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9月, 2020の投稿を表示しています

SMWS 44.121 蜜柑畑の蛍(クライゲラキ16年)

ストレート 香り 度数を感じさせない穏やかな香りたち、甘いメープルシロップをたっぷりかけたパンケーキ、麩菓子、オレンジなどの柑橘系のフルーティー、落ち着くと奥から杏仁豆腐のような甘い香りも感じられます。 味 メープルシロップの甘み、モルティ、嫌味のない少しの硫黄感、クリーム、生木、ジンジャー、オランジェットを思わせる余韻が残ります。 種別シングルカスクス 構成原酒 1st fill hogshead / Oloroso 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度B+ SMWS日本支部限定ボトル。 シェリー樽のメープルなどの甘い香りとオレンジのような柑橘系のフルーティーが感じられ、失礼な話ながら期待以上に美味しいボトルでした。 ただ、お値段がシャンプーハット😇😇😇 バーなどで是非試されてみてください。 公式テイスティング [ノーズ]3種類のマーマレード(オレンジ、レモン、ライム)を調理しているような新鮮な柑橘系のアロマで、生姜のタッチがスパイシーなストロベリービーフジャーキーの風味を添えている。 [パレット]スペルトパンのトーストと苦みのあるオレンジのママレード、甘くわずかに柑橘系の胡椒、フィニッシュは松の樹脂のニュアンス。加水するとまずグラファイトオイルを感じるが、すぐにビターオレンジに戻る。その後ダークチョコレートのムース、ビターハーブエキスとポルトガルのオレンジケーキの組み合わせ。14年間ex-bourbon hogsheadにて熟成後、1st fill Oloroso hogshead にて後熟。

SMWS 46.13(グレンロッシー28年)1978

ストレート 香り 少しの粉っぽさと非常に綺麗で甘い香り立ち、木を熱したような甘い木香とメープル、洋梨、和梨、フジりんご、微かにパッションフルーツなどの様々なフルーティー、青りんごの爽やかさ、奥に非常にエステリーな香りにほんの少しの溶剤も感じます。 味 フルーティーな甘味と太い麦の旨味が広がり、青りんごの爽やかさ、白胡椒、フルーティーな長い余韻が続きます。シンプルに非常に美味しいです。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★★(7) オススメ度A+(バー飲み推奨 非常に美味しいフルーティーロッシーでした。 京都洋酒研究所さんで飲ませていただいたもので、意味わからないくらいお安く経験値を積ませていただいて感謝です。 バーなどで見かけましたら是非!

ハンターレイン アランピック ボウモア36年 1966年

ストレート 香り グラスに鼻を近づけると優しい溢れるようなトロピカルフルーツ、ねっとりとしたマンゴー、パッションフルーツ、完熟したとろけるような甘い高級白桃、生クリーム、徐々にはちみつや黒糖、多層的なフルーツが多重奏的に変わる変わる楽しませてくれ、陶酔的。神々の果樹園。 味 優しいトロピカルフルーツ、紅茶感、黄金桃やパッションフルーツ、最高級シャインマスカット完熟マンゴー、優しいフルーツやはちみつの余韻が優しく非常に長く続きます。 種別シングルカスク 構成原酒 香り★★★★★★★★★ 味★★★★★★★★ 総評★★★★★★★★〜★(8〜9) オススメ度S(諭吉準備 トロピカルとは!南国フルーツとは! コレのことだ!と大声で叫びたい!!! 溢れるような最高級フルーツの多重奏が味わえる人によって感じ方が違うのは承知で陶酔的!と表現したい素晴らしいボウモア。 このような素晴らしいボトルを飲ませてくださり圧倒的に感謝! ありがとうございます!!!!! 是非どこかで見かけたら飲んでみて欲しいです!‥‥‥が!いくらするのか本当に分からないので、諭吉とよく相談して飲まれてみてください😇

SMWS 26.136 綿菓子と回転木馬(クライヌリッシュ8年)

