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アラン21年[1996]MSS(武川蒸留酒販売)プライベートボトル

今回はMさんにいただいたサンプルから、アラン21年[1996]をテイスティングです。 香り とても綺麗な香り立ち、塩キャラメル、メープル、オーガニックレーズン、白桃、マスカット、微かにマンゴー等のシェリー樽ウイスキーの甘い香りにフルーティー香りが纏まり良く感じられる。 味 メープルの甘味に、マスカットや白桃系のフルーティーさが広がり、生木等(自分は嫌な生焼けの卵蒸しパンぽく感じる)の嫌な樽感が多少あるものの、そこまでは気になりません。最後にマンゴーを思わせるトロピカルを伴う余韻が心地よく続く。 ロック アイランズらしい塩気、マスカットのフルーティーが感じられますが、最後に嫌な樽感を少し感じてしまいます。 ハイボール 微かな塩気とフルーティーさが美味しいハイボール 種別シングルカスクストレングス 構成原酒シェリーパンチョン ストレート○ロック△ハイボール○ 香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(6ー7) オススメ度S こう言うのもなんですが……値段を考えるとあり得ない美味しさです!!! ただ、このサンプルをいただいた森子さんの言う生木感(自分は生焼けの卵菓子)があるので、そこがなければ★7でも良いのではと思います。 MPが回復した頃にまだあれば買いたいと思います(;´∀`)

クライヌリッシュ20年 (1995)シグナトリー カスクストレングスコレクション

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回もシグナトリーから、カスクストレングスコレクションのクライヌリッシュ20年[1995]を素人テイスティングです。 ストレート 香り シロップ付けの白桃を思わせる甘くフルーティーな香り立ち、マスカット、和梨、微かに溶剤、麦の甘味、奥にメープルや茸の生えた木、微かに香茸ぽさ、塩気もどことなく感じます。 味 カスクストレングスならではのスパイスの刺激、刺激が弱まると弱めの塩キャラメル、マスカットや白桃のシロップ付けのフルーティー、塩辛さ、オイリーでクリーミーな余韻に、時々フルーティーさが顔を覗かせ消えて行きます。 ロック フルーティーさはなりを潜め、塩辛く、オイリーな味わい。後味でフルーツが少し顔を出す。 ハイボール 塩気とフルーツ、オイリーなウイスキー。微かに樽の渋みを感じます。 種別カスクストレングス 構成原酒 ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(6ー7)開けば確実に★7 オススメ度A(ヌリッシュ好きならばS ひとくちウイスキーの店主である滝さんが、Twitterで行っているテイスティングにて、絶品とのコメントをされていたのでかなり期待していたヌリッシュ。 一言で言えば期待通り、いえ期待以上の旨ヌリッシュでした。 ……気がつけば買ってましたよね。(だって美味しいんですもの…… 方向性としてオフィシャルスタンダードである14年の延長上にあるヌリッシュだと思いますので、間違いなくヌリッシュが好きなら美味しいと思うはずです。 なんというか、綺麗な娘だけど、数年後はもっと綺麗なんだろうなぁ……と言う期待通りの成長を見せてくれたような喜びがあるボトルです。 ヌリッシュ好きの方ならば ひとくちウイスキー で試されてみるのもよしっ!買うのも良しなナイスヌリッシュかと思います!

クライヌリッシュ20年(1996年)シグナトリーアンチルフィルタードコレクション

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はシグナトリーアンチルフィルタードから、我らがクライヌリッシュを素人テイスティングです。 ストレート 香り シロップ浸けの果物を思わせるフルーティーな香り立ち、奥にアルコール感と微かな塩気、食パンのような甘さを感じるが、全体的にオフィシャルと比べ単調で水ぽく感じる。 味 塩気とマスタード等を思わせる強めアルコールの刺激、刺激が和らぐとタンニンぽい渋みがあり、微かにフルーティーさも感じられる。 ロック 微かにフルーティーや塩気も感じますが、タンニンの渋みを強く感じます。 ハイボール フルーティーさなどもあるのですが全体的に薄いです 種別シングルモルト 構成原酒 ストレート○ロック△ハイボール△ 香り★★★★★ 味★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B- 愛するクライヌリッシュ。ついつい期待して飲みましたが、これは正直……微妙。不味いとかではないのです。 ヌリッシュらしいフルーティーとブリニーがちゃんと居ますから。ただ、オフィシャルに比べて全体的に薄く、かつ単調に感じてしまい自分はちょっとガッカリでした。 これならオフィシャルの方が何倍も良いと思いましたね。 まぁ、オフィシャルの完成度が高いと言うのもあるのでしょうが(^^; 気になる方は ひとくちウイスキー さんや、バー等で試されてみてください。

