスキーかと思います。 白ワイン樽など面白い試みをするグレンマレイの酒質の良さもあるのでしょうが、バーボンのような濃厚な甘くメローな香りにシングルモルトらしい厚みと、フルーティーさもあり、コスパ的にボトル買いを強く進めるような物ではないですが、経験としては飲んでみるのはとても面白いと思います! 気になる方はバーやサケトライさんでサンプルをとって試してください。

ホームブランド35年[1980]ウィルソン&モーガン

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) ストレート 香り アンティークの家具のような古いニュアンス含んだウッディを主軸に、甘いカラメル、メープル、枝つきレーズン、ブリオッシュが感じられ、アルマコニャックのような熟成感のあるフルーティーさが感じられます。 味 枝つきレーズン、コニャックのような熟成感のあるフルーティー、少しだけネガティブな生木、微かにグレーンのドライさか、瞬間燻製ようなスモークが抜け、古いオーク材を思わせるウッディな余韻が柔らかく残ります。 ロック 隠れていた硫黄や、生木のニュアンスといったネガティブな要素が全面に出てくるのでオススメしません。 ハイボール 不味くはないですが、意味がありません。 種別 シングルカスクブレンデット 構成原酒 香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(6~7) ストレート◎ロック×ハイボール× オススメ度A 比較的新興のボトラーズであるウィルソン&モーガンの長熟シングルカスクブレンデットウイスキー。 全くの余談ですが、会社が出来たのは僕の生まれ年だったりします。 こちらのボトル……本来ブレンデットウイスキーは熟成したものを数種~数十種の原酒をブレンドするものですが、シングルカスク(単一の樽)ブレンデットと言うことから、恐らくは樽詰の段階から混ぜて35年という年月熟成させた稀有なスペックを持っています。 長熟シェリー系ウイスキーらしく、古いオーク材やコニャックのようなフルーティーな熟成感のあるニュアンスが感じられるのが魅力だと思います。 好みはどうあれ、シェリー系ウイスキーの高騰や日本の市場状況を考えると経験として飲んでみるのも良いと思います(もちろん美味しいですよー こちらは2015年に発売されたもので、残念ながらネット在庫は皆無ですので、気になる方は是非 ひとくちウイスキー さんで!!! 今なら(3月6日時点)プレゼントキャンペーンで一定額以上買うとおまけで、なんと…長熟ウイスキーの代表格とも言える バレンタイン30年!!! を付けてくれるので長熟ウイスキーの飲み比べなんて、ゴージャスな事が出来ますよー(*´∀`)

オールドプルトニー11年(2006) ファイネスト・コレクション

ストレート 香り 度数の強さと若さを感じさせるアタックの強い香り立ち。徐々に弱めのミルククッキー、少しの蜂蜜、磯が感じられ、雨に濡れた夏のコンクリートぽい感じがあります。 味 香ばしいモルティさ、ハイランドらしい強い焦げ感のある田んぼの焚き火のようなピートに、潮気や、少しだけフルーツが顔を出して焦げた余韻が長く続きます。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B- 個人的にプルトニーの魅力はミルク感、蜂蜜、潮気、フルーツだと思っているのですがこちらは潮気とモルティさが強く出ているタイプで、ハイランド系モルトに感じられる藁を焼いているようなピート感が強く感じました。 基本的にプルトニーは原酒の力強さがそうさせるのか、比較的若くても旨いものが多い印象ですが、こちらは自分の好みでは残念ながらなかったです。 それでも磯と香ばしいモルト、焦げたピート感が好きな方には良いかと思います。 ……ただ、総じてプルトニーって短熟でも高いんですよね(^^; 気になる方はおそらくサケトライさんで、まだサンプルが取れると思いますし、都内の方は板橋のテイスティングルームさんで、飲んでみてくださいー。

ノーネーム コンパスボックス

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) ストレート 香り 柔らかい炭火焼きのスモーク、バニラ、磯の潮風、ヨード、甘い麦芽、微かなメンソール、グレープフルーツの皮が感じられる。 味 麦芽の優しい甘味に、炭火のスモーク、グレープフルーツのような柑橘系のフルーティーが感じられ、柔らかいスモークと甘い麦感が優しく余韻となって残ります。 ロック ストレートよりもスモークが強く感じられ、口に炭火焼きの煙が目一杯広がり、麦芽の甘さが残ります。 ハイボール スモークと麦芽の甘み、そしてフルーティーさも感じられる美味しいハイボール。 種別 ブレンデットモルト 構成原酒  アードベッグが75.5%カリラ10.6%クライヌリッシュが13.4% 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B+ 様々な面白いブレンデットモルトを出すコンパスボックス。そのコンパスボックスが出したらアードベックを主体にしたブレンデットモルトですが、その味わいは正にアードベック! 去年のウイスキーフェスティバル大阪にて、ひそかに話題になったそうです(自分は参加してましたが発見できず、飲めませんでした……) 個人的には10年以上に熟成した原酒が使われているのを思わせる熟成感も感じられ、最近のアードベックのボトラーズの高騰ぶりを考えるとかなり値ごろ感があるボトルだとも思います。 ……ただ、オフィシャルの10年が美味しすぎて、ぶっちゃけコスパだけ考えるのであれば10年で良い感はあります。 気になる方はバーや是非 ひとくちウイスキー さんで飲んでみてください。 アードベック3ピースセットと頼めばアードベックフェスティバルが家で開けますよw

