(上の画像はひとくちウイスキー様のご好意でいただきました)
今回は12年に引き続きグレンフィディックの18年を素人テイスティングです。
12年にて大まかなグレンフィディックの歴史について書いたので、次はその生産性について書きたいと思います。
シングルモルトとしては脅威的な売り上げを叩きだし、市場の需要に答えるため1947年に設備拡大を行ったのですが……その時12基の蒸留器を投入し、現在は計31基。年間生産量純アルコール計算で1400リットルに達する生産を行っているようです。
ディアジオ(グレンモーレンジ等多数蒸留所を所有)が近年国内最大の生産量を誇る蒸留所として、新設したローズアイル(ブレンド用モルト供給が主力事業)をはるかに上回るスコットランドでもトップクラスの生産設備と生産量を誇ります。
日本で言うなら宮城峡蒸留所の蒸留器に比べ四倍(宮城峡は8基)なので、その生産設備の大きさがわかりますねー。
さて、今回飲むグレンフィディック18年は12年と違いオロロソシェリー樽原酒も加わっているのが特徴です。
ストレート
香り 熟した果実を思わせるつんとアルコールの揮発、バニラ、熟してないプラム、リンゴ、奥にタンスを開けたような木の香りも微かに感じられます。
味 シェリー系らしいウッディさ、ドライアプリコット、麦の香ばしさ、マロングラッセを食べた後味、フルーティーさとウッディさが混ざった余韻が中程度続きます。
ロック 甘さは鳴りを潜め、良くいえばウッディ、悪くいえばえぐみが強調されます。
ハイボール フルーティーさがあるものの、全体的にぼやけたハイボールに……
種別シングルモルト
構成原酒バーボン樽原酒シェリー樽原酒
構成原酒バーボン樽原酒シェリー樽原酒
香り★★★★★
味★★★★★
総評★★★★★(5)
味★★★★★
総評★★★★★(5)
ストレート○ロック△ハイボール△
オススメ度B
普通に美味しいですが、これを一本買いするかと言うと……5000円越える買い物になるので気になる方はひとくちウイスキーや、バーで試すことをオススメします(*´ω`*)
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