香り 甘い香り立ち、洋菓子店に入ったような甘くカスタードクリーム感のあるバニラ香、熟した杏を思わせるフルーツ感、少しのオイリー。 味 香りで感じた甘いバニラ感が広がると共に度数や若さを感じるスパイシーな刺激、バニラ甘い香りと杏などのフルーティーな余韻が残ります。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒2nd Fill Barrel / Bourbon 香り★★★★★〜★ 味★★★★★〜★ 総評★★★★★〜★ オススメ度B+ バーボン樽の短熟クライヌリッシュ。安定‥‥と一言で言ってしまうとつまらないですが、飲んだのはどれも一定以上に美味しいスペック。 こちらもバーボン樽のバニラ感が良い感じに乗った美味しいクライヌリッシュでした。 ソサエティでは久しぶりのクライヌリッシュと言うことで、売り切れたようなのでバーなどで気になる方は飲んでみてください。 公式テイスティング ノーズ]香りはチリチョコレート、ペッパー、カーネーション、蜜蝋の磨き剤と滴り落ちるキャンドルの香り。 [パレット]味わいは回転木馬がまわり、綿菓子やトフィアップルの甘い香りが漂う楽しい雰囲気のちょっと昔のお祭りのよう。蜂蜜、バニラ、ダイジェスティブビスケットとオイリーでクリーミーなギーを感じる。加水するとレモンドロップと麦芽糖、磨かれたウッドデッキの混ざり合った味わい。

グレンファークラス17年 特級(80年代流通)

ストレート 香り 落ち着いた香り立ち、上品な甘いメープル香、黒糖、甘いけど爽やかなピオーネのような黒ぶどうのフルーティーや、グラッパ、セイロン系紅茶、熟れた古酒らしいごく僅かな埃ぽさ、どこかパッションフルーツのようなニュアンスも拾えます。 味 僅かに埃っぽい熟れた古酒らしい落ち着いたアルコール、紅茶やマスカットやパッションフルーツのフルーティーさを伴うグラッパ、モカコーヒーのようなフルーティーさと少しのほろ苦さ、アンティーク家具のようなオーグ材の余韻が残ります。 種別シングルモルト 構成原酒 シェリー 香り★★★★★★〜★ 味★★★★★★〜★ 総評★★★★★★〜★(6〜7) おすすめ度A(バー飲み推奨) ドリシェアさんにて購入した80年代流通‥‥‥つまりは特級表記のグレンファークラス。 80年代の前半か、後半かで変わりますが確実に年々希少性と価格がとんでもない70年原酒が確実に使われていて、もしかしたら60年代もと言う淡い期待をついつい抱いてしまいます。 その上経験が少なくそこまで比較出来ませんが、コンディションもおそらく最高。 さて、その味ですが個人的な印象としては上品なメープルなどの甘い香りたちに、紅茶感と上品なフルーティーさが混ざっておいちぃ。 是非どこかで飲んでみて欲しいボトルです! ただ‥‥この年代のボトルだとコンディションガチャになりがちなので、信頼できるバーなど飲まれるのを強く推奨しておきます。

SMWS 53.295 暑くて甘くたっぷりのピート!(カリラ8年)

ストレート 香り スモーキーな香りたち、畑の焚き火、香ばしいほうじ茶、燻製ベーコン、レモンシャーベットと僅かなバニラ、僅かにニューポッティを感じますがそれほど気になるレベルではありません。 味 シロップの甘みに、ローストした麦やスモーク、僅かな潮、フレッシュなレモン、僅かな余韻が残ります。 種別 カスクストレングス 構成原酒2nd Fill Hogshead / Heavy Toast Medium Char 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★〜(5〜) オススメ度B− 最近増えつつあるトーステッド?と言えば良いのか、何度か使った樽の内面を再度焼いた樽で熟成させたカリラです。 タイトルの通りに香ばしい香りとピート、そこに混ざるシロップと少しのレモンが感じられます。 ただ‥‥ぶっちゃけこう言うと怒られるかもですが、比較的安定して飲める近年系カリラ‥‥で、僕の中ではそれほど刺さりませんでした。 こう言う系統の樽を使ったカリラはそれほどないはずなので、是非経験値を得るためにバーなどで飲んでみてください。 公式テイスティング バタースコッチの様な琥珀色が期待と興奮を感じさせる。 [ノーズ]スモークしたシナモンとパプリカ、古いフィッシュボックスを使って海辺でたき火をした残り香。 [パレット]暑くて甘くたっぷりのピート!何が何でも逃さない‼塩水付けのスモークしたレモンジャム、レモンジュースと塩。味わいの変化に驚くが、同じように楽しく、甘いピートが味覚を満足させる。 6年間ex-bourbon hogsheadで熟成した後、heavy toasted medium charred 2nd fill hogsheadへ移し替え。