クライヌリッシュ14年

(上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はハイランドにある銘酒。クライヌリッシュ14年を素人テイスティングです。 創業は1819年。スタンフォード公爵の農場で取れる大麦を活用するために建設されました。 蒸留所のある東サザーランドは厚いピート層、潤沢な石炭、豊富な水源とウイスキー蒸留に極めて適した地の利が揃っているようです。 1925年に他の蒸留所メーカーの手に渡り一時閉鎖。1967年に元からあった蒸留所に隣接する形で、現在のクライヌリッシュ蒸留所が新設。 元からあった蒸留所はピートを炊き込みジョニー・ウォーカー等に原酒を供給し、愛好家から「北のラガヴーリン」の評価を受け、一時はオールド・クライヌリッシュ。今ではモルト飲みの憧れブローラと改名し、新旧合わせて稼働していましたが、1983年に残念ながら稼働率悪さからブローラは閉鎖され、クライヌリッシュ蒸留所だけが今は稼働しています。 ストレート 香り 注ぎ立ては刺激を伴う強いアルコール感と塩気を感じる香り立ち、徐々にバニラやメープルシロップの甘い香りに、シロップ浸けの桃や葡萄、クリームを思わせるフルーツショートケーキ、焼きたてのトーストのような香ばしさも時々感じられる。 味 強い塩気を伴ったアルコールがスパイスと言うより、ワサビやマスタードのように刺激する。塩気と刺激が弱まると香りと同様の甘さと微かなクリームが感じられ、フルーティー&ブリニーな余韻が時折表情を変えながら長く続きます。 ロック アルコール感と共に塩気が強く出ます。悪くはありませんが、フルーティーさがかなり弱くなります。 ハイボール フルーティーさと塩気が感じられる美味しいハイボール。 種別 シングルモルト 構成原酒 ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(6)個人的には★7。付けたい オススメ度S 旨い。これ以上の言葉が必要かと思える素晴らしいウイスキーです。 ぶっちゃけこれが5000円で買えるなら、買わない理由が何かあるのかと声を大にして言いたいっ!!! ……と言っても、ブリニー&フルーティーで美味しい反面、刺激も強...

アベワラー 19年[1994] ディスティラリー・コレクション

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回は「決して、裏切らない。決して、飽きさせない」を信条としたスコッチモルト販売の主力ブランドの一つ、ディスティラリー・コレクションからアベワラー19年[1994]を素人テイスティングです。 ストレート 香り 甘い麦菓子のような香り立ち、パイナップルの缶詰、リンゴ、バニラ、ホットミルク、ごく微かに籠った熔接剤、とても綺麗なイメージ。 味 ミルククリームの甘味、リンゴのフルーティー、クラッカー、カスクらしい刺激とアベワラーらしいスパイス感の後に、バニラアイスぽい余韻が静かに続きます。 ロック フルーティーさや甘味も感じますが、カスクストレングスのアルコール感が強くなります。 ハイボール 弱めのパイナップルのフルーティーさを感じられます。 種別 カスクストレングス 構成原酒 バーボン? 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B+ とても綺麗なイメージのおそらくバーボン系の樽で熟成させた美味しいウイスキーです。 フルーティーさと甘味のバランスもよく、加水すると、若干ながらパイナップルぽいトロピカルが出てくるのも魅力ですね。 少なくともネット在庫はないので、飲んでみたい方は ひとくちウイスキー さんや、ボトラーズ系が豊富なバーでお試しください!

ボウモア ホワイトサンズ 17年

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はブラックロック、ゴールドリーフに引き続き免税店向けに作られたボウモア ホワイトサンズ17年を素人テイスティングです。 ストレート 香り 穏やかな香り立ち、ホワイトグレープフルーツを思わせる柑橘系のフルーティー、弱めのパッションフルーツ、バニラ、カラメルを掛けたカスタードプリン、パンのようなモルティも感じられる。 味 柔らかい口当たり、弱くバニラ、グレープフルーツの皮や綿を感じさせるほろ苦さ、弱めのパッションフルーツのフルーティー、優しいスモークの余韻がその印象のままに抜けていきます。 ロック フルーティーさもありますが、ほろ苦い樽感も強調されます。 ハイボール 不味くはありませんが個性が全て薄まり勿体ないです。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★★(6) ストレート○ロック△ハイボール△ オススメ度A 弱めながらパッションフルーツのトロピカルが感じれるボウモアです。噂でしか聞いた事のないボウモアトロピカルを7000円未満で体験出来るとなれば、買う価値は充分かと思います。 しかし、ロックやハイボールは味が薄まったりしますので、オススメはしません。飲むときは是非ともストレートで! ちなみにこちらはテレビでしか拝んだことのない70年代?80年代?のボウモアの伝説的シリーズブラック、ホワイト、ゴールドへのオマージュになっているそうです。 さらに免税店向けは新しい物に切り替わっているようなので、気に入ったら確保しておいた方が良いかもしれません。 ひとくちウイスキーさんの ボウモア3ピースセットB 等で試されてみてください(´・ω・`)

