スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2021の投稿を表示しています

宮城峡 ピーテッド

ストレート  香り 穏やかで軽い香りたち、天津甘栗を思わせるほっこりとしたモルティな香ばしさ、メープルシロップ、軽く植物を燃やした香ばしいピート香。 味 天津甘栗の香ばしさとホッコリ感、りんご系のフルーティーさ、エステルフルーツとライトなピートの余韻が残ります。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★〜★ 味★★★★★〜★ 総評★★★★★〜★(5〜6) おすすめ度B−(ボトルはC− 毎年秋頃にリリースされるニッカの限定品。こちらは宮城峡の限定品である宮城峡ピーテッドです。 ピート感は海岸系と言うよりはいわゆるスペイサイドやハイランド系と言われる内陸系の焦がしたようなニュアンスが強いかと思います。 第一印象から飲み終わったあと含めて、バー向けだな……と。と言うのが個人的な感想です。 バーで通常の宮城峡などと飲み比べる分には楽しめると思いますが、なかなか高額なお値段を考えると家にボトル欲しいかと言われると……同系統ならベンロマックで良いのでは?と言うのが正直なところです。 気になる方はどこかでお飲みになって見てください。 以下公式コメント。 宮城峡モルトの知られざる魅力をお届けするというテーマにふさわしい原酒として選んだのは、ヘビーピートタイプのモルト。宮城峡らしさを備えつつしっかりピートを主張するこの希少な原酒を使いながら、かつてない「シングルモルト宮城峡」をつくりあげようと考えました。 上向きのラインアームを持つポットスチルで焚く宮城峡のヘビーピート原酒は、ピートをしっかり主張しつつ、エレガントさも併せ持っています。この個性を生かすため、ブレンドの骨格はライトピート原酒で組み立てました。原酒ごとに異なるピートの強弱を見極め、バランスを取りながら調整を繰り返し、宮城峡らしさとピートとの豊かな調和にたどり着きました。 立ち上がりは、熟した果実のような香りとウッディな樽の香り。ピーテッドと銘打つ割にピート感は抑えめかと思わせながら、口に含むと甘さとともにピートが広がります。余韻はきりっと引き締まったピートと、ビターチョコのようなほろ苦さ。トップから余韻まで流れるような抑揚があり、全体の印象はあくまでエレガントです。 ストレートで味わった後は、ぜひトゥワイスアップを。フルーティーな華やかさが開き、樽のビターも楽しめます。ドライフルーツのような甘

ポールジョンクリスマスエディション 2021

ストレート 香り 華やかな香りたち、メープルシロップ、クレームブリュレ、みつ豆、淡いながら徐々にワイルドベリーと黄色い果実を感じさせるフルーティーが感じられます。 味 チョコピーナッツ、少しの黒蜜と淡いながら黄色いフルーツを感じさせる鼻抜け、黒糖カフェオレを思わせる綺麗なタンニンと果実の長い余韻が続きます。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★〜(6〜) おすすめ度B 今回で3度目となるポールジョンクリスマスエディション。 正直、まぁ。ポールジョンには良い印象も悪い印象もなく………とりあえず毎年飲んでるから飲むかという気分で飲みました。 今まで飲んだクリスマスエディションで一番旨めぇ!!! ^^ ちゃんと?美味しいシェリー系のウイスキー。 しっかりと適度に効いたシェリー樽の影響と、淡いながらも黄色いフルーツが感じられて飲めるなら飲んでみて欲しい一杯です。

SMWS 29.280 大西洋のスプレーと焚き火の火花 ラフロイグ10年

ストレート 香り 穏やかな香りたち、徐々にバニラエッセンス、白檀を思わせるお香、グレープフルーツの皮、キャラリゼ直前のアーモンドのナッティ。 味 バニラクリーム、お香とヨード、お香の灰を思わせるスモークと少しのグレープフルーツを思わせるフルーティーな余韻が続きます。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 2nd Fill Barrel / Bourbon 香り★★★★★〜★ 味★★★★★〜★ 総評★★★★★★(〜6) おすすめ度B+ 抽選販売されたアウトターンが92本というSMWSラフロイグ。 第一印象は 何だコレ。白檀のようなお香がいやがる 。 でした(笑) 以前 このカリラ にタイトル通りお香ぽいニュアンスを感じたのですが、どういう過程でこの香りがつくのか気になりますね。 たぶん。アウトターンの少なさ的にクォーターカスクぽくも思うんですが…… 本数少ないですが、ぜひラフロイグ好きな方に飲んでみて欲しい面白いラフロイグでした。 公式テイスティング [ノーズ]暖炉のそばの鋳鉄製の鍋のスモークハム、または桟橋の端にある菓子屋台、プロザックのような薬効ピート。 [パレット]味わいは甘いが、タール、リコリス、トリークルトフィー、唐辛子を添えた海藻の揚げ物、と男性的な味わい。その後、リンゴと蒸気機関車で出されるセレリアックのサラダを感じる。岩だらけの岬にある木製の魚箱の焚き火。野生の大西洋のスプレーが火花と混ざり合っている。だが、味わいは甘く、魚の燻製、グリーンフルーツ、チョコレートソースをかけたアイスクリーム、フィニッシュには焦げた木、煙、灰。

ウィスク・イー カリラ11年 2009 東日本大震災チャリティーボトル

ストレート 香り 力強い香りたち、レモン水、焚き火とニューポッティ、少しのミンティ、燻製チーズを思わせる酪酸と一匙の藻塩。 味 バニラクリーム、燻製、焚き火の煤、クリームと燻製の長い余韻。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 ホッグスヘッド 香り★★★★★〜★ 味★★★★★〜★ 総評★★★★★〜★(5〜6) おすすめ度B 東日本大震災チャリティーボトルとして販売されたカリラ。 ニューポッティと混ざりあったレモン水と燻製とミンティ。 10〜年のホッグスヘッドのカリラ味と言えば、ある程度飲み慣れた人なら想像がつくだろう。まさにホッグスヘッドカリラ味。 お値段も今の相場で。なんともコメントがし辛い……まぁどこかで飲んでみてください。

