年始初めての素人テイスティングは宮城峡で行きたい思います。
なぜ宮城峡なのか?と言うと珍しく訳があります。それは今年で宮城峡蒸留所が稼働してから50年という節目を迎えるからです。
宮城峡蒸留所は1967年に、2代目マスターブレンダーである竹鶴武氏が、すでに高齢であまり動けない父・竹鶴政孝氏の代わりに、二つ目となる蒸留所開設に向けていくつもの候補地を回り、広瀬川と新川という2つの清流に囲まれた宮城峡で、ブラックニッカの水割りを作り、その味から宮城峡へ蒸留所を作ることを決めたそうです。
それは日本で異なる性質を持つ蒸留所を2つ以上所持し、ブレンドする竹鶴政孝氏の夢が叶った瞬間でもありました。
余市がハイランドやアイラに例えられますが、宮城峡はローランドやスペイサイドに例えられます。
蒸留方法も余市が石炭直火蒸留なのに対して、宮城峡は蒸気による間接蒸留。ポットスチルの形状も余市はストレートヘッド型、宮城峡はライトアームバルジ型と、対極の原酒を作り、その原酒をブレンドすることで多彩な味わいのウイスキーを生み出すために製法を変えているそうです。
そんな宮城峡蒸留所にも、最近だとブレンダースピリットに使われた超熟余市原酒と同じように稼働当時から置いてある樽があります。
あくまでも確定ではなく、現場レベルの話だけという事を強く前置きしてから書きます。
今年か来年に、50年を記念してその超熟原酒を使ったウイスキー販売したいと言う話があるようです。
話だけで、確定情報ではなく、販売するとしても高級シングルモルトにするのか、もしくはブレンダースピリットのような形にするのか不明ですが、とても楽しみであります。
値段帯によっては僕が飲めるか分からないですがw
ソースは宮城峡蒸留所へ有料セミナーへ行った時に、社員さんから聞いたお話なので間違いありません。
ストレート バニラ、メープル、チョコレート、硫黄の香り。ドライフルーツ、アルコール感と硫黄、ビターチョコ、最後に甘栗のような芳ばしい余韻が残る。
ロック アルコール感と微かな硫黄、芳ばしさを感じやすくなる。
ハイボール スッキリしながらもフルーティーな味に
種別シングルモルト
構成原酒 ノンピート原酒、フルーティーなノンピート原酒、シェリー原酒
構成原酒 ノンピート原酒、フルーティーなノンピート原酒、シェリー原酒
香り★★★★★
味★★★★★
総評★★★★★
味★★★★★
総評★★★★★
オススメ度B+
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