ボウモア ゴールドリーフ

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はボウモアブラックロックに続き、ボウモアゴールドリーフを素人テイスティングです。 こちらも2014年に免税店向けに発売された3種の内の一つで、ブラックロックがスパニッシュシェリーオークが使われているのに対して、こちらのゴールドリーフはバーボン樽原酒がメイン。加えるシェリー樽原酒もバーボン樽でフィニッシュをかけるなど、バーボン樽の特徴を全面に出したボウモアです。 バーボン樽の後にシェリーでフィニッシュはともかく逆は珍しいのではないでしょうか。 ストレート 香り バニラ、ミルクキャンディ、メープルの甘い香り、昆布等の海草を思わせる磯、穏やかなスモーク、ごく微かにメンソールの清涼感も感じます。 味 バニラプリン、モルティな甘味、昆布ぽい磯、ピートのほろ苦さ、スモークの余韻が緩やかに続く。 ロック バニラ感もありますが、ほろ苦さも強調されます。 ハイボール バニラ、昆布ぽい磯、穏やかなスモークが感じられる。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6)個人的には6 ストレート○ロック△ハイボール○ オススメ度A 嫌みな要素が少なく、バーボン樽由と思わしきバニラ系の甘味と穏やかなスモークが感じられ、価格を考慮すればホワイトサンズと共にマストバイボウモアだと個人的には思います。 もちろん熟成度含め、完成度言う点では新しくなり美味しくなったという18年や、ホワイトサンズ17年には劣ると思いますが……免税店向けと言うこともあり、販売店にもよると思いますが、一リットルで6000円はお手軽で良いと思います。 気になる方はひとくちウイスキーさんの ボウモア3ピースセットB 等で試されてみてください(^-^) ……ちなみにホワイトチョコでムースや、ガナッシュを作る際に入れると美味しくなるので、試す機会があれば是非とも試してみてください!!!

宮城峡シングルカスク17年[1989]

宮城峡シングルカスク10年に引き続き、今回は宮城峡シングルカスク17年[1989]を素人テイスティングです。 ストレート 香り 10年に比べて香り立ちは意外と大人しい、鞣し革、黒糖菓子、レーズン、すみれの花のフローラル、熟したバナナ、クリーミーさも感じられる。 味 クリーミー、熟した果実感、マドレーヌ、白胡椒、バタートースト、熟成感があり、アルコールの強さを感じない、果実感とクリーミーな長い余韻が続きます。 種別シングルカスク 構成原酒 シェリー樽 香り★★★★★★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★☆(6,5) オススメ度A+ これも美味しいです……ただ熟成感を感じる反面、10年に感じられたシェリーの濃厚なレーズンやメープルシロップのニュアンスが弱めです。その分硫黄感も弱いのですが……どちらを進めるかと言えば、残量が少ないですがシングルカスク10年[2003]を進めたいです。 確かに二千円という額面を見ると高いと思いますが、相場を考えれば激安ですので機会があれば是非飲んでみてください!

宮城峡シングルカスク10年[2003]

今回はたまたま倉庫から見つかったという宮城峡シングルカスク10年[2003]を素人テイスティングです。 ストレート 香り 濃密なメープルシロップの気品すら感じられる甘い香り、高級な巨峰のレーズンの奥には熟成した果実も感じられ、あえて言うならパイナップル、クリーム、麦菓子、10年とは思えない熟成感がある。微かに硫黄を感じなくもないが気にならない。 味メープルシロップ、濃密なされた巨峰のレーズンのような果実感、酸味が感じられ、チリペッパーのような刺激があるが同時にまろやか、麦菓子のような香ばしさ、確かにシェリー特有の硫黄もいるが、素晴らしい余韻が長く続く。 種別シングルカスク 構成原酒シェリー原酒 香り★★★★★★★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★(6ー7)ほぼ7 オススメ度S これはとても美味しいです!素晴らしい……残量が少ないので、宮城峡蒸留所へ行く機会があれば是非行かれてくださいっ!!!

シグナトリー アンチルフィルタードコレクション グレンロッシー20年[1997]

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はボトラーズであるシグナトリーから、ディンブル等の主要原酒であるグレンロッシーアンチルフィルタードを素人テイスティングです。 香り 微かに栄養ドリンクを感じさせる香り立ち、甘いバニラプリン、焼きたてのスポンジケーキ、篭った溶接剤ぽいアルコール、青リンゴの酸と爽やかさを感じる。 味 甘いバニラプリン、焼きたてのスポンジケーキと香りで感じた通りの甘味、チリペッパーのようなアルコールの刺激、ほんの少しのクリーム、リンゴぽいフルーティーさ感じるドライな余韻。 ロック 甘味と微かなクリーム、アルコールの刺激と悪くありません。 ハイボール 爽やかなフルーティーと甘味を感じるハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B+ 最近思います。ロッシーとかベンネリス(ベンネベェスじゃないよっ!)とかのあんまり高名じゃないけど、美味しいウイスキーを狙った方が幸せになれるのでは……と。 まぁ、そんな戯言はともかく…… バニラの甘さとリンゴのフルーティーさのバランスが良いロッシーです。 口当たりは甘く、スパイスとかでよく表現される弱冠のアルコールのピリつきがありますが、ネガティブな樽の渋味が出てるわけでもないので、年数や価格を見れば中々良いと思います。 気になる方は ひとくちウイスキー さん等で試されて見てください(* ̄∇ ̄)ノ ……同じシグナトリーでもアンチルフィルタードの方が美味しく感じる(ぼそっ

