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5月, 2018の投稿を表示しています

ニッカ リッチブレンド エクストラシェリー

今回は限定発売されたリッチブレンドエクストラシェリーをフライングで素人テイスティングです。 気になるのはその内容は……特に華やかな香りを持つシェリー樽原酒を厳選し、そこに10年以上熟成させた宮城峡モルト原酒をブレンドしたようです。 ストレート 香り 溶接剤のような香りがありながらもアルコール感はありません。甘いフルーツ香、メープルシロップ、モルティな甘さも感じられます。 味 メープルシロップ、ドライフルーツ、若干の硫黄感、チョコレート、ミルキーな要素を感じた後に暖かい余韻が残ります。 ロック ドライフルーツ、アルコール感、硫黄、ミルキーさを感じられます。 ハイボール 華やかなフルーツ香を感じられるハイボール 種別ブレンデッド 構成原酒 ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度A 高騰日本のウイスキー業界で、限定品ながらこの値段帯でこのクオリティを出すのですから、さすがはニッカさんです。 前に投稿したリッチブレンドとは比べられないほどに、熟成感とシェリー感とが感じられます。 そして、去年発売された限定品で比べると一番近いのは香るアロマティックですが、アロマティックが甘くフルーティーに振れているブレンドなら、エクストラシェリーはフルーティーさとシェリー感、宮城峡モルト原酒の特徴をバランス良く味わえるブレンドにしやがってるかなー?と思います。 シェリー系が好きならかなり高いコストパフォーマンス思います(*´ω`*)

ニッカ リッチブレンド

今回は限定発売のエクストラシェリーとの比較用に買ったリッチブレンドを素人テイスティングです。 通常のブラックニッカに、華やかな香りのシェリー原酒を贅沢にブレンドしたというのがこのリッチブレンド。 通常より説明がかなり簡潔ですが……スーパーなどで良く見かけますので、あまり書くのも無粋でしょう(ネタのない言い訳 ストレート 香り アルコール感、微かに硫黄感があるものの、バニラ、シェリー由来と思われる華やかなで甘い香りを感じられます。 味 若さを感じさせるアルコールのピリピリとした刺激、フローラルな要素やシェリー感もあるものの、全体的にやはり若さを感じます。 ロック 多少若さが感じにくくなるものの、香りもかなり弱まります。甘さを伴ったえぐみがでます。 ハイボール 華やか香り……ぽいものを感じられます。 種別ブレンデッド 構成原酒 ストレート△ロック△ハイボール○ 香り★★★ 味★★★ 総評★★★(3) オススメ度C この値段でかなり頑張ってるのはわかりますが……うーんf(^^; ストレートやロック楽しめるものではなく、ハイボールなら飲めますが、それならブラックニッカでも……。 1500円以内の値段帯で、ブラックニッカ、リッチブレンド、ディープブレンド、ハイニッカ、スペシャル……とそれぞれ違う個性を感じられるウイスキーを生産してくれることは非常に頭が下がる思いですが……対抗馬となるブレンデッドスコッチが優秀f(^^; ニッカファンとしては原酒が厳しいのは承知で、二千円~三千円の値段帯で限定品や、フロムザバレル以外の物をあればな~と思ってしまいます。