SMWS 4.256 黒っぽい色の味わい ハイランドパーク15年 2005

ストレート 香り アルコールの強いアタックを感じる力強い香りたち、徐々に優しいヘザースモーク、ハニーシロップ、メープル、レーズン、奥から貝類を思わせる潮っぽさも。 味 ヘザースモーク、メープルシロップ、貝類を思わせる潮、ナッツ、僅かな工業オイル、レーズンと潮の長い余韻。 種別 カスクストレングスフィニッシュ 構成原酒ex-bourbon a first-fill PX hogshead 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★〜(6〜) おすすめ度A 正直これは驚きました。SMWSのハイランドパークは数年前に試飲会で出たボトルが個人的にニューポッティさを強く拾ってしまい、非常に嫌なイメージがこびりついていたのですが………これはかなり良かったです。 注ぎたてはアルコールの刺激が目立ちますが、らしいヘザースモークと適度なシェリー樽の影響と余韻の潮っぽさと相まってめちゃ好印象でした。 この潮っぽさは このハイランドパーク でも感じましたが、近年だからこそなのでしょうか……。少しバーなど追ってみたいと思います。 公式テイスティング 13年間ex-bourbonで熟成した後、a first-fill PX hogsheadへ移し替え。 [ノーズ]すぐにはスモーキーさをを捕らえないが、スモークポーク、キッパー、くすぶっている泥炭、ビーチでの焚き火が香ってくる。それとは別にトフィー、マジパン、レーズン、マヌカハニーの甘さも感じる。木の実の風味、乾燥した海藻とバイ貝の塩味、整備士の油性のぼろきれのような工業的な香りもほんの少し感じる。 [パレット]味わいは、ブラックカラントジャム、麦芽エキス、黒パン、コーヒー、ダークチョコレート、フルーツレザー、炒めた黒キャベツ。黒っぽい色物の味わい。

OB アラン14年

ストレート 香り 軽やかな香りたち、少しのバニラと軽いメープルシロップ、青さを伴うエステル系フルーツ香(キウイフルーツとマスカット) 味 エステル系フルーツとバニラと少しのメープルシロップ、エステル系のフルーティーな余韻が残る。 ロック エステル系フルーツが前面に来るもののアルコール感も強く感じます ハイボール 軽やかでフルーティーなハイボール。 種別 シングルモルト 構成原酒  香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) ストレート○ロック△ハイボール○ おすすめ度B 軽やかなで確かなエステル系フルーティーなアランの酒質を感じれるアランです。 個人的にはハイボールがかなり好みでガブガブいってましたw 終売ではなくコブクロさんが飲んでるとのことで、一時期若干高騰したりとしてましたが、シェリーのイメージが強くなってるアランのフルーティーさを感じれる良い終売リリースでした。

ウイスキーエージェンシー&アートワーク オールドロスデュー26年  1993

ストレート 香り 柔らかい香りたち、バニラエッセンス、青いバナナ、濡れたダンボールにパパイヤと少しのマンゴークリーム、奥には焼き立てのパンケーキのような麦の甘い香りも 味 バニラエッセンスを垂らした弱めの濡れたダンボールとパンケーキに青いバナナ、余韻はパパイヤに少しのマンゴークリームが混ざるトロピカル感が残ります。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★〜 味★★★★★★〜 総評★★★★★★〜(6〜) おすすめ度B かなり弱いもののダンボールのような紙のニュアンスを許容出来るかどうかでだいぶ評価が分かれそうなボトル。 そこさえクリアしてしまえば黄色いフルーツと評されるトロピカルぽいニュアンスのフルーティーさが魅力的なウイスキーでした。

SMWS 4.258マグナムにして!(ハイランドパーク15年)

ストレート 香り 注ぎたては少し野暮ったい。徐々にレアモルトを思わせるオールドボトル的な滋味深い麦感、潮と徐々にバニラやエステル系フルーツの甘さが立ち上って来ます。 味 滋味深いレアモルト系の麦感、オイリーで、潮ぽさとバニラの甘さの余韻が残ります。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6)暫定 おすすめ度A 古酒感を思わせる滋味深麦と潮を思わせる香味が魅力的なハイランドパーク。 うめぇ! 正直SMWSは美味しいハイランドパークを飲んだ記憶がないので、驚きでした。 調べたところ売り切れだったので、どこかでぜひ飲んでいただきたいハイランドパークです。 公式テイスティング [ノーズ]素晴らしく、古典的なハーブとメンソール。メンソールタバコ、ミントティー、ブーケガルニ、スモークしたシーソルト、濡れたビーチの小路、サンダルウッド。素晴らしく刺激的で新鮮。少し加水すると、ピュアでフレッシュなコースタル感が生き生きと出てくる。たっぷりのウィンターグリーン、銀梅花、羊毛オイル、ミネラル塩。 [パレット]まず軽いスモーキーさとすすっぽさ、しっかりとした感じの石灰岩、パテ、樟脳、柑橘類。ほんの少しブラッドオレンジ、オリーブのタプナード、焚き火の残り火のニュアンスも感じる。加水すると、より甘いシリアル感、シナモントースト、冷却した麦汁、ペッパーワックス、ローストアスパラガス、そしてかすかなピート。 13年間 bourbon hogsheadで熟しした後、first fill STR barriqueへ移し替え。

GM CC オールドマップ コールバーン1972

ストレート 香り 甘い香り立ち、ハムなどの加工肉を思わせる僅かな獸脂、非常に濃い樹液、アカシアはちみつたっぷりのパンケーキ、奥から完熟マスカットや完熟黄桃、パッションフルーツを思わせるトロピカル系のフルーティーさも。 味 メープルシロップ、パッションフルーツと墨、渾然一体とした熟成感と、完熟黄桃を思わせるトロピカル系の素晴らしく長い余韻が残ります。 香り★★★★★★★〜 味★★★★★★★〜 総評★★★★★★★〜(7〜) おすすめ度A めちゃ美人さん。めちゃ濃厚な樹液を思わせる香りたちとアカシア蜂蜜からのトロピカル感のある香りの素晴らしいウイスキーでした。 京都洋酒研究所さん感謝です😋

