今回は残念ながらすでに終売となっている響12年をテイスティングです。
響12年の最大特長と言えば、間違いなく梅酒樽で熟成された長期熟成原酒(30年)がブレンドされていることでしょう。
ストレート
香り サントリーらしい華やかなオーキー、ハチミツ、梅や杏を思わせる酸、柿等の熟した果実感、プラム、ミズナラ感、全体的に12年以上の熟成感が感じられる。
味 香りで想像した通りの華やかなオーキー、微かにミルク、ハチミツ、グレーンのタンニン感、余韻の最後に梅酒のような要素感じます。
種別ブレンデッド
構成原酒 梅酒樽貯蔵モルトや、長期熟成原酒も使用。
香り★★★★★★
味★★★★★★
総評★★★★★~★(5-6)
味★★★★★★
総評★★★★★~★(5-6)
オススメ度B(現相場だとB、定価であればA+)
らしさのある華やかさ。梅酒樽由来と思わしきフルーティーな酸。ミズナラ感(と自分が思っている要素)が感じられ、定価(約五千円)で売っていれば借金してでも買うと思います。
響ブレンドを決定的な物にしたというのが頷ける正に素晴らしいジャパニーズウイスキーです。
……ただ、近年の相場は二万ほど。美味しいですし、素晴らしいウイスキーなのは確かですがその値段で買うかと言われれば首を横に振ります。
ただそれでも自分のように最近ウイスキーを飲み初めて飲まれた事のない方は、飲んでみる価値は充分あると思いますので、比較的安く出してくれるバー等で飲んでみてください。
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