ボウモア ブラックロック

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はアイラの女王からボウモアブラックロックを素人テイスティングです。 ブラックロックは元々2015年に免税店向けとして、ゴールドリーフ、ホワイトサンズの3種が発売されました。ひとくちウイスキーさんでBセットとして販売していますね(僕もそれを購入しました 中身は主にファーストフィルスパニッシュシェリー樽で熟成されたものが使われているらしく、今のご時世を考えればかなりお買い得かと思います。。 ストレート 香り ニューポッティ、土ぽいピート、ドライフルーツの酸、磯と微かな正露丸、燻製ベーコン、奥には甘いメープルシロップを感じられる。 味 正露丸ぽい弱めのヨード香、ピート、ドライフルーツの酸味とシェリー樽のごく微かな卵、磯とカラメルのようなほろ苦い残りますが、余韻を短めです。 ロック ドライフルーツぽい酸味を感じられますが、同時にシェリー樽のネガティブな感じも出ます。 ハイボール ピートと磯、酸味を感じれるハイボール 種別シングルモルト 構成原酒スパニッシュシェリー樽原酒、 香り★★★★ 味★★★★ 総評★★★★~★(4ー5) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B 美味しく、手軽にボウモアシェリーを楽しめるボトルかと思います。 ただ、長熟ボウモアシェリー等を飲んだことがないので、あれですが、ボウモアは個人的にバーボン樽熟成のフルーツ感が好きだったり……(;゜∇゜) 飲んだことがある最長熟ボウモアがソサエティのバーボン樽熟成だからいけない(断言 何でかは分かりませんが、何となく昔のホワイトホースエクストラファインを連想しました。 気になる方はこちらのブラックロックとホワイトサンズ17年、ゴールドリーフの3種がセットになった ボウモア3ピースBセット 等で試してみてくださいー。

ソサエティ エデンミル136,1

今回はローランドに新しく出来た新興の蒸留所、エデンミルのおそらくボトラーズでも一番初めてと思われるシングルカスクを素人テイスティングです。 こちらのエデンミル蒸留所。非常にユニークな蒸留所で、最初はビール工場として2012年に稼働し、2014年にジンとウイスキー蒸留を始めると言う一つの敷地で3種の酒を生産しています。 ストレート 香り 煮詰めたプルーンジャムを思わせる香り立ち、花の蜜を思わせるラベンダーハチミツ、微かにローズヒップ、シェリー。 味 三温糖の上品な甘味、若い刺激、シェリーを感じさせるタンニン、モルティな菓子、余韻はそれほど長くない。 種別 シングルカスク 構成原酒 ファーストオロロソシェリー 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度A 3年と言う年月では想像の出来ない完成度。驚きです!もちろん若いアタックの強さはありますし、複雑味はないですが……それでもシェリー樽特有の嫌味が皆無で、キレイです。 初めてと言うことで、かなり気合いの入った樽の原酒をソサエティとしても、エデンミル蒸留所としても選んでいると思うので、真価は次次第とは通ってるマスターの言葉ですが、これはかなり期待の持てる蒸留所かと思います!! ビールも生産してますので、ゆくゆくはビール樽フィニッシュ等も出ると思いますので、今から楽しみが増えました!(ノ´∀`*) 機会があれば一度は飲んでみてください!!!

ソサエティ セントジョージ137,1

今回はイングリッシュウイスキーとして近年作られた蒸留所セントジョージのソサエティボトルを素人テイスティングです。 ストレート 香り ホットミルクの甘くミルク感を感じる香り立ち、鰹出し、奥にナッツ、モルティ甘い香りも感じられるが、全体的に香り立ち強くない。 味 ホットミルクのミルク感と甘味、貝類を思わせる魚介感、煙が抜けて、ピートとミルク感の余韻がゆったり残ります。 種別シングルカスク 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度B 勉強不足で申し訳ありませんが、今までセントジョージについては寡聞にして知りませんでした(^^; セントジョージはノーピート原酒と45~50フェノール値の2つ原酒の2つ生産していて、こちらはピーテッドタイプ。 ミルクを思わせる甘い香りと魚介類を思わせるピート香が魅力的なウイスキーです。ただ初見ではブナやカリラと答えてしまいそうです(^^; 美味しいのですが、調べた限り中々高いボトルしかないので、バー等で見かけたら試してみるくらいでちょうど良いかと思います。

ソサエティ グレングランド9,149

今回はソサエティのグレングランドを素人テイスティングです。 ストレート 香りとてもキレイなイメージ、ミルクキャンディのクリーミー、密入りりんごをたっぷり使ったアップルパイ、メープルシロップ、微かにハーブのニュアンスも感じます。 味 密入りりんごのフルーティーな甘味、ミルクキャンディのクリーミー、フェンネルの爽やかな風味とリンゴを思わせるフルーティーがゆったりと長く残ります。 種別 シングルカスク 構成原酒 シェリー 香り★★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★★(7) オススメ度A 一言で言うなら隙のない美女でしょうか。立ち振舞いや物腰も完璧で、仕事もバリバリにこなす。ただ隙が無さすぎて、意外と彼氏がいない。 突出したものや、複雑な訳でもないですが、シェリー系のネガティブな要素は一切なく、100人が飲んで100人が美味しいと言うであろう綺麗で美味しいウイスキーです。 安くはないですが、機会があれば飲んでみてください(ノ´∀`*)