ティーチャーズ セレクト

今回は南米で良く飲まれているというティーチャーズブランドから、コンビニで限定発売されたティーチャーズセレクトを素人テイスティングです。 ティーチャーズブランドの歴史は多くのウイスキー起業家達と同じく創業者のウィリアム・ティーチャーが1830年に開いた食料品店まで遡ります。 ティーチャーもスピリッツのブレンディング事業を始め、のちに息子が事業を引き出し、ますますブレンディングに力を注ぐようになります。そして1884年に「ティーチャーズ・ハイランドクリーム」を商標登録すると、ウイスキー造りが完全な本業になります。 傘下にはハイランドで唯一ピーティなウイスキーを今でも造り続けるアードモアとアサヒさんが正規輸入代理店となったグレンロドナックがあり、ブランドのキーモルトとして使われています。 ストレート 香り アルコール感と共にモルティな甘い香りと香ばしさ、微かにピートとニューポットに似た若さを感じます。 味 ピートとウッディな苦味を感じた後に甘栗等を思わせるほくほくした甘味と香ばしさを 感じ、スモーキーな香りの余韻が少し残ります。 ロック スモーキーさと樽由来と思わしきウッディなえぐみ、そして生焼けの卵菓子のような嫌なグレーン感が出てきます。 ハイボール モルティな甘味と香ばしさ、スモーキーさも感じられ美味しいです。 種別 ブレンデッド 構成原酒 アードモア、グレンロドナック等 ストレート△ロックハイボール◎ 香り★★ 味★★★ 総評★★★(3)ハイボールに限り★4 オススメ度Bただしハイボールに限れば(A) ハイボール押しの割にはストレートも悪くはありませんが、ロックはネガティブな要素が強く、ハイボールにすると不思議な程に美味しいです。 ブレンダーの技ですねぇ。 暑い夏に向けてハイボール用に買う分にはコスパの良いウイスキーだと思います(*´ω`*) あっ、もちろんスモーキーな香りが苦手な方には勧めませんが、ヨード系の要素はないのでスモーキーフレーバー入門にちょうど良いかもです。

サントリー 響 30年

今回は山崎蒸留所にて試飲した響30年を素人テイスティングです。 年間数量限定品とはいえ、通常(と言っても響30年もかなりの希少品でオークションでは五十万近くなることもあるようです)手に入るジャパニーズブレンデッドでは、年数値段と最高峰の品で、ハーフショットの山崎12年が200円。山崎18年が600円程で飲める有料試飲コーナーで3000円程の値段でしたf(^^; ……正直、スタンダード品ならシングルモルトが一本買える値段。躊躇わなかったと言ったら嘘になりますが、バー飲んだら幾らになるか、そもそも飲む機会どころか、お目にかかる機会すら貴重……という事で飲みました。 香り 円熟した甘く華やかな素晴らしい、お菓子の香りで満ちるパティスリーに入ったような甘い香り、完熟したラ・フランス、バナナ、バニラ、黒蜜、ごく微かな溶接剤。 味 甘く華やかなラ・フランス、バナナ等を思わせるフルーツ香、シェリー樽由来思わしき、チョコレート、巨峰、レザー、心地よいウッディな要素が渾然一体となりながら、どこまでも甘美な余韻が続く。 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★★★(8)暫定 オススメ度SSS ………………素晴らしい。それ以上の言葉が必要でしょうか?そんなウイスキーです。 まず間違いなく、今迄飲んだウイスキーで一番旨かったのは?と聞かれたら響30年と答えるでしょう。 あっ……好きなのは別ですよ?マイベストウイスキーは探している最中です。 ただ、世界には尊敬する某ブロガーさんが讃えた神ギリーや、限定品の響35年。ザ・ニッカ40年等の飲む機会どころか、お目にかかる機会すらなさそうな神酒と言っても過言ではないウイスキーが存在するので、8評価とさせていただきました。 値段的に躊躇うのは当然ですが、ウイスキー好きならば一度は飲んでみて欲しいウイスキーです!!!

サントリー 響 21年

今回は通常(と言ってもかなり入手は困難ですが)手に入る最高峰のジャパニーズブレンデッドウイスキーかと思われる響21年を素人テイスティングです。 飲んだのは山崎蒸留所の有料試飲コーナーです。じゃないと、希少性と値段的にとても飲めませんf(^^; 香り 甘く華やかなでエステリーな香りは完熟したフルーツが乗ったバスケット、新鮮なミルク、微かな溶接剤、黒蜜、ウッディな要素も感じられ、多彩な香り。 味 スパイシーな刺激のあとエステリーな多様なフルーティーが来たあと、甘い麩菓子、シェリー感と共にビターチョコレート、ミルキーな要素、フルーティーな要素とビターな余韻長く続きます。 種別ブレンデッド 構成原酒 ホワイトオーク樽貯蔵山崎原酒がキーモルト 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★★(7) オススメ度A 17年が加水でも楽しめる構成ブレンドならば、こちらはストレートで楽しむべきウイスキーでしょうか。……いや、そもそも手持ちにあったとしてもロックやソーダ割りは勿体なくて出来ないですがf(^^; 多彩な香りが共鳴し、響合うようなブレンドは素晴らしいの一言。機会があれば飲んで損はしないウイスキーかと思います(*´ω`*)