SMWS 58.36パンチを耐え忍ぶ (ストラスアイラ12年)

香り シェリーの強い影響を感じる香りたち、タンニンやメープル、熱を加えた溶けはじめた砂糖、貴腐ワイン、奥にフルーティーさも感じますが、シェリーの影響が強くまだ非常に弱いです。 味 貴腐ワイン、僅かなマスカット、弱めの硫黄、タンニンを伴ったシロップ、青りんごのフルーティー、暖まった木製家具のような余韻が残ります。 種別カスクストレングス 構成原酒1st Fill Barrique / Sauternes 香り★★★★★〜 味★★★★★〜 総評★★★★★〜(5〜) おすすめ度B OBが惜しくも今のところ終売となっているストラスアイラ。 ソサエティが出したバーボンホッグスからのスパニッシュシェリー樽で後熟させた一本。 色の割に濃いシェリー感を感じられるんですが、強めのタンニンと若干の硫黄感が正直、僕個人としては苦手で😇シェリー系フィニッシュは結構好きなのですが開けたてだったこともあり、青りんごや梨系のフルーティーが奥の方で隠れている印象でした。 経年変化でもう少し馴染めば美味しくなるのではと、期待感はありますが‥‥現状はといった感想です。 もちろん僕個人の感想で、好きな方には刺さると思いますので、是非ご自分でバーなどで確かめてみてください! 公式テイスティング この1杯は、オレンジの皮とチョコレートのトリュフのガウンに身を包んだ、自信のある大胆な一杯。デメララシュガー、バタースコッチ、バニラコーヒー、ピノノワール、スパイスの入ったラム酒、トカイデザートワインの激しいパンチ。新しいレザーボクシンググローブの香りが、塩漬けのキャラメルウエハース、ダークフルーツ、ジュニパーベリー、ハーブと木炭でフィニッシュへ向かう。加水するとオレンジママレードとマデイラケーキ、マシュマロとローストした野菜。フィニッシュはタイバジル、サプサンスーチョン茶とリコリスキャンディ。 10年間an ex-bourbon hogsheadで熟成した後、first-fill ex-Sauternes barriqueへ移し替え

SMWS 2.116 ポッドの中の蜂(グレンリベット13年)

ストレート 香り 非常に甘い香りたち、まずはマダラスカル産バニラビーンズ、ハチミツミルクキャンディ、ココナッツミルク、奥からジューシーなパイナップルのようなフルーティーがが感じられ、ピニャコラーダのよう。 味 舌に度数相当の刺激がありますか徐々に甘いバニラやジューシーなパイナップルのフルーティー、ココナッツのような余韻が残ります 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒  1st Fill Barrel / Bourbon 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度B+ 飲み始めは若干度数なりのアルコールの刺激を感じますが、落ち着くとソサエティの1st Fillバーボン樽らしい分かりやすく美味しいバニラ感とパイナップルやココナッツ感が魅力的なボトルです。 ボトルで買ってゆっくり時間をかければ瓶内変化や経年変化で、さらに美味しくなると思います。 ただ年数だけみると高く感じてしまうのが何ともですが‥‥OBシングルカスクを買おうものなら2倍近くになると思うので、そう考えれば致し方ない値段でしょうか😇 値段も値段でまだ買えるようなので、バーで試されてから買うのをオススメしておきます。 公式テイスティング ノーズ]第一印象は蜂蜜、パイナップル、砂糖漬けのトロピカルフルーツ、甘いココナッツ、ハリエニシダの花、マルメロペースト、熟成したデザートワインの豊かで惜しみない甘味の官能的な香り。危険で印象的な一杯!加水すると、エキゾチックな甘味の層、パイナップルジュース、クランベリーソース、コニャックに入ったカラメライズした洋ナシ、熟したマンゴー、蜜蝋のろうそく、タルカムパウダーを感じる。レモンシャーベット、ココアパウダーも。 [パレット]とてもクリーミーな質感。フレッシュな草のようなニュアンスと共に蜂蜜、フルーツサラダジュース、ハイビスカスティー、トーストしたアーモンド、熟成したシャンパン、シナモンシュガー、蜜蝋、綿菓子。味わいがいったん引くと、アプリコットママレード、オレンジビターズを垂らしたフレッシュレモンジュース、煙草の葉と桜の花。