オールドパーデラックス (60年代)ティンキャップ

今回は日本に初めて入って来たスコッチウイスキーとしても知られるオールドパーの60年代ティンキャップを素人テイスティングです。 ストレート 香り 柔らかい香り立ち、上品なメープル菓子、バタークリーム、微かにコーヒー、遠くに砂糖を溶かしているような甘い煙を感じます。 味 三温糖の上品な甘味、微かなコーヒー、ライチ、フレッシュなグレープフルーツのフルーティーと苦味、そこに微かな上品なスモークとモルティな甘味が広がり、長い余韻が続く。 種別ブレンデッド 構成原酒 クラガンモア他 香り★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★~★(6ー7) オススメ度B(状態の良いものならA+)、 オールドパーの大まかな歴史については現行品で多少書かせて貰うとして……何が言いたいって、 旨いっ!!! この一言につきます!一口で美味しいと言うよりしみじみと美味しいと思えるウイスキー。余韻も信じられないほど長く、これがオールドウイスキーの力かと、うち震えました。 古酒独特のひねも皆無っ!素晴らしかったです。 ただ、これは状態が異常な程に良かったからで、オールドパーはキャップに鉛が使われていることから、箱ごと横置きにしてしまって、キャップから金属臭がついていることの多い地雷オールドボトルの一つです。 ボトル買いは絶対的に勧められないので、信頼できるバーで頼んでみてください!

ティモラスビースティー18年

今回はダグラスレインのブレンデッドモルトティモラスビースティーの18年を素人テイスティングです。 ストレート 香り はちみつのような甘い香り立ち、焼きたての食パンのような香ばしさの混ざったモルティな甘い香り、アングレーズソースのクリーミー、プラムのようなフルーティーさも感じられます。 味 はちみつの甘味、食パンのようやモルティ、スパイスのようなアルコール感、プラムのようなフルーティーとクリーミーが現れ、余韻となって続きます。 ロック モルティさが全面に出ます。 ハイボール フルーティーさとモルティさを味わえます。 種別ブレンデッドモルト 構成原酒 ブレアソール、ダルモア、グレンギリー、グレンゴイン ストレート◎ロック○ハイボール○ 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度A ティモラスビースティはダグラスレインの出すブレンデッドモルトの中でも、ハイランドモルトを中心にブレンドしたものになります。 蜜等のハイランドらしい要素が上手く纏まっていて、突出したものがある訳ではないと思いますが、安心して飲める美味しいウイスキーですのでオススメです。 使われてモルトもシガーモルトと呼ばれるダルモアや、現存するハイランド最古の蒸留酒の一つであり、根強いファンの多いギリー。 まだ飲んだことがないので、語れませんがブレアソールとグレンゴインも評判の良い実力派モルトを使っています。さらに18年以上と考えれば値ごろ感もあるボトルでもあるかと思います。 女性に例えならプライベートも仕事もそつなくこなす出来る美人さんといった所でしょうか。 ロックとハイボールも悪くないですが、ストレートが一番オススメですよー(*´∀`)

ロックオイスター シェリーエディション

今回はボトラーズとして有名なダグラスレインが出しているスコットランドの各地域の特徴を生かしたブレンデッドモルトシリーズ。 アイランズモルトだけを使ったロックオイスターシェリーエディションを素人テイスティングです ストレート 香り 確かな塩風を感じる香り立ち、焼いた牡蛎の貝殻、燻製ベーコン、煙草の煙、奥に香ばしいウエハースと蜂蜜の香料が感じられます。 味 塩気を伴うモルティ甘味、焼いた牡蛎の貝殻、海鮮バーベキューの煙、ピートの苦味と煙草の煙、塩気が続き、微かに蜂蜜を掛けたベーコンが現れて、消えていきます ロック 塩気、煙、ピート、タバコと感じられ美味しいです。 ハイボール シーフード系と合わせて飲みたいブリニーなハイボール。 種別ブレンデッドモルト 構成原酒 タリスカー?等を中心にブレンドかと。 ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度A 一言で言うならブリニー&スモーク。アイランズ系はそれほど経験を積んでいませんが、これは正にザ・アイランズと呼びべきブレンデッドモルトなのでは……と思います。 アイランズらしい特徴がありながらも纏まっていて美味しいですね! 一番有名な髭のおじさんラベルがトレードマークのビックピートがまだで、スカリーワグに続き二種目のダグラスレインのブレンデッドモルトですが、地域の特徴が良く感じられ、特徴知りたい飲み始めの方から飲みなれた方まで楽しめるウイスキーかと思います(*´∀`)