サントリー 響17年

今回は何故かバレンタインにイオンに並んでいた響17年のミニボトルを素人テイスティングです。 響の始まりについては 響1989 で書きましたので割愛させていただきます。 ストレート 完熟した梨等の甘く芳醇な香り立ちのフルーツ、白い花のようなフローラル、軽いスモークが鼻を抜け、ミルキーな風味とキャラメルのような甘い香ばしさ、微かなピートの余韻が残る。 ロック 完熟した桃、微かにパイナップル等の要素が感じられるようになる。 ハイボール トロピカルフルーツジュースのよう。なんだこれ。 種別ブレンデッド 構成原酒 山崎、白州、知多 香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★★(7) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度AA 初期の響1989……通称ゴールドラベルは白州初期蒸留原酒を使っている希少性、香り立ちや個性がいい意味で荒らさを残していましたが、こちらの現行品?はバランスが秀逸で、ストレートも美味しいですが、ロック、ハイボール、水割り等の加水でも伸びる素晴らしいブレンドに感じました。 軍資金があり、定価で買えるならば必ず買っておくべき銘柄。すでに休売も決まっていますので、定価入手の機会があれば買って損はしないですよ!

ヤッホーブルーイング 僕ビール君ビール 裏庭インベーダー

今回はヤッホーブルーイングの僕ビール君ビールシリーズから、裏庭インベーダーを素人テイスティングです。 ライトで爽やかな飲み口が特徴という「アメリカン・クリームエール」のレシピをベースに、よりホップの香りを引き出すアレンジを加え、さらにホップ香り付けを二度行う贅沢な造りにしたそうです。 ホップは爽やかな飲み口が特徴の新種ホップの「HBC431」を使用しているようです(´・ω・`) 香り パッションフルーツやグレープフルーツを思わせるフルーティーな香り 味 パッションフルーツのような豊かなホップの香りと共に、ホワイトエール等で感じられる小麦麦芽由来の旨味を感じられ、苦味ほとんどなくスッキリとした飲み口。 香り★★★★☆ 味★★★★★ のど越し★★★★☆ コスパ★★★★★ これはかなりオススメです! この夏常備ビールにしたいナンバーワン候補と言っても過言ではないです。 ローソンにお立ち寄りの際は是非とも購入してみてください(*´ω`*)

グレンカダム 10年

今回は15年が別名大麦のクリームと言われるグレンカダム10年を素人テイスティングです。 1825年にジョージ・クーパーによって設立されたのが、グレンカダムです。数回にわたる所有者の変更がありましたが、ファークラス等と同じく1954年までは家族経営が続けられていました。 しかし同年にハイラム・ウォーカーの手に渡り、後にアライドディスティラーズの傘下におさまることになります。 当時のスペイサイドでは経営の安定を図るため、大手企業傘下に収まることが多く、グレンカダムは一層の経営難に陥ったようで、2000年には原酒の供給過多で、閉鎖に追い込まれていましたが、2003年にアンガス・ダンディに買収され、復活しています。 2005年にロッホサイド蒸留所が閉鎖されたので、自分が知る限りはアンガス唯一の蒸留所になっているようです(´・ω・`) バランタインの原酒の一つでもあります。 ストレート 熟しかけのプラム、メープルシロップ、微かに白ブドウ、焼きたての食パンのような甘さを伴った香ばしさ、ごく微かに紙ぽさもあります。甘くクリーミーな味わい、アメリカ製のキャラメルポップコーンのような甘さと香ばしい余韻が残ります。 ロック 人工香料ぽい甘さと香ばしさ、クリーミーな余韻。 ハイボール 微かな紙ぽさもあるものの、プラムぽいフルーティーさが味わえます。微かにレモン香料も感じます。 種別シングルモルト 構成原酒 ストレート○ロック△ハイボール○ 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★ オススメ度A 正直そこまで期待していなかったのですが、これは美味しいです。フルーティーな要素もありながら、麦の香ばしさ等も楽しめるので宮城峡が好きな人は手にとって損はしないと思います。 僕もそのうち資金に余裕ができ次第、ボトル買いしたいと思います(*´ω`*)

