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3月, 2018の投稿を表示しています

玉泉堂酒造 ピークウイスキースペシャル

今回は岐阜の地ウイスキー。玉泉堂酒造ピークスペシャルウイスキーを素人テイスティングです。 玉泉堂酒造さんと言うと日本酒好きの方ならば、ピンッと来るかもしれません。レイセンや百足ラベルの日本酒が有名な老舗酒造のひとつですね。 ピークウイスキーに関しては書籍や公式サイトに記載がなく、ネットショッピングサイトの記載をそのまま引っ張って来ましたf(^^; 玉泉堂酒造のピーク ウイスキー(PEAK-WHISKY)は、昭和50年代から昭和60年頃、一世を風靡した「地ウイスキー」です。発売当初より現在まで、かたくなに製造方法を守り「地ウイスキーファン」の方の為に世に送り出しています。「ピークウイスキー」発売当初は、ウイスキーに級別がありました。当時は2級の「地ウイスキー」として味が良く、お手頃な価格ということで多くのファンの方に愛されておりましたが、平成元年以降、等級廃止・酒税改定など逆風が吹き荒れるなか、現在に至っています。 イギリス産のスコッチウイスキー(モルト 8Y)と、養老山系の清らかな伏流水を仕込水に、玉泉堂酒造にて製造したウイスキー(モルト)をブレンド後、再度樫樽に貯蔵し、熟成10年で樫樽より取り出します。 これによりグレンウイスキー(原料:とうもろこし)をブレンドし琺瑯(ほうろう)タンク内で更に6年貯蔵しました。これに、養老山系の伏流水を加え、度数調整後、冷却ろ過(ろ過温度1度)の工程を経て、瓶詰されています。 貯蔵したまろやかな味わいのウイスキー。 ピーク・ウヰスキー スペシャル ブレンデッド 43度(玉泉堂酒造 )720mlの販売です。 ピークウイスキーのスペシャルタイプを ピークウイスキー発売当初(昭和中期)の味わいを再現し、 レトロラベルになっています。 上品で香り高いウイスキーを目指し、 シェリー樽に貯蔵された英国産モルトと 自社樽貯蔵グレーンのブレンデットウヰスキー。 冷却濾過により雑味をできる限り取り去り、 まろやかな味わいに仕上げています。 とのこと。ラベル裏の表記にはグレーンが最初に書いてあったので、グレーン比率はスペシャルもかなり高いと思われますf(^^; ストレート 駄菓子を思い起こされる甘い香りに香ばしさ、焼酎のような香りもあります。甘い味わいの中に重いアルコール感が残ります。 ロック 基本的な味わいは変わらず、重いアルコ

キリン SVB ジャズベリー

今回はキリンSVBジャズベリーを素人レビューです。 「ラズベリーが奏でる、ハーモニー。 ビールには様々なタイプが有り、代表的な麦とホップ以外にも、様々な素材がビールの原料に使われています。そして実は、フルーツとビールはすごく相性がいいんです。 このJAZZBERRYは厳選したラズベリーを使用し、色はルビー色をしています。スムーズな後味の小麦麦芽、トロピカルフルーツのような香りとキレのある苦味のギャラクシーホップを使い、ワイン酵母でラズベリーと一緒に発酵させました。 爽やかな酸味とフルーティーな香り、麦芽由来のしっかりした味わいを追求しています。イメージしているのはいろいろな原料が個性を発揮しながら調和した、まさにJazzのようなおいしさです。実は商品名も私が考えました! 遊び心の裏に隠れた、おいしさへのこだわりを感じていただけると幸いです。(公式サイトより転載)」 香り 甘酸っぱいラズベリーの香りながら、フレッシュなものというより飲料ぽい香り。 味 ラズベリーの甘酸っぱい酸味と香りが広がり、若干のアルコールぽさが残りますがバランスが良く、肉などと合わせた食中酒。デザートビールとして楽しめる味わいです。 香り★★★☆☆ 味★★★☆☆ のど越し★★★☆☆ コスパ★★★★☆ デザートワインならぬ、デザートビールです。食事とのペアリングもなかなか楽しそうだと思います(´・ω・`)