ブレイヴァル20年(1998)ファイネスト・コレクション

ストレート 香り ジンを思わせる松脂、ネズの実、山椒、微かに柚子のような強い香り立ち、奥にメープルを思わせるシェリー樽らしい甘い香りも感じられますが、ジンのような香りが強くてそれほど感じられません。 味 度数の高さを感じるアタックの強さ、香りで感じたジン、弱めにメープルなどもあり、余韻にかけて僅かですがクリームを感じますが……。 種別シングルカスク 構成原酒 オロロソシェリー 香り? 味? 総評? オススメ度? えっと……これウイスキーなのかな?と言うのが率直な感想です。 香りのベースがジンにしか感じられず、公式のテイスティングのグレープフルーツ感がそれだと言われればそうなのでしょうが……まるでジンとウイスキーを割ったような香りと味に感じてしまいます……。 なので申し訳ないですが、評価は無しで行きます。 このウイスキーから話が逸れますが、半年ほど前に去年発売されたマンサニーニャを発売日に飲みたいと宮城峡蒸留所に友人と向かいました。 宮城峡蒸留所では定番商品はグラスに入れられ、ウイスキーの香りが確かめられるようになっているのですが……。 そのとき嗅いだ余市ノンエイジがこれと同じようにジンのような香りがして、もしかしてカフェジンを誰かいたずらで入れたのか?と、友人と話し。 テイスティングカウンターの方に「これ、余市と違う香りに感じるのですが気のせいですか?」とお聞きしたところ、工場長→ブレンダー→ニッカの社長を勤められたSさんが来てくださりました。 見本用のウイスキーは毎日朝一番でグラスに注ぐそうで、その時からちょっとおかしいとの話があったので、違うボトルにしようかと話していたそうです。 そのあと入れ換えようと開けたボトルのウイスキーをグラスに少し入れ嗅がせてくれた物はバニラやピート感じる正によく知る余市の香りでそちらと入れ換え、そのあとそれがきっかけでSさんと一時間ほど素晴らしく貴重で面白いお話をお聞き出来たのでラッキーだったのですが…… これもですが、何かがきっかけで松脂の香りが付くことがあるのでしょうか?謎です……。 と、少し長くなりましたが、こちらは機会があればバー等で飲んで確かめたいと思います。

ケイデンヘッド ストラスミル24年[1992]

 (上の画像は ひとくちウイスキー ストレート 香り 涼しげな香り立ち、砂糖菓子、リンゴとマスカットを思わせるフルーティー、子供の頃食べた麦菓子、微かにミントとバニラも感じられますが、全体的に香りは弱めです。 味 リンゴ、マスカットのフルーティー、微かなミント、麦菓子、一味のようなじんわりとしたアルコールの刺激が舌の上に残り、余韻はドライ。 ロック フルーティーさもありますが、アルコール感も感じてしまいます。 ハイボール 穏やかなフルーティーに清涼感も感じられ、悪くありません。 種別カスクストレングス 構成原酒 ストレート○ロック△ハイボール○ 香り★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度B 日本で……(たぶん世界でも?)認知度がそれほどなく、自分の知る限りそれほど話題に上がらない蒸留所のイメージのあるストラスミル。 (ちなみに余談ですが、紛らわしい名前だと思っていましたがストラスミルはストラスアイラを意識して付けられたようです) 生まれ年ウイスキーなので贔屓したいところですが、美味しいものの……凄く美味しい!!!絶対に飲んで欲しい……と言った感じではありません。 しかして、嫌みのないフルーティーさと清涼感が味わえる爽やかなウイスキーですので物足りない言う方はいても、美味しくない言う方はいないと思います。 時期的にも春先から夏にかけて飲むのに良いですね! 個性爆発っ!と言ったタイプではないですが、穏やかなフルーティーと爽やかな清涼感が魅力で、スターターとしては優秀だとも思います。 気になる方は ひとくちウイスキー さんや、バー等で見かけたら試してみてください(ノ´∀`*)