OB ペンダーリン レジェンド

ストレート 香り グラッパを思わせるフルーティーな香りたち、ケミカルな少しのバニラと袋パンのハチミツフィリング、僅かながらアイリッシュ系トロピカルの片鱗。 味 グラッパを思わせるフルーティー、ケミカルなバニラ、僅かなバナナのエステル、アイリッシュ系のトロピカルな余韻が残ります。 ロック グラッパ的な要素がなくなり、アイリッシュトロピカルを拾うもののアルコール感も強く感じます。 ハイボール グラッパとケミカルフルーツ。 種別 シングルモルト 構成原酒 三種バーボン樽のヴァティング後、マデュラ樽でフィニッシュ 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) ストレート○ロック△ハイボール○ おすすめ度B 今回はスコッチウイスキーではなく、ウェールズウイスキーのペンダーリンのスタンダード品。ペンダーリンレジェンドをテイスティングです。 創業1998年。ウイスキー発売は2004年と今や人気蒸留所の一角なったアランと近い歴史を辿っています。 ただそれほど話題に登ることのなかった地味めな蒸留所でしたが、個人的にはSMWSて出た こちら に感じたケミカルながら確かに感じる桃のニュアンスが印象に残り、密かに注目していたのですが、ブティックウイスキーさんから出たものがケミカルピーチと一部で話題になっていたので、放置していたこちらを改めて飲みました。 個人的にはシボーナ(グラッパ)のマデュラ樽のものとの共通点を多く見つける事が出来ました フィニッシュのマデュラ樽の影響か、アイリッシュ系のケミカルながら桃ぽいニュアンス(特にハイボール)を拾える面白いウイスキーでした。ごちそうさまです。 ノンエイジと考えると安い訳ではありませんが、どこかで飲んでみて欲しい蒸留所です。

信濃屋&Kyoto Fine Wine and Spirits ティーニニック21年 1999

ストレート 香り 綺麗な香りたち、バニラエッセンスを一滴垂らしたホットミルク、焼き立てのブリオッシュ、フェンネルでマリネした幸水、僅かに小銭を触った手のような金属的なニュアンス。 味 少しバニラエッセンスを入れたミルクパン、エステル系フルーティー、僅かなフローラル、程よい樽感とオールドモルトを彷彿させる厚みのある麦感、クリーミーな余韻が長く残ります。 香り★★★★★★ 味★★★★★★〜★ 総評★★★★★★〜☆(6〜) おすすめ度A− 信濃屋&Kyoto Fine Wine and Spiritsと言うダブルビッグネームのボトリング。 時間を置くとより樽と麦感に一体感のあるオールドモルトぽくなりました。 中庸的で正直飲み始めに飲んで旨いと思ったかと言われるとわからない。ある種飲み慣れた玄人向きの佳酒かと思います。 それと同時にボトラーズ=年数=1500円前後が昨今の相場なのだという痛感し、遠い目をすることになったボトルです😇😇😇

GMレアオールド グレンロッキー37年 65ー02

ストレート 香り オールドらしい一体感のある香りたち、燃やした藁、少しのフローラル、正山小種を思わせる土や焚き火のスモーク。 味 ブランデーを垂らした正山小種を飲んだような余韻が残ります。 香り★★★★★★〜 味★★★★★★〜 総評★★★★★★〜(6〜)暫定 おすすめ度A 寝落ちして飛ばしてしまったので暫定です😇 中国の燻製紅茶、正山小種を思わせる香味が面白かったです。 ……なにげに初ロッキーだったのに。

SMWS26.17 クライヌリッシュ90〜00

ストレート 香り 揮発性ある力強い香りたち、僅かな埃と一体感のある麦感と優しいバニラと木材、嫌味のないふわりと香るスミレ、僅かにミルクと奥に和出汁で和風クラムチャウダー。 味 キャンディと焼き立てのシリアルクッキーを思わせる甘やかな麦感とオールドらしい僅かな埃ぽさに、揮発性の強い刺激、 優しく香るスミレ、少しの和出汁ぽいピートとオレンジオイルを思わせるオイリーな余韻。 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度B+ 毎度同じみ京都洋酒研究所さんから購入したヌリッシュ。 そうそうヌリッシュはこう言うので良いんだよ。と誰かが言いそうな美味しいSMWSの00年リリース。 瓶内変化による一体感のある麦感と樽感に、フローラル嫌いな自分も心地よいと感じるようなふわりと香る優しいスミレに。そして和出汁ぽさとミルク感のある和風クラムチャウダーを彷彿しました。 美味しい短塾一本寝かしてみたいと思わせるようなぐっとなヌリッシュちゃんでした。 ごちそうさまです。

GMレアオールド インチマリン29年 73ー02

ストレート 香り フルーティーな香りたち、完熟したキウイフルーツの甘さが混じった酸の香り、オールドらしい少しの埃っぽさ、華やかなオーク香、一体感のある麦感、熟れたあけび。時間経過で徐々にマンゴーなどを思わせるトロピカル感も。 味 キウイフルーツのフルーティー、どこかミルキーな一体感のある麦感、オールドらしい少しの埃っぽさ、時間経過で一体感のある麦感とトロピカル感の混ざったキウイフルーツの長い余韻が続きます。 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★★(7) おすすめ度A+ 恒例化しつつある京都洋酒研究所さんから購入した詰替を。 少しだけ嫌いな人には悪名高いダンボールウイスキーと囁かれるインチマリン。どんなもんだと若干の警戒をしながら飲みました。 一言で言うなら 【トロピカルキウイフルーツ】 でしょうか。旨いです。経年変化によるだろう一体感のある熟れた麦感とボトリングから二十年近く経つのにヘタってないさすがの保存状態。感謝です。 なかなか見かけないと思いますがキウイフルーツ系トロピカル感がお好きでしたら一飲の価値が充分あるかと思います。