ニッカ ハイニッカ

今回はニッカウイスキーから、ハイニッカを素人テイスティングです。 当時は原酒混合率とアルコール度数によって階級が定められ、階級ごとにかけられていた税金が価格を大きく決めていた中で、特級のブラックニッカ、廉価な三級スペシャルブレンドウイスキー角瓶というラインナップに、 東京オリンピック、東海道新幹線開通と好景気に沸く、1964年に発売されたのがハイニッカです。 二級ウイスキー限界のアルコール度数と原酒を加え、買い求め安い手頃な値段で爆発的に売れたそうです。 高度経済成長の中で音響機器が次々と改良され、ハイファイという言葉が世の中に浸透し初め、それを言いやすくハイハイと直し、当時はハイハイウイスキーとして売り出す予定だったようですね。 まぁ、結局はハイニッカという名前になったそうですがf(^^; そして、「ワシは最も売れているウイスキー飲んじゃ!!」と竹鶴政孝氏が晩年、毎晩のように楽しんでいたウイスキーでもあります。 ちなみにウイスキーを毎日そのまま飲んでは胃が荒れるからと、水割りを社員に推奨し、竹鶴氏も水割りを楽しんでいたようです。 ストレート アルコール感とメープルぽいモルト甘い香り。マーラカオ(中華風卵蒸しパン)のような甘味とニッカらしいビターなピートの余韻。 ロック チョコレートのようなビターさが際立ち、微かに生焼けの卵菓子のようなネガティブなグレーンの甘さ。 ハイボール 甘さとピートのビターさが後を引き締めてくれるハイボール。 種別 ブレンデッド 構成原酒 ストレート△ロック×ハイボール○ オススメ度B- ストレートで飲むとグレーンなのか、マーラカオぽい甘さがあり、ロックにするとそれがネガティブに感じるのでオススメはハイボール。 もしくは竹鶴氏に思いを馳せながら、水割りで飲んではいかがでしょうか(*´ω`*)

シーバスリーガル 18年

(上の画像は ひとくちウイスキー さんのご好意で提供していただきました) 今回はシーバスリーガル18年を素人テイスティングです。 シーバスリーガルと言えば、おそらく一番知名度が高いのがシーバスリーガルミズナラでしょうが、12年、今回の18年、25年とラインナップがあり、シーバス&ペルノ・リカールとしてロイヤルサルート21年を含めれば豊富な年数と値段帯で展開しています。 キーモルトになるのはストラスアイラとロングモーン。特に18年で重要な役割をしているのがストラスアイラと言われています。 ストレート 香り リンゴのような果実の甘い香りと完熟した果実に感じるような溶剤香、どこかにハーブのフローラル、甘い麦の香りも感じられます。 味 ドライフルーツ、モルティな甘さがあり、ミルキーな要素も感じられ、水出しコーヒーで作ったカフェオレのようなまろやかな余韻が中程度続きます。 ロック 果実香が弱まり、モルティ要素が出てきます。かなりまろやかな口当たりに。 ハイボール 甘味やビターな要素がありながら、まろやかで美味しいハイボール。 種別 ブレンデッド 構成原酒 ストラスアイラ、ロングモーン等 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) ストレート○ロック◎ハイボール○ オススメ度B+ バランスが良く、美味しいウイスキーだと思います。そして飲み方としてはストレートはストレートで美味しいですが、そのまま飲むより少量の加水やロック等にしてこそ、まろやかさが感じられて良いと思います。 気になる方はバー飲み、もしくは ひとくちウイスキー さん等を利用すると良いかと思われます。今(5月7日現在)ならひとくちウイスキーさんの方で5000円以上の利用でプレゼントキャンペーンもやってますので、お得かと思います(*´ω`*)

ジョニーウォーカー 青ラベル 旧ボトル(年代不明)