キリン SVB アフターダーク

今回はキリンSVBアフターダークを素人レビューです。 「 ラテのような香りと、ふくよかな飲み口。 私は長年、麦芽など素材を研究開発してきました。普段から麦芽に触れていたので、「カフェラテのような黒ビールは造れる!」との確信はありました。そして世界中から麦芽を取り寄せ様々な抽出方法を試して生まれたのがこのビールです。 「Afterdark」のおいしさの秘密は、麦芽と焙煎方法のこだわりにあります。通常、黒ビールを作る際には、麦芽の皮(穀皮)をつけたまま焙煎しますが、今回はそこにひと手間を加えました。麦芽の殻皮を取り除いてからの焙煎です。カフェラテのような独特のロースト香も、このこだわりから生まれています。 普通は、男性的なイメージのある黒ビールですが、昼下がりにカフェラテを飲むようなカジュアルな感覚で、女性や若い人にも飲んでいただきたいですね。 黒ビール独特の香りが苦手だった方も、ぜひ味わってみてください。(公式サイトより転載)」 香り 焙煎したてのコーヒーのような香り 味 コーヒーのようなほろ苦さ、フルーティーさも感じられます。ビターチョコのような余韻も残ります。 香り★★★★☆ 味★★★★☆ のど越し★★★☆☆ コスパ★★★☆☆ ラテのようなと言われれば、なるほどと頷けます。ケーキ等と合わせるのも楽しそうな黒ビールでした(´・ω・`)

キリン SVB デイドリーム

今回はキリンSVBデイドリームを素人レビューです。 「ゆずや山椒など和素材を使った“ジャパニーズホワイト”とでも言うべき、ユニークなホワイトビールタイプ。ゆずのフルーティーで爽やかな酸味と、山椒のスパイシーさが織りなす、個性的な香りと繊細な味わいは、お魚料理や和風の味付けにピッタリです。 「いつか自分が心からおいしいと思える、 理想のホワイトビールを造りたい」 私自身ホワイトビールが大好きで、いつか自分が本当においしいと思えるホワイトビールをつくることをずっと夢見ていました。 ホワイトビールの魅力は、ビール好きな方から普段はあまり飲まれない方まで、多くの人が楽しめる優しい口当たりを持ちながら、個性的な味わいを楽しめることです。 「Daydream」も、優しい口当たりでありながら、決して無難な味に収まらないように、素材選びにはとてもこだわりました。フルーツやスパイス、お茶、ハーブなど、色々な素材を集めて検討したので、周りの人は「何をしているんだろう?」と思ったかもしれません(笑) ご自宅ではぜひ色々なお料理と合わせて楽しんでいただきたいと思っています。個人的には和食に合わせるのがオススメなので、試した方にはぜひ感想をお伺いしたいです!(公式サイトより転載)」 香り 柚子の香りに強すぎない山椒の香りと小麦感も感じられます。 味 柚子の香りが優しく鼻を抜けると山椒風味を感じ、フルーティーな甘味と微かな酸味、ホワイトエールの特徴である小麦が残ります。 香り★★★☆☆ 味★★★★☆ のど越し★★★☆☆ コスパ★★★☆☆ 美味しいジャパニーズホワイトエールでした(* ̄∇ ̄)ノ