Kyoto Fine Wine and Spirits ベンネヴィス24年 1996

ストレート 香り 揮発性強い香りたち、ほんの少しのバニラエッセンス、ネヴィスらしい乳酸、少しの黄桃、マンゴーキャンディ、カモミール、奥からしっかりしたパッションフルーツ。 味 緑茶、マンゴーキャンディ、パッションフルーツ、黄桃の余韻、そこに少しの乳酸、トロピカルキャンディのような長い余韻。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★〜 味★★★★★★★ 総評★★★★★★〜★(6〜7) おすすめ度A 大人気過ぎてリリースの度に即売り切れとなるKyoto Fine Wine and Spiritsさんが引っ張ってくれた素晴らしきベンネヴィス。今回は洋酒研究所さんが詰め替えて販売してくれたものを飲みました。 トロピカル難民に間違いなく刺さるトロピカルと言っても許されるだろう明確なトロピカルフレーバー。96ネヴィスの中で間違いなく己にとってベストです(言うてあんま飲んでない。 さすがに60年代ボウモアやロングモーン。76トマーティンやベンリアックなど素晴らしい熟成感を伴うものと比べるのは間違いですが、近年でも味わえる(と言っても目からハイトーンが消えるレベルで高騰している)アイリッシュ系のトロピカルフレーバーに匹敵する素晴らしいものです。 90年代後半で30000円越えと決して気軽に買えるものではありませんでしてが、トロピカルを求める方には間違いなくマストな一本かと思います。 ゆっくり時間をかけて飲みましたが、溢れるようなトロピカルを感じることもあれば、ネヴィスの乳酸感や樽感を強く捉える事もあり一本をゆっくりと楽しめそうなウイスキーです。 ……買えた人ええなぁ……。 気になる方はぜひ入手されたバーで飲んで見てください!

UD レアモルト グレンアルビン26年  1975

ストレート 香り 甘い香りたち、バニラ、少しの香ばしさとオールドらしい埃ぽさを伴う熟れた麦感、中国茶を思わせる果実と花のフラワリー。ヒノキ、ボトリングから20年経ってるとは思えないパイプルーフな刺激。 味 甘い熟れた麦とラベンダーなどを思わせるフローラル、中国茶とヒノキのような余韻が残ります 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★〜★(6) おすすめ度B フローラルなニュアンスを好むかどうかで評価が分かれそうな閉鎖蒸留所のグレンアルビン。 僕はどちらかと言うと苦手です!モリソンさん時代のギリーやボウモアは…… さらに個人的に特徴的だと思ったのが余韻に残るヒノキを思わせる木香で、面白い経験をさせていただきました。

KB ケルティックコレクション インチガワー25年 1975年

ストレート 香り 甘く非常に素晴らしい香りたち、煮詰めた黒糖、干菓子、枝付きの最高級レーズンなどの非常に濃いシェリー感、ドライパイナップル、煮た桃、トリュフやマッシュルームを思わせる湿った土を伴うランシオ、微かに感じる金属ぽいミネラルと少しの紅茶、陶酔的。 味 煮詰めた黒糖、はっきりとしたレーズン感をベースに、嫌味のないタンニン、ドライパイナップル、煮た桃、ミネラル感、土ぽいランシオ、加水で最高級葡萄ジャム、非常に長く素晴らしい余韻が楽しめます。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 シェリー 香り★★★★★★★〜★ 味★★★★★★★〜★ 総評★★★★★★★〜★(7〜8) おすすめ度A+ 今オールドモルトが飲みたいなら、日本で一番熱い場所と言っても決して過言ではない京都洋酒研究所さんにて購入したインチガワー。 こちらは以前載せた現状ベストファークラスとセットで購入したもので、ボトリング元が一緒のキングスバリーの最上級レンジのケルティックコレクションのインチガワーです。 インチガワー自体は花動を適当に飲んだことがあるだけでかなり経験値は低いのですが、こちらはリアルシェリーの素晴らしい熟成感の楽しめる素晴らしいボトルでした。 ランシオ香って書いてますが、認識がまだ微妙なので、間違ってたらすいません。 もちろん洋酒研究所さんなので、ヒネなし抜けなしの完璧だろう状態です。 シェリー系のモルトが好きでしたらどこかで味わっていただきたい素晴らしいボトルでした。

SMWS 85.51 腕仕事と入浴剤 グレンエルギン12年

ストレート 香り 華やかな香りたち、少しのニューポッティ、それを上手く包み込むような典型的なバーボン樽のバニラ感、シトラスの爽やかな風味、天津栗のような穀物感。 味 典型的なバーボン樽のバニラ感、シロップ、搾りたてのレモン果汁、少しの蜜入りりんごにシトラスの風味と松脂の爽やかな余韻が残ります。 はなはなぬかなひなひはにはなはなほなのひはねなふな 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 Refill Hogshead 香り★★★★★〜★ 味★★★★★〜★ 総評★★★★★〜★(5〜6)ハイボールなら6 おすすめ度B 安定感のあるSMWSのグレンエルギン伯爵ストレートでも悪くないですが、個人的には贅沢はいほで飲みたくなるようボトルでした。 [ノーズ]面白い香りを最初に感じる。砕いたチョーク、重曹、アスピリン、そしてカーボン用紙。ミネラルな風味が刈った芝、木材用接着剤、フルーツがちりばめられたウェンズリーデールチーズ、樹皮、白い核果、そしてグミ。加水すると挽いた小麦、ブラウンシュガーと乾燥穀物、アグリコールラム、オリーブオイル、砕いたヘーゼルナッツ、レモンピール、そして靴磨き剤。 [パレット] 口に含むと最初は干草の俵、イラクサ茶、蜂蜜の入ったお粥。そして、湿った荒布、樟脳、古い蜂蜜酒が、古きクリーニング屋を彷彿をさせる。柔らかなワックス感とベイリーフも感じる。加水するとラノリン、缶詰のフルーツサラダ、甘いお菓子、松脂、パラフィン。

