今回は15年が別名大麦のクリームと言われるグレンカダム10年を素人テイスティングです。
1825年にジョージ・クーパーによって設立されたのが、グレンカダムです。数回にわたる所有者の変更がありましたが、ファークラス等と同じく1954年までは家族経営が続けられていました。
しかし同年にハイラム・ウォーカーの手に渡り、後にアライドディスティラーズの傘下におさまることになります。
当時のスペイサイドでは経営の安定を図るため、大手企業傘下に収まることが多く、グレンカダムは一層の経営難に陥ったようで、2000年には原酒の供給過多で、閉鎖に追い込まれていましたが、2003年にアンガス・ダンディに買収され、復活しています。
2005年にロッホサイド蒸留所が閉鎖されたので、自分が知る限りはアンガス唯一の蒸留所になっているようです(´・ω・`)
バランタインの原酒の一つでもあります。
ストレート 熟しかけのプラム、メープルシロップ、微かに白ブドウ、焼きたての食パンのような甘さを伴った香ばしさ、ごく微かに紙ぽさもあります。甘くクリーミーな味わい、アメリカ製のキャラメルポップコーンのような甘さと香ばしい余韻が残ります。
ロック 人工香料ぽい甘さと香ばしさ、クリーミーな余韻。
ハイボール 微かな紙ぽさもあるものの、プラムぽいフルーティーさが味わえます。微かにレモン香料も感じます。
種別シングルモルト
構成原酒
構成原酒
ストレート○ロック△ハイボール○
香り★★★★★
味★★★★★
総評★★★★★
味★★★★★
総評★★★★★
オススメ度A
正直そこまで期待していなかったのですが、これは美味しいです。フルーティーな要素もありながら、麦の香ばしさ等も楽しめるので宮城峡が好きな人は手にとって損はしないと思います。
僕もそのうち資金に余裕ができ次第、ボトル買いしたいと思います(*´ω`*)
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