キリン SVB オンザクラウド

今回はキリンSVBオンザクラウドを素人レビューです。 検索 カート 0 メニュー すべて 商品 特集フルーティーなホップが爽やかに香る。 「大麦に加え、小麦を使うことで醸し出される柔らかさが特長のビールです。ニュージーランド産のネルソンソーヴィンホップと上面発酵による、白ワインのようなフルーティーな香りが楽しめます。雲の上にでもいるような爽やかで晴れやかな心地よさを目指してつくりました。 このビールには、白ワインのようなフルーティな香りが特長のネルソンソーヴィンというとても希少なホップを使っています。その華やかな香りと、それに負けないボディ、そのバランスにこだわって開発しました。 私は以前、花の開発をしていました。ビールはどうしても工業品のイメージが強いと思われますが、自然の素材の良さ、生あるものの素晴らしさを感じていただきたいという思いで、「on the cloud」をつくりました。 大事なのは、花に水をやるのと同じで、特別なことでなくても毎日ひとつひとつをサボらないこと。サボるとどうしても良くないことが起こりますから(笑)。 このビールは想像以上に、幅広い性年代の方にご支持いただいているようでうれしいです。自宅でご家族や恋人など大切な方々と、夕食時や昼下がりなどに楽しんでいただければ幸いです。(公式サイトより転載)」 香り フルーティーさと小麦ぽい香りを感じるものの、香りは弱いです。 味 フルーティーな酸味と優しい苦味の後に小麦の香りも感じられます。 香り★★★☆☆ 味★★★☆☆ のど越し★★★☆☆ コスパ★★☆☆☆ うーん。正直あれ……こんなもの?と思ってしまいました。グランドキリンの白ワインのようなホワイトエールがとても好印象だったので、上位互換になるんだろうと。これならクラウドキリンの方が良いかなぁf(^^;

キリン SVB 代官山スパークリング

今回はキリンSVBの限定品である代官山スパークリングを素人レビューです。 「大切な人との乾杯から始まる時間こそが最高のギフト。そんな時間を提供する、スパークリングワインのような爽やかな香りと発泡感の「Daikanyama SPARKLING(代官山スパークリング)」が今年も登場。 口にした瞬間に広がる、フルーティーな味わい。スパークリングワインのように幸せをずっと運び続けてくれる泡。「Daikanyama SPARKLING」 の全てが、あなたと大切な人との時間に華を添えます。さぁ、「Daikanyama SPARKLING」 で、この冬一番の素敵な時間をお楽しみください。 パーティを盛り上げる、新味覚体験 「Daikanyama SPARKLING」には、ワイン酵母が使われており、スパークリングワインや白ワインを思わせる爽快感があります。ビールが少し苦手な方にも飲みやすく、最初の一杯にもおすすめです。 初めて飲む方であれば、一口目のフルーティーで軽やかな発泡感に驚かれるかもしれません。そんな体験を、例えばホームパーティで、皆さまで味わってはいかがでしょう。冬の楽しい思い出ができるはずです。 お店の人気商品が、今年もボトルになりました 「ワインって、置いてますか?」。代官山にあるスプリングバレーブルワリー東京を訪れたお客さまのそんな一言から生まれた、「Daikanyama SPARKLING」。麦芽とホップに加え、ワイン酵母を使用したことによる新しい味覚が話題を呼び、同店の人気商品になっています。 そのボトル化が、昨年の好評につき、今年も実現。冬限定の人気商品を、ご自宅でお楽しみください。(公式サイトより転載)」 香り マスカットを思わせるフルーティーで華やかな香り、麦の甘さを感じさせる香りもあります。 味 麦芽のフルーティーな甘味と微かな酸味があり、香りが抜けた後に麦の旨味の余韻が残る。 香り★★★★☆ 味★★★★☆ のど越し★★★☆☆ コスパ★★★☆☆ ワイン酵母のお陰なのかマスカットのようなフルーティーさがあり、乾杯にもってこいのビールだと思います(* ̄∇ ̄)ノ

キリン SVB コープランド

今回はキリンSVBのコープランドを素人レビューです。 「 日本のビール産業の祖、スプリングバレーブルワリーの創設者W. コープランドの名を冠したピルスナー。麦芽の旨味と甘味、アロマホップの上