SMWS 130.5 秩父9年 バーバーショップ・カルテットのハーモニー

ストレート 香り フルーティーな香りたち、少し青ぽいバナナフルーティーを強く感じますが、落ち着くと完熟プラムのエステルフルーツ、甘い麦汁、少しのメープルシロップ、ホップ、さらに時間経過で全ての香りが渾然一体となり面白い。 味 爽やかなホップ、少し青ぽいバナナに、梅酒、麦汁、メープル、僅かにモカコーヒー、少しのパイナップル、ホップとバナナの余韻が続きます。 種別 カスクストレングス 構成原酒 1st fill barrel / Imperial stout 香り★★★★★★〜 味★★★★★★〜 総評★★★★★★〜(6〜) おすすめ度B+ 130.4に続いて130.5です。4がシンプルに秩父らしさとSMWSのバーボン樽感が感じられるボトルならこちらはどちらかというと個性派。 明確な少し青さを残すバナナ感とIPA系の樽とはまた違ったホップ感が感じられ(個人的にスタウト樽はジェムソンカスクメイツしか飲んだことないですかそれを思い出しました)、時間経過でエステル系のフルーティーやメープルシロップなどが感じられる複雑さが面白いボトルとなっています。 どちらが美味しいかというとそこは好みかと。僕としてはこちらが好みで、さらにバーでどちらか飲むならこちらです。 値段が値段ですので、バーでもお安くはないと思いますが気になる方はどうぞお飲みになってみてください。 樽感だけでも感じたい方はジェムソンカスクメイツを飲むのもありかと思いますw ノーズ]香りは、香ばしいもの(大豆、ノリ、小豆のペースト)と甘いもの(モカ、デメララ、蜂蜜)とウッディスパイス(シナモン、シガーボックス、磨かれたオーク)の組み合わせ。 [パレット]甘いメープルパンケーキ、クリスマスプディング、トリークルタルトなど、焼き鳥とタコ焼きとソース、グリューワイン、生姜、クローブ、ビクトリーV、リコリスのしっかりとした味わいのハーモニー。フルーティーなタンジェリン、自家製レモネード、プラム入りのアントンバーグチョコレートマジパン。アメリカンクリームソーダ、ブランデースナップ、オレンジブロッサム等様々な味わいを感じる。 3年間first-fill bourbonで熟成した後、Imperial stout caskへ移し替え。

OB ベンリアック35年

ストレート 香り 非常に豊かなアルマニャックを思わせる香りたち、若干の硫黄感、濃いオールドシェリーウイスキーを思わせる黒糖やみたらしタレ、アンティーク家具、十分な熟成感。徐々に硫黄は消えて、桃のコンポートや黄桃。りんごのカラメル煮。 味 黒糖やみたらし系のシェリー感に、コニャックのようなフルーティー、桃のコンポート、熟成感相当のウッディなタンニン、余韻は少しの桃と鼻抜けにパッションフルーツが感じられます。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★~★(~7) おすすめ度A(ドリシェアで購入できる方はS ドリシェアさんにて購入したOBベンリアック35年。 注ぎたては少し重く硫黄ぽいニュアンスを拾いますが、時間経過でオールドシェリーウイスキーを思わせる近年系のシーズニングシェリー樽では中々味わえない黒糖やみたらしタレ系のシェリー感。経験は少ないのですが当たり年の76ベンリアックで感じられるジューシーで果汁が滴るようなフレッシュ‥‥と言うよりは煮た桃のコンポートや黄桃などの桃感に、オールドトロピカルと言うよりはアイリッシュ系のケミカルさのあるトロピカル感が魅力的なベンリアックでした。 いやー。美味いですね。神戸の有名店へついつい行って勉強して来たくなりますw ボトルは少なくともネット店では完売なのでバーなので是非興味ある方は飲まれてください。 この場を借りて出品者様に感謝を

SMWS 130.4 秩父7年 遠い国からの新しいフレーバー

ストレート 香り SMWSのバーボン樽らしい非常に華やかで溌剌とした香りたち、バニラミルク、カスタードクリーム、秩父らしい少しの青さを感じるバナナのフルーティー、僅かに梅酒を思わせる酸も感じる。 味 バナナのフルーティーに僅かにマンゴーやパッションフルーツ、長熟のスペイサイド系に感じるオーキーと少しのトロピカル系フルーティーの余韻。最後に梅干しを思わせる不思議な余韻も感じられる。 種別シングルカスクストレングス 構成原酒  香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★〜(6) おすすめ度B+ SMWSらしい綺麗なバーボン樽感に、僕が感じる秩父感が乗ったウイスキー。 130.5に比べてかなり素直に秩父です。 ボトル飲みはそもそも‥‥なので秩父お好きな方はバーで試されてください!!! [ノーズ]醤油に漬けた海苔、梅干し、大根酢、味噌、酒、鮭の照り焼き、サンダルウッドのお香、クレープシュゼットのオレンジリキュールなど。 [パレット]味わいはとても良く、甘くジューシーなマンゴージュース、ザクロ、パイナップル、キンカン、レモングラス、抹茶、クリスマスプディング、フィニッシュにコーヒーとクルミ。加水するとジャスミン茶、甘い桜、レモンバーベナとバニラアイスクリームのラズベリーソースとよりフローラルになる。味わいはまた、より芳しく、シャーベットストローとライチ、葉巻と香りのよいタバコの魅力的なフィニッシュ。

OB グレンリベット25年

ストレート 香り 芳醇な香りたち、メープルシロップや弱めの黒糖、カラメルソースなどの古酒感も感じられる良質でリッチなシェリー樽感、パイナップルや完熟りんご、少しのいちご感、非常に豊かで多彩。 味 メープルや黒糖などの古酒的なリッチなシェリー感、パイナップル、ミルクキャンディ、ごく僅かなフローラル、緩やかな余韻、タンニンと少しのベリー系の余韻が長く続きます。 種別 シングルモルト 構成原酒 オロロソシェリーフィニッシュ? 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★★(7) おすすめ度A+(バッチ差注意) ドリシェアさんにて購入したリベット25年。 ツイートにてドリラジさんの評価がかなり高かったので頼んでみましたが、予想の数倍上を行きました‥‥‥。 現行ではあまり感じられない古酒感を伴う素晴らしいシェリー感に、しっかりとした華やかなフルーツ香が感じられ、ベリー系のニュアンスやトロピカル感。多彩で豊かな香味構成はさすがはオフィシャルスタンダード最高峰。と唸らざるえない素晴らしいボトルでした。 ただ、気になったのは最近のオフィシャルサイトには1980の原酒を厳選されたオロロソシェリーで2年間のフィニッシュとあるのですが、サイトによっては100%シェリー樽原酒で構成と記載されてる所もあり、リベットのラベルチャンジに伴ってハイエンドの25年も構成が変わった可能性があります。 気になったのでリカマンさんにてプラカップですが2019年ボトリングのものを試飲しましたが、ベリー系のニュアンスやトロピカル感も感じられず、香味も薄く感じました‥‥‥。 なのでバッチ差があると思いますのでご注意を。