シークレットスペイサイド25年(1992。ハイランダーイン秩父)

香り 華やかな香り立ち、高級洋菓子のような上品な甘いバニラ香、ミルクキャンディ、いちじくの白ワイン煮を思わせる酸、淡いフルーツ感やリッチな麦感などが感じられます 味 リッチな麦感、少しのレモンバーベナとパティスリーのカスタードクリーム、儚い印章でそれらが落ち着くと、余韻には少しのパッションフルーツや桃、ねっとりとした完熟マンゴーを思わせる南国計フルーツが感じられ長く続きます。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒Barrel 香り★★★★★★〜★ 味★★★★★★〜★ 総評★★★★★★〜★(6〜7) おすすめ度A+ 90年代バーボン樽スペイサイドの中で間違いなく上位に入れるしかない秀作。個人的に南国フルーツ感に感じる余韻がめちゃくちゃ好みで、余韻にかけては間違いなく★7。 だいぶ時間をかけてちょびちょび飲んだのですが、最後の方は洋酒研究所さんなどで飲んだオールドボトルを彷彿とさせるような経年変化で味わうような麦感や不思議と青のり感じて、とても面白いウイスキーでした。 生まれ年と言うこともありこれはほしかった‥‥‥。買えた方が羨ましいさすがとしか言いようのない素晴らしいリリースだと思います! 公式テイスティング 香り:クリーンで冷ややか、純米大吟醸酒、スギの割り箸、美人のおしろい。 味わい:口に含むと、限りなくソフトな生姜湯、サクマドロップの梨味。 フィニッシュ:微かにレモングラス、非常にデリケートでソフト、後半に上品な苦みに変化。 コメント:春に飲んでも良し、秋に飲んでも良し。食前に飲んでも良し、食後に飲んでも良し。正直、僕は好きだナ!

SMWS 46.86 革製のワイン袋とフラメンコのダンスフロア (グレンロッシー26年1992)

ストレート 香り 甘く穏やかな香りたち、メープルシロップ、オレンジオイル、黒糖カリントウ、木材、加水と時間経過で、ホワイトチョコレート、プラムやごく僅かな桃ぽいフルーティーなニュアンスも感じられます。 味 オレンジやグレープフルーツの綿や、グレープフルーツピール、ホワイトチョコレートをかけたドライオレンジ、僅かなタンニン、美味しいオレンジソルベのようなクリーミーな余韻が残ります。 種別 カスクストレングス 構成原酒 2nd Fill Hogshead / ES OLO 香り★★★★★★〜 味★★★★★★〜 総評★★★★★★〜(6.5) オススメ度B+ 柑橘系のフルーティさとシェリー樽のメープルシロップのような甘い香りがなんとも魅力的。グラスでゆっくり時間をかけて愉しめば様々な香味を発見出来、ボトルを抱えても楽しめそうです。 リフェルシェリー系統のフルーティーさに適度なシェリー樽由来のメープル感などが加わったのが好きな方なら刺さると思いますし、僕も好きです。 ただ1つ‥‥‥嗜好品なので値段にとやかく言うのは野暮と分かっていますがほぼ3万近くとお高い‥‥‥。軒並み相場が高騰してるので仕方ないと言えば仕方ないのですが、2万ちょいなら僕も買っていました。 ロッシーの当たりと言われる92。そしてソサエティと言うことで間違いのないボトルかと思います! 公式テイスティング 第一印象はオレンジゼリー、オレンジシャーベットとラベンダー。続いてダンネージ熟成庫、革製のワイン袋とフラメンコでボロボロになった床板。 厚みのある味わいは、シロップ漬けのピーチとチョコレートのママレードケーキ、フローラルの香り、ジンジャーピクルスとコショウのピリッとさを感じる。加水するとオレンジのレーズンケーキ、ブランブルゼリー、マロングラッセ、砂糖をまぶしたアーモンド、ルバーブキャンディへと変化する。甘く、暖かいワインのよう。シート状にしたフルーツのお菓子、サマープディング、シロップ漬けのショウガ、マルサラで漬けたビスコッティ-絹のように滑らかなオークのタンニンを感じフィニッシュへ。 24年間 ex-bourbon woodで熟成し、 second-fill oloroso hogsheadへ移し替え。