シグナトリーバレルコレクション グレンバーギー21年

今回はいただきものモルトから、シグナトリーグレンバーギーを素人テイスティングです。 ストレート 香り ジューシーな王林、熟してない洋梨、ピクルスの香りつけに使うフェンネル等のハーブの清涼感、メープルも感じられます。 味 フルーティーな王林、メープルの甘味が一瞬広がると、その後で樽由来のタンニンの渋味を強く感じ、フェンネル、バーギーらしい葡萄を食べた後のようなフルーティーで蜂蜜を思わせる味も少し顔を覗かせます。余韻は中程度。 ロック フルーティーさがあるものの、渋味が強く出ます。 ハイボール フルーティーさとフェンネルぽい清涼感があって悪くありません。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★(5) ストレート○ロック△ハイボール○ オススメ度B バーギーらしい(と自分が思ってる)葡萄の後味似た感じがしっかりあるウイスキーです。 甘くフルーティーな香りにフェンネルぽい香草の匂いがまじりますので、そこで評価が別れそうな印象もあります。 ですが、この値段ならありでしょうか。 ただ自分の好みで言うとシグナトリーのこのシリーズは樽のタンニンぽい渋味をどうしても強く感じてしまい、苦手かもしれません(^^;  年数というスペックだけ見れば即買いなのですが……。まぁ、年数が高ければ美味しいと言い訳じゃないのが、ウイスキーの面白さの一つですね(*´∀`) ごちそうさまでした!!!

シグナトリーヴィンテージ モートラック14年【2002】

(上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はダフタウンの野獣と評されるモートラックのボトラーズを素人テイスティングです。 ストレート 香り 桃のようなフルーティー、焦がした砂糖、パン粉のようなモルティ、徐々にミルクキャンディが出ますが、全体的に単調でボリュームは低く、硬い印象。 味 モルティな甘味等を感じるのですが、樽の渋みやえぐみが強く出て全てを覆い隠してしまっています。 ロック 樽のタンニンぽい渋みやえぐみが強いです。 ハイボール えぐみを感じるものの、桃ぽいフルーティーを感じられます。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★ 味★★★~★ 総評★★★★ー★(4ー5) オススメ度C~B フルーティーさを感じられるものの、硬い印象が強く。もうちょっと開けば……と思うのですが、3月に開栓しているようなのでそろそろ開いていてもおかしくはない。 と言うことはポテンシャルが低いのか。うーん。 モートラック自体はソサエティボトルしか飲んだことがないので、ハウススタイルについてなんともなのですが、ほぼ同じ熟成年数ですが、ソサエティボトルは6評価して良いくらいに美味しかったので、自分の好みとやはり樽に拠るのかも知れません。 気になる方はひとくちウイスキーさんにて シグナトリーモートラック14年 をどうぞー。

シグナトリー ヴィンテージコレクション グレンアラヒー20年【1996】

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はベンリアック等で活躍したビリー・ウォーカーが関わることで、にわかに注目を集めるグレンアラヒー蒸留所のボトラーズを素人テイスティングです。 ストレート 香り リンゴやマスカットを思わせる爽やかなフルーツ香、弱めのはちみつ、干し草のような香り青っぽい香りもあります。 味 アルコール感、樽の渋み、干し草のような青ぽさ、クリームが感じられフルーティーな余韻が残ります。 ロック 樽の渋みが強く出ます。 ハイボール フルーティーが感じられるものの、樽の渋みが…… 種別シングルモルト 構成原酒 ストレート○ロック×ハイボール○ 香り★★★★★~★ 味★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B 単調ながら香りはフルーティーで良い感じかとおもえば、どうにも香りだけ突出していて味がそれに付いて来てないように感じました。 これに香り相応味わいなら文句なく★6のA評価なのですが(^^; 香りを楽しみだけでしたら、年数等を考えれば悪くないかと思います。

シグナトリー ヴィンテージ クライゲラキ8年【2008】

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はラガヴーリン、グレンエルギンと並び、ホワイトホースの主要原酒であるクライゲラキのボトラーズであるシグナトリークライゲラキ8年を素人テイスティングです。 ストレート 香り ハーブのような清涼感ある香り立ち、干し草、青リンゴの皮、ホットミルクのような甘い香りも感じられる。 味 硫黄ぽいアルコールの刺激、青リンゴの皮のフルーツ、苦いカフェオレ、徐々にクリーミーさが感じられ、アルコール感も感じる硫黄の余韻。 ロック クリーム、アルコールの揮発とコーヒー。 ハイボール青リンゴのフルーティーが感じれるハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★~★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B ゲラキはオフィシャル13年とファーストフィルバーボン樽のソサエティボトルしか飲んだことがないので、経験自体少ないのですがその魅力はなんと言ってもクリーミーさにあると思っています。 明確にではありませんが、おっと思わせる要素が所々にあるお酒かと思います。後10年ほど熟成させたのをこれは飲みたいですね( ・∇・) オフィシャルの13年も公式テイスティングコメントにある硫黄感(自分はそれで嫌遠していました)は意外な程に少なく……ぶっちゃけ宮城峡の方が余程硫黄が強いです。リンゴの皮ぽいフルーティー等を感じれる好印象なウイスキーです。 ゲラキを飲んだことのない方は シグナトリークライゲラキ8年 をひとくちウイスキーさんで試されるのも良いですし、バーなどでオフィシャルを試されてください。きっと良い印象を持たれるはずです。