スコッチ セレクション オールドプルトニー27年 1977 53.2%

ストレート 香り 少しこもった香りたち、オールドらしいこなれた麦感、華やかなバニラ香、塩キャラメル、少しのバナナのフルーティー、オイリー。奥からミルクキャンディ。 味 こなれたオールドらしい素晴らしい朴訥とした麦感、バニラ、塩キャラメル、塩とバターバナナソテーのような余韻が続きます。  種別 構成原酒 香り★★★★★★〜★ 味★★★★★★〜★ ★★★★★★〜★(6〜7) おすすめ度A+ しっかりとプルトニーを感じる酒質に、ボトリングから時間が経ったからこそ楽しめるこなれた麦感、バナナのようなフルーティーさが魅力的に一杯でした。 注いだ写真は撮り忘れ😇

シグナトリー ブレアソール29年 1975

ストレート 香り 穏やかで綺麗な立ち上がり、2nd以後の綺麗なシェリー感、メープルシロップとパンケーキを思わせる麦感に、ミックスフルーツチャツネ、白い花を思わせるフラワリー。 味 オールドらしい穏やかな麦感と少しのタンニン、ミルクキャンディ、強いフローラル、加水でフラワリー、ごく僅かなパッションフルーツとコニャックを思わせるドライで長い余韻が続きます。 種別 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度B 個人的にフローラルとさえ感じてしまいそうなフラワリーを拾ってしまいましたが、加水でバランスが取れ、美味しかったです。 フローラル感を感じるとそれに引っ張られますね😇精進しないと

OB オールドプルトニー14年 ウイスキーエクスチェンジ #128

ストレート  香り 華やかな香りたち、磨いたアンティーク家具、枝付きのレーズン、完熟プラム、ミルクチョコレート、濃厚なメープルシロップ、トーストで溶け出したバターや塩キャラメル 味 アンティーク家具を思わせるタンニン、なめした皮、枝付きレーズン、岩塩、塩キャラメルや磨いたオーク材のようなタンニンの余韻が長く続きます。 香り★★★★★★〜 味★★★★★★〜 総評★★★★★★〜☆(6〜) おすすめ度A 麻屋商店 さんにて購入した量り売り。 個人的にプルトニーが好きなのでバイアスが掛かってるのは否めませんが、ネガ要素をほとんど感じない綺麗で濃い近年のシーズニングシェリー感と塩キャラメル感が楽しめるプルトニーです。

OB オールドプルトニー20年 1997 エジンバラ空港向け 53.1% #1082

ストレート 香り 非常に華やかな香りたち、バニラや塩、ミルキー、杏仁豆腐、少しのパイナップル、それらが渾然一体となり素晴らしい。時間経過で新鮮なミルクの甘い香りも。 味 バニラや塩、パイナップルジュース、フルーツや塩とバニラの渾然一体となった陶然とするような余韻が続きます。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 アメリカンオークEXバーボンバレル 香り★★★★★★〜★ 味★★★★★★〜★ 総評★★★★★★〜★(6〜7) おすすめ度A+ これぞプルトニーと言いたい華やかなバーボン樽香の乗った塩バニラに、ミルキーでパイナップルを思わせるフルーティーが渾然一体となり素晴らしいプルトニーの中でもかなりの当たりボトルでした。 プルトニーは良くも悪くも振れずにプルトニーですねw大好きです。 麻屋商店 さんにてまだ買えるので気になる方は是非!激ウマ

OB オールドプルトニー20年 ハンドフィル 48.8%

ストレート 香り 華やかな香りたち、強いバニラ香と塩気、香ばしい麦と僅かにりんご、少しの溶剤。 味 アルコール揮発感と少しのりんご、強い塩とバニラ、オイリー、僅かなフローラル、塩バニラの余韻が続きます。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒  香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★〜(6) おすすめ度B+ 信濃屋さんの シェアバー にて購入したハンドフィルのプルトニー。強いバニラ香と塩気に香ばしいモルティさが特徴的で、個人的には溶剤ぽいアルコール感をまだ感じるのでアルコール感がこなれた頃に是非また飲みたい一杯でした。

ウイスキートレイル ジャズ#4 ブレンデッドモルト38年(1980)

ストレート 香り 熟成感を感じさせる華やかな香りたち、長熟カルヴァドスを思わせるエステル香、ふじりんごやプラムを思わせるフルーティー、綺麗なシェリー樽の影響を感じさせるメープルシロップ、微かなドライマンゴー、熟成感から来る嫌味のないこなれた古酒感、注ぎたてはややエステル香が強い。 味 熟成感のあるエステルとりんごなどのフルーツ、ラム酒、磨いたオーク材とタンニン、少しのレーズン、余韻は長く。タンニンと弱いもののマンゴーを思わせる淡いトロピカル感も感じられる。 種別 ブレンデッドモルト 構成原酒 シェリーフィニッシュ 香り★★★★★★〜★ 味★★★★★★〜☆ 総評★★★★★★〜☆(6〜7) おすすめ度A+ あっ、美味しいと素直に思えるボトルだと思います。 後半にミルキーさも感じられましたので、個人的には時間経過の変化も楽しめそうなボトルだと思います。 麻屋商店さんでまだ量り売り売っているようなので、ウイスキーは言うに及ばずカルヴァドスやコニャックも高騰しつつある今。熟成感のあるウイスキーを飲みたい方は購入を存分に検討する価値があるかと思います!

