(上の画像はひとくちウイスキー様のご好意でいただきました)
今回はロイヤル・ロッホナガー12年を素人テイスティングです。
ディーン川沿いに立つロイヤルロッホナガー蒸留所は、1845年にジョン・ベックが創業。
かつて対岸にあったロッホナガー蒸留所(1829年の大洪水で流されたそう)と区別するためにニューロッホナガーと名乗っていたそうですが、創業から間もない1848年に同地域に程近いバルモラル城へ避暑に訪れていたヴィクトリア女王とアルバート公を、創業者のジョン・ベックが招待し、同年末にロイヤルの名を冠することを認められたようです。
事業は順調で「VAT69」やジョニー黒、青等に原酒の供給を行っていますが、1916年にジョン・ディワー&サンズに買収。現在はディアジオの傘下となり、多額の出資を受け、事業のテコ入れも行われているそうです。
またスコットランドでも五指に入る小さな蒸留所で、生産量は少ないながら、伝統的なマッシュタンや宮城峡等と同じ蒸気による間接蒸留を行っています。
それと面白いのが貯蔵庫がないのか調べても分からなかったのですが、熟成はスペイサイドのグレンロッシーで行われているようです。
ストレート
香り ガム、ペットボトルの甘い紅茶等を思わせる人口的な甘い香り、青いプラム、梅、ハッカ、ミント、香草のフェンネルを思わせる香りもあり、複層的。
味 青い梅、ハーブ、麦の香ばしさ、ピートの余韻が続いたあとに梅干しを食べた後のような後味が残ります。
ロック 人工的な甘さとハーブの香り、フルーティーさと柔らかいピートが楽しめます。
ハイボール 甘さとハーブのような爽やかさを感じられるハイボール。
種別シングルモルト
構成原酒 軽いピーテッド原酒、アメリカンオーク樽を主体にヨーロピアンオーク樽も使用
構成原酒 軽いピーテッド原酒、アメリカンオーク樽を主体にヨーロピアンオーク樽も使用
香り★★★★★
味★★★★
総評★★★★~★(4ー5)
味★★★★
総評★★★★~★(4ー5)
ストレート○ロック○ハイボール○
オススメ度B
ウイスキー好きの間では評価が良く。バランスも良く、飲み方を選ばない良いウイスキーなのですが……f(^^;
自分の好みではありませんでした。嗜好品なので仕方ありません。どうやら僕は人工的な甘い香りが少し苦手なのようです。
他の方のテイスティングもかなりばらつきがあるようなので、自分的にはバー飲み、もしくはひとくちウイスキーさんて試すことをオススメします。
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