シグナトリーアンチルフィルターコレクション。 グレンリベット9年【2006】

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はコストパフォーマンスが良いと評判のシグナトリーから、ボトラーズものの少ないグレンリベット9年を素人テイスティングです。 ストレート 香り 甘いミルクキャンディのような香り立ち、ミルククッキーのようなモルティな甘さ、巨峰のようなフルーティー、微かにメープルシロップ。微かに硫黄。 味 甘いキャンディ、微かな硫黄、香ばしいトースト、ミルクキャンディのようなクリーミーから、巨峰のショートケーキのようやフルーティーな余韻が緩やかに残ります。 ロック 葡萄味のアメリカのガム、クリーム&フルーティー。 ハイボール クリームとフルーティーを感じられる美味しいハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 ファーストフェルシェリー ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★~★ 味★★★★★~★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度A 思った以上に美味しいリベットです。ナデューラオロロソが薄めとは言え、シェリー系オールドシェリーにある濃厚なメープルシロップのような香りを楽しめる良瓶ならば、こちらは綺麗なシェリーを楽しめるウイスキーかと思います。 熟成年数の若さを感じさせるアルコール感もなく、リベットらしいフルーティーさに、シェリー樽の影響?かと思うクリーム等が味わえます。 値段も安いとは言えませんが、内容とボトラーズとして見ればお買い得感がありますね(* ̄∇ ̄)ノ リベットが好きでしたら購入を検討するしていいボトルかと思います。自分も資金があれば欲しいんですが……(  ;∀;) 気になる方はバーやひとくちウイスキーさん シグナトリー グレンリベット9年 で試されてみてください! オススメです!

アンノック 22年

今回はノックデュー蒸留所のオフィシャルリリースであるアンノックの限定品。22年を素人テイスティングです。 ストレート 香り 穏やかな香り立ち、木の香り豊かな家具屋に入ったようなシェリー系のウッディに、メープルの甘い香り、ホットケーキ、ベリー系のジャムのフルーティーと奥に黒蜜も感じられます。 味 メープルや黒蜜の甘味、ウッディ、ピリピリしたスパイス、ホットケーキ、ドライな余韻に微かなジャムのフルーティーが現れ消えていきます。 ロック メープルホットケーキのような甘味とウッディが全面に出て美味しいです。 ハイボール 甘味とウッディが心地良いハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒 バーボン樽原酒、シェリー樽原酒 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B+ 香り立ちがそれほど良くなかったので、少しうん……?と思いましたが、スワリングして探るとシェリー系のウッディやメープル感を感じられる美味しいシェリー系ウイスキーです。 値段を考えると勿体なく思うかも知れませんが、ロックやハイボールもなかなかオススメです。 ただ……値段的に安いものではないので、バー等で試されてからの方が良いと思います。 ウイスキーマガジンでもかなりの高評価だったようですよー(* ̄∇ ̄)ノ

アベワラー18年 ダブルカスク マチュアード

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意でいただきました) 今回はアベワラーダブルカスクマチュアード18年を素人テイスティングです。 ストレート 香り キャラメルやミルクチョコレートのような甘い香り立ち、嗅いでいると鼻の奥を刺激するスパイス、柿のような弱めのフルーティーも感じられます。 味 外国製の甘いキャラメル菓子、チョコレートのビター、ウッディな渋み、その後微かにスパイス、また甘いキャラメル菓子と微かなフルーティーさを感じ、時折ミルクティーを思わせる余韻が穏やかに続きます。 ロック キャラメルの甘味とウッディ、スパイスが感じられます。 ハイボール ミルクキャラメル感があるハイボール。 種別シングルモルト 構成原酒シェリー原酒バーボン原酒 ストレート○ロック○ハイボール○ 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★(6) オススメ度A 飲み方を選ばない甘口デザートモルト。 アベワラーと言えば、バーボン樽原酒とシェリー樽原酒の2つをヴァティングさせるのが特徴ですが、18年はシェリー樽らしいキャラメル等の甘い香りの特徴がありながらも、サルファリーと言われる硫黄等の要素がないのでオススメです(* ̄∇ ̄)ノ 値段も一万以下で買えるので、甘口シェリーウイスキーを求めてる方にはドンピシャではないでしょうか。 アベワラーを飲んだことのない方はひとくちウイスキーさんの アベワラー3ピースセット を試して見てください。

宮城峡 マンサニーリャウッド フィニッシュ

今回もニッカ年に一度のシングルモルト限定品。マンサニーリャウッド宮城峡を素人テイスティングです。 ストレート 香り 硫黄感のある香り立ち、徐々にドライフルーツのような酸味、弱いメープルの甘い香り、チョコレート、フルーティーな香りが出てくる。 味 フルーティーな酸味を感じさせ、ドライフルーツ、硫黄とチョコレート、樽のタンニンに腐りかけの卵を思わせる嫌な硫黄感の余韻が残る。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★~★ 味★★★★★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度B- やはり感じる硫黄。それも革とかではなく、腐った卵感が自分はダメでした……。これを買うなら鶴をボトル買いして欲しいですし、普通に宮城峡や余市買った方が良いかなぁー。 どうやらこの腐った卵感は長熟させたシェリーの飽き樽の処理が下手だと出る嫌な要素のことですので、そもそも宮城峡が硫黄感強めなことを考えると仕方ない……のかもしれません(^^; 宮城峡はあれはあれで許容範囲なんですが……。 SMSでは許容範囲という方もいますので、気になる方はバーや蒸留所でお試しください。