OB ベンネヴィス21年 1996 #1407

ストレート 香り 溌剌とした香りたち、レアモルトを彷彿とさせる落ち着いた少しウッディなバニラ香、生クリーム入りヨーグルトを思わせる少しの乳酸、奥から少しのマンダリンオレンジ、パイナップル、パパイヤのケミカルなネヴィストロピカル。 味 バニラと生クリーム入りのデザートヨーグルトを彷彿とさせる乳酸、それらを引き締めるように少しのウッディ、パイナップルと僅かなマンゴー、マンダリンオレンジのネヴィストロピカルな余韻が続きます。 種別 シングルカスク 構成原酒  香り★★★★★★ 味★★★★★★〜☆ 総評★★★★★★〜(6〜) おすすめ度A 麻屋商店さんにて買った流石はOBと言わざるを得ない完成度の高いネヴィスの量り売り。 ネヴィスの乳清ぽい酸とトロピカル感が好きな方には是非飲んでいただきたいボトルです! ボトル……どこで買えるんですかね¯\_( ͡° ͜ʖ ͡°)_/¯ アサヒさん……頑張って!

日本向け シェリーホッグスヘッド アラン18年(2001ー2020) 49.5%

ストレート 香り 非常に綺麗な香りたち、少しのアルコールの揮発感、ブランデーを思わせる非常に綺麗な葡萄や絞りカスなどのフルーティー、パイナップル、少しの野いちご、奥からメープルシロップなどのシェリー樽らしい甘い香りが来るものの、葡萄などのフルーティーさが全面に出ています。 味 長熟のブランデーを思わせるフルーティーな葡萄が広がり、少しのパイナップル、白胡椒、コニャックを思わせる葡萄感と葡萄の絞りカスを思わせる緩やかな余韻が長く続きます。 種別 構成原酒 香り★★★★★★〜★ 味★★★★★★〜 総評★★★★★★〜★(6〜7) おすすめ度A+ アランおいちぃ! シーズニング系のあざといメープルシロップなどのシェリー樽香が多い中めっちゃ美味しいフルーティーシェリー樽を久しぶりに飲みました。旨い。 余韻も素晴らしく長熟のブランデーを思わせる葡萄感と余韻の長さがあります。何よりドライさがない!グッド! なんかパイナップルを感じたんですが僕の気の所為ですかね😇

KB ケルティックコレクション バリンダロッホ(グレンファークラス)34年(1965)

ストレート 香り リッチで素晴らしい香りたち、熟成感のある長熟所以のエステル香、オールドらしいこなれた麦感と古酒感、完熟ギリギリの果実、少し弱めのランシオ、メープルシロップと少しの黒糖、ファークラスらしい硫黄と似て非なる香り、奥から極上のグラッパを思わせる葡萄のフルーティーが溢れるように立ち上ってくる。 味 こなれた古酒感、白胡椒、素晴らしい長熟のブランデーを思わせる凝縮された葡萄感、ランシオ、僅かに完熟マンゴー、最高級ダージリンティーと極上のグラッパを思わせる非常に長く素晴らしい余韻かわ渾然一体となって続く。 種別 シングルカスクストレングス 構成原酒 オロロソ?シェリー樽 香り★★★★★★★★〜 味★★★★★★★★〜 総評★★★★★★★★〜(8〜9) おすすめ度S(ボトルは貴族じゃないと無理なので良心的なバーのみで) 名前を聞いただけで垂涎もののキングスバリーの ケルティックコレクション! さらにバリンダロッホ表記のグレンファークラス1965となれば、飲まないなんて選択肢はあり得ないボトルでしょう。 余計な言葉は不要。間違いなく マイベストグレンファークラス!!! ボトリングから20年ほど経った後に非常に財布に優しいお値段で飲ませていただいた洋酒研究所様へ改めて感謝です( ´◡‿◡`)

OB タリスカー8年 2018年リリース 

ストレート 香り スパイスを感じる刺激的な香りたち、ミルで潰したばかりのブラックペッパー、麦汁を思わせるモルティ甘い香り、少しのバニラ、グレープフルーツの皮を思わせるフルーティーと弱めの潮ぽさ。 味 グレープフルーツの果肉、麦汁のようなモルティな甘さ、ブラックペッパーを思わせるスパイス、少し焦がした木材、潮ぽい余韻が中程度続き、ごく僅かにグラッパ的な余韻が時折感じられます。 種別 カスクストレングス 構成原酒  香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度B+ いただきもののディアジオスペシャルリリースの2018ボトリングのタリスカー8年。 さすがのリリースと言うべきか。年数的に感じるかと思ったニューポッティ感などはなく、モルティさや黄色い柑橘系のフルーティー、潮ぽい感じやスパイスも見つけられてタリスカー好きには嬉しいリリースでした。 まぁ。2019、2020にしろ中々買えない(僕も買えてません ので、未飲の方はバーなどで是非(•‿•)

サントリー 季

ストレート 香り 注ぎたてはサントリーらしい華やかなオーキー、未熟なラ・フランス、時間経過でアイリッシュぽい若いグレーンの青っぽさが目立って来ます。スワリングで奥から華やかなバニラ香も時々感じられます。 味 軽い。アイリッシュぽい若いグレーン感に、華やかなバニラ、時折華やかなオーキー、少しのミルクキャンディ、余韻は中程度。 ロック 少し青っぽい感じはありますが、ラ・フランスを思わせる洋梨感と崩れない華やかなオーキーとバニラ、最後にグレーン感を感じます。 ハイボール 華やかなオーキーとバニラに洋梨、最後にアイリッシュぽいグレーン感。結構好きです。 種別ブレンデッド(ジャパニーズ) 構成原酒 山崎、知多、白州 香り★★★★ 味★★★★ 総評★★★★(4) ストレート△ロック○ハイボール○ おすすめ度C(ロックやハイボール用でしたらB) 今回はいただきものの季(トキ)をいただきました。 今はぼちぼち日本でも見かけますが、元はサントリーさんが海外向けに販売しているブレンデッドウィスキー。 構成原酒は山崎、白州、知多とジャパニーズのみ‥‥‥らしいです。個人的にグレーンと言うとアイリッシュ、キリンさんのイメージが強く。ちゃんと知多を飲んだことがないのでアイリッシュぽいと感じました。 知多ってバニラ感強めなイメージがあったんですが‥‥‥🤔 ストレートでは流石に若さとグレーンの軽さが目立ちますが、ロックにするとラ・フランスのような洋梨感や少しのバニラと華やかなオーキーが感じられてなかなか美味しいと感じました。 ブレンデッドだと加水することを前提としてブレンドしてるのも多いと思いますが、ストレートが微妙に感じてもロックやハイボールで美味しくなるというブレンデッドの面白さとブレンダーの凄さを改めて思い出させてくれるウイスキーでした。 ありがとうございますm(_ _)m ‥‥ただ同じ値段出すなら響買うかな(ぼそっ