今回は世界的なスコッチブランドであるジョニーウォーカーから、超限定品であるキングジョージ三世を除けば、ハイエンドクラスであるジョニーウォーカー青ラベルを素人テイスティングです。 膨大なストックの中から、一万樽から選び出した一樽の至玉のウイスキーや、40年や50年物が、蓄積された経験と知識を元に高レベルなブレンディングでブランドされたと言うのがこちらの青ラベル。 ウォーカー氏が重要顧客にだけ振る舞ったスペシャルなウイスキーを再現したとも言われています。 年間生産数は4000本決まっており、それぞれシリアルナンバーが振られた高級ウイスキーです。 漢文なので香港や台湾回りの品だと思われます。 年代はすいません……。聞き忘れました。 香り 上品な香り立ちのスモーク、リンゴチップようなフルーティーさらスモークハム、微かにメープルのような甘い香りがあります。 味 今流行りの瞬間燻製のように上品なスモーキーな香り、フルーティーさとモルティな甘さと芳ばしさが感じられ、とても長く上品な焚き火のようなピートの余韻が続きます。 種別ブレンデッド 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度A 一万円を超える値段に見会うだけの高級感ある上品な香りと味わいのウイスキーです。 デイリーウイスキーではちょいと手が出ませんが、何かの記念や贈り物、自分へのご褒美にどうぞ(*´ω`*)  

オラホビール 雷電 閂(かんぬき)

今回は長野にあるオラホビールから、雷電閂を素人レビューです。 オラホビールと言えば、自分のなかでよなよなエールとツートップで美味しいと思っている「キャプテンクロウ エクストラペールエール」を醸造販売されている会社。 歌舞伎役者ぽいポップなデザインのパッケージも相まって、期待感が高まります。 ちなみに雷電はピエール・ド雷電という名前で、春夏秋冬にそれぞれ飲んでほしいビールを数量限定醸造しているそうで、そのうち手に入りましたら是非とも飲みたいと思います。 それとオラホビールはキャプテンクロウペールエールで、昨年世界的なビアコンテストで賞を取っている実力派ブルワリーです。 香り マスカット、パッションフルーツ、アセロラ、ホワイトグレープフルーツ等を思わせる非常にフルーティーで豊潤な香り立ち。 味 確かな麦の甘味と旨味が感じられ、尚且つその後にグレープフルーツを食べたような苦味と香りが口に広がり、長い余韻が楽しめる。 香り★★★★☆ 味★★★★☆ のど越し★★★☆☆ 総評★★★★☆ これは旨いですっ!キャプテンクロウを販売しているおらほビールさんなので、期待はしていましたがこれは期待以上! これはコスパも高く是非飲んでいただきたいビール。オススメします(*´ω`*)

ジョニーウォーカー グリーンラベル 15年

            (上の画像は ひとくちウイスキー さんのご好意で提供していただきました) 今回は ひとくちウイスキー さんで購入したジョニーウォーカーグリーンラベル15年を素人テイスティングです。 様々な値段帯と年数を幅広く展開するジョニーウォーカーブランドの中でも唯一モルトだけをブレンドしたのが、グリーンラベル15年です。 キーモルトはアイランズからタリスカー、アイラからカリラ、スペイサイドからクラガンモア、リンクウッドの4つ。 こちらのグリーンラベルは国内で一時休売となった2012年以前のボトルとのことですので、現行品と味が違うかは不明ですが、気になる方はひとくちウイスキーさんでどうぞ(*´ω`*) ストレート 香り 杏、微かに桃を思わせるの甘い果実香、スモーキーな要素と麦芽の甘さ等、多様な香りを感じられますが、香りのボリュームが低い印象を受けます。 味 最初にピートのスモークが来て、麦の香ばしさと甘味、果実感、モカコーヒーような余韻が残ります。 ロック 麦の甘さと果実感が強く出て、スモーキーな要素は抑えられ、コーヒーのような要素も感じられます。 ハイボール スモーキーな要素と果実が感じられ、麦芽の甘さもある美味しいハイボール。 種別 ブレンデッドモルト(ピュアモルト) 構成原酒 タリスカー、カリラ、クラガンモア、リンクウッ 香り★★★★★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5) ストレート○ロック○ハイボール◎ オススメ度A ストレート、ロック、ハイボールと飲み方を選ばず美味しく楽しめますが、自分はスモークと果実感、麦芽の甘さをバランス良く感じられるハイボールが一番美味しく感じました。 まぁ、ちょっとこの値段帯のハイボールは贅沢な気もしますがf(^^; 一本買いして損はしないと思いますし、様々な飲み方が楽しめるウイスキーかと思います。