余市マンサニーリャウッドフィニッシュ

今回はスペイン南部のシェリー(酒精強化ワイン)であるマンサニーリャで18ヶ月追熟させた余市の限定品を素人テイスティングです。 ストレート  香り メープルを思わせる甘い香り、黒蜜、レーズンの酸味と甘味のある香り、徐々に余市らしい重厚で硫黄感のあるピートが出てきます。 味 レーズンの甘味と酸味に、余市らしい重厚なボディのスモーキー、硫黄、微かなバニラ、美味しい……と思わせて期限切れの卵を思わせる嫌な硫黄感と樽のタンニンの余韻が全てを台無しにする         種別 シングルモルト 構成原酒マンサニーリャウッドフィニッシュ 香り★★★★★~★ 味★★★★★ 総評★★★★★~★(5ー6) オススメ度B- 去年のモスカテルと同じく、年に一度の限定品ですが……正直去年の方がまだ良かったです(^^; 今年は50年熟成させたマンサニーリャの飽き樽ということで期待した方もいると思いますが……自分は嫌な硫黄感を余韻で感じてしまいダメでした。 それさえなければ、余市シェリーエディションと呼べるような味わいなのですが。 嫌な硫黄感を許容出来れば……ありなのかなぁ。 正直この出来でこの値段は高いと思うので、ボトルを買うのは勧めません。 だってこの値段(15000円)より安く竹鶴21年や鶴を買えるのを考えると……(;´∀`) 気になる方は蒸留所か、バー飲みを強く勧めます!

アンノック ピーティーカッター

 (上の画像は ひとくちウイスキー 様のご好意で提供していただきました) 今回はハイランドモルト(スペイサイド?)のひとつノックデュ蒸留所のアンノック(ノッカンドーと紛らわしいため、ボトルはアンノックと言う名前になっています)ピーティーカッターを素人テイスティングです。 currer(カッター)とは、あまり締めっていない湿地帯からピートを切り出す為に使う手道具のことだそうです。 カッターが掘り起こすピートは乾燥しているという特徴があるため、よりヘビーなスモーキーを実現してるそうです。 フェノール値20.5ppm。 他に約半分程のフェノール値のラスカンというボトルもあるようです。 ストレート 香り 穏やかな香り立ち、微かなバニラ、モルティな甘味、ヨーグルトのような乳製品ぽい、僅かながらホワイトグレープフルーツ感も感じられる。 味 バニラ、モルティな甘味が広がり、スパイスの刺激、暖かい、スモークの後にグレープフルーツを思わせる苦味とフルーティーな余韻が少し続く。 ロック アルコール感が出ますが、スモークとピート、モルティさが楽しめます。 ハイボール 軽いスモークとフルーティー、モルティな甘さが楽しめます。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B 甘みにヨーグルトやグレープフルーツ感も少し感じられ、美味しく。それに様々な飲み方を楽しめます。 ただ、値段が7000円となると……うーん。値段相応でしょうか。昔のスペイサイドモルトのようにスモーキーさがあると考えれば安いのですが、優秀なベンロマックがあるんですよねぇ(もちろん味は違います) 気になる方はバーやひとくちウイスキーさん アンノックピーティーカッター で試してみてください。

G&M エクスクルーシブラベル カリラ2003

今回は創業1895年とボトラーズの中でも老舗であり、蒸留所との強い関係性や、蒸留所のハウススタイルに忠実なボトルを出し、また通称ライオンリベット等と呼ばれる希少なモルトストックを抱え、蒸留所から買い戻し等も行われるというG&M(ゴードン&マクファイル)から、エクスクルーシブラベル カリラを素人テイスティングです。 ストレート 香り 稲刈りが終わった田んぼの焚き火を思わせるスモーキーに、スモークハム、パンを焼いてるような柔らかいモルティな甘い香りが微かに感じられます。 味 柔らかい甘味を伴い焚き火のスモークが抜け、ピリピリとしたスパイスの刺激、ピーティな苦味を伴う余韻が続きます。 ロック スモークとピーティな苦味が強くなります。 ハイボール ハムぽさが感じられスモーキーなハイボール。 種別カスクストレングス 構成原酒 香り★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) ストレート○ロック○ハイボール○ オススメ度B スモーキーさとハムを思わせる肉感が魅力の一本です。 ただ、僕がカリラに求めるバニラが居ないんや(  ;∀;) スイート&スモーク!スイート&スモーク!スイート&スモーク! ……失礼。カリラのハムぽさ等が好きな方は試してみてください。