OB ハイランドパーク25年(00年代後半?) 48.10%

ストレート 香り 穏やかな香りたち、甘いカラメルソースに土ぽいピート、アンティーク家具、古樽を思わせるシェリー感、ダージリン、こなれた麦感、長熟カルヴァドスをどこか思わせる凝縮されたりんごのフルーティー、 味 ダージリン、長熟カルヴァドスのような凝縮されたりんご感、少しの土ぽいピートとタンニン、余韻は長く非常に上質のダージリンベースのアップルティーを飲んでるよう。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★★(7) おすすめ度A ドリシェアさんにて購入させていただいた現行からすると旧旧ボトル。おそらくは00年代後半から10年代前半流通品。 良い古樽のシェリー樽のカラメル感と熟成感、土ぽいピートに、長熟カルヴァドスのような凝縮されたりんごなどのエステル系フルーティーさがあり、間違いなく旨いってやつですね。   出品者様に感謝です。 最初から飲んで旨いと言うよりは多少の経験があるからこそのしみじみ旨いと思える深みのある名酒でした。   機会があれば是非どこかでお試しください。

ポールジョン クリスマスエディション2020

ストレート 香り 甘い香りたち、メープル、カラフルなドライフルーツ、マロングラッセ、シュトレーン、時間経過でホックリとした栗を思わせるモルティさが良く出て来ます。 味 ホックリとした栗からマロングラッセ、少しの草、グローブなどのスパイスと温かい刺激、鉋で削った木片、余韻は短いです。 種別 シングルモルト 構成原酒 バーボン樽→オロロソシェリーフィニッシュ 香り★★★★★〜★ 味★★★★★ 総評★★★★★〜☆ おすすめ度B 年明けなのに一昨年飲んだクリスマスエディション2019に続いてポールジョンクリスマスエディション2020w 名前に引っ張られているのもあると思いますが、クリスマスを思わせる甘い香りが複数感じられ、まさにクリスマスに楽しめるウイスキーかと思います。 一言言って良いなら余韻の短さが気になりました。‥‥‥コスパ。と言う側面で見ると他に選択肢が出てくると思いますのでバー飲み推奨です。

シグナトリー クライヌリッシュ18年  1987

ストレート 香り 想像よりもパワフルな香りたち、度数を感じさせる刺激、バニラ、シュガーキャラメル、磨いたオーク材、旨味を感じるような麦感、加水で少しの黄桃系のフルーティが出てきます。 味 キャラメル、塩ぽい、温かいスパイス、オイリーで旨味のある麦感、アルコールの揮発感、加水で少しのパイナップル、オーク材とバニラ、温かいスパイスの余韻が長く続きます。 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) おすすめ度A 京都 洋酒研究所 さんからクライヌリッシュ18年1987年をいただきました。 ボトリングから10年以上経ってる事からもう少し落ち着いた香りたちかと思いましたが、まだまだやんちゃでパワフル。 ボトリング直後はどれだけやんちゃだったんでしょうかw 洋酒研究所さんの飲み方のおすすめにあった加水で、マンゴーやパッションフルーツと言うよりはパイナップルや黄桃などのフルーティさが出てきて、いい感じにまとまる美味しいヌリッシュでした。 個人的にいい感じもっと経年変化させてのを飲んでみたいボトルでもありました。

OB? ベンロマック36年? 1976-2012

ストレート 香り 少し籠もったような香りたち、籠もった埃ぽいアンティーク家具を思わせるオールド感のカラメルを伴うシェリー感、煮詰めた果実(バナナ、パイナップル)を思わせるエステル香、しっかりとした麦感と微かな内陸系ピート系スモーク。 味 クリーミー、しっかりとした麦感、少しの枯れ感を伴うウッディ、オールド系シェリーと微かなスモーク、どこかマンゴーやパイナップルを思わせるトロピカル感を伴う長い余韻。 種別 シングルモルト 構成原酒 シェリーカスク 香り★★★★★★〜★ 味★★★★★★〜★ 総評★★★★★★〜★(6〜7) おすすめ度A 正直、注ぎたてはそれほどですが時間経過でオールドシェリー感と、明確ではありませんがヘイジーIPA系のトロピカル感も感じられるので、時間をかけて飲むのを推奨です。 少し前のベンロマックにあったようなスモーク感感じた気がしましたが、勘違いでしたらすいません‥‥。 オールド系シェリーを飲んだことがあるのなら刺さるウイスキーだと思います。 逆に少し籠もった感じがあるので、飲み慣れてない状態だと微妙に感じるかもしれません。

G&M マップラベル アードベッグ9年? 1996ー2005

ストレート 香り 優しい香りたち、燻製ピーナッツのような柔らかい煙、少しの磯風、ホワイトグレープフルーツの果肉を思わせるようなフルーティー、しっかりとした麦感、僅かにシロップのような甘さと土のニュアンスを感じます。 味 麦汁を思わせる少しのバニラを伴う甘みに、ホワイトグレープフルーツの果肉と燻製ピーナッツ、燻製ピーナッツとグレープフルーツの穏やかな余韻。 種別  構成原酒 香り★★★★★★〜☆ 味★★★★★★〜☆ 総評★★★★★★〜☆ おすすめ度A G&Mの旧マップラベル。 元々加水言うのもあるのでしょうが、瓶内変化で非常こなれた優しいスモークとグレープフルーツのようなフルーティーさ、麦感が素晴らしいアードベッグです。 近年系で近いテクスチャーを上げるならキルホーマンのアイラ100%9thを数年置いて瓶内変化すると近いニュアンスなるのでは‥‥‥と個人的に思ったりしますw 残念ながらこれを飲んだ 京都洋酒研究所 さんでは売り切れてしまいましたが、他にもまだ素晴らしいモルトの数々があるので機会があれば是非。