サントリー 山崎蒸留所限定ウイスキー

今回は山崎蒸留所限定ウイスキーを素人テイスティングです。 こちらのウイスキーは山崎蒸留所のウイスキー館にて、販売されているウイスキーなのですが……定価が1500円程なのにも関わらず、フリマ系では3000円、楽天ショップ等では8000円で売られているウイスキーですf(^^; 自分はウイスキー館で手にいれました。 ストレート香り ノンエイジに通じるウッディな甘い香りがあるものの、つんっとしたアルコール感が強い。 味 ウッディさと甘さ、ミルキーを感じますが、香り以上にアルコールの刺激を感じます。 ロック 甘みとウッディさ立つものの、アルコール感がやはり強いです。 ハイボール ウッディな甘味を楽しめ、ハイボールに関しては山崎ノンエイジとの差は感じにくいです。 種別 シングルモルト 構成原酒 香り★★★~★ 味★★★~★ 総評★★★~★(4) オススメ度A ストレート△ロック△ハイボール○ 年数以外、構成原酒が山崎ノンエイジと変わらないのか山崎らしさを感じられます。 原酒の若さからか、どうしてもアルコール感が目立ちますが、蒸留所限定とはいえ、300mlで1500円ほどで買えたはずなので、軒並み高額になっていくサントリーウイスキー の良心と言えるかも知れません(*´ω`*) しかし前述しましたが、あくまでもお土産として買うからこそ価値のあるもので、高額転売されているものを買うものではないと思いますよー。

ニッカ 余市12年

今回は余市12年を素人テイスティングです。 と言っても既に終売となっており、蒸留所か、バー、もしくはかなりの高額で二次流通品を手にいれるしかありませんf(^^; 香り 華やかなバニラ香に完熟した果実香、余市らしい重厚なピートと、シェリーから感じたのか微かに革のニュアンスを感じました。 味 ピートを伴った果実香とバニラ、ハニーレザー、微かな潮、重厚なピートの余韻が残ります。 種別シングルモルト 構成原酒 バニラ&ウッディ、ピート&ソルティ、シェリー&スイート 香り★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度A 好みは別れる部類の味だとは思いますが、石炭直火で蒸留されたウイスキーならではのさすがの重厚感!素晴らしく美味しいです。 10年後に再販される事を切に願います!

アサヒ グランマイルド

今回はアサヒグランマイルドを素人レビューです。 4月に行われた酒税法の改正に伴い、大手三社(サントリー、キリン、アサヒ)が、新しい定義のビールとして新商品を発売しました。 サントリーはビアレシピと銘打ち、女性層の取り込みを計ったのか、二種のフルーツビールを出しましたが自分は微妙に感じました。 キリンはグランドキリンブランドの限定商品にレモン編と名を付けて、バランスの良い美味しいビールを(ただ三社を比較しようとするとキリンだけ100円ほど単価が高くなっていますので、公平とは言いがたいかも知れませんf(^^; もちろんブランド戦略として、通常の一番搾り以外に、クラフトビール人気の高まりを見てか、ハイブランドとしてグランドキリンやスプリングブルワリー等の販売に力を入れたキリンの先見の明は評価されてしかるべきでしょう。 あっ……はい。なんか、だいぶ話が脱線しましたが、そんな中でアサヒが打ち出したビールの新定義はゆったり飲める高アルコールビール。 アルコール臭さを抑え、レモングラスを使って麦の不快な穀物臭を抑え、ゆったりリラックス飲めるビールをコンセプトに打ち出したようです。 香り それほど強くはないものの、アサヒのフルーティーな香りが少し増しているように感じます。 味 程好い苦味と甘味、旨味もあります。その中にどこか清涼感も感じます。 香り★★☆☆☆ 味★★★☆☆ のど越し★★★☆☆ 総評★★~★☆☆ 普通に美味しいのですが、これはっ!という要素が自分はあまり感じられませんでした。 ゆったり飲めると言えば飲めるのですが……それならよなよなエール等のクラフトビールで香りを楽しみたいですし、高アルコールと言うなら自分にはウイスキーがあるので、正直ビールの味云々以前にコンセプトが合わない印象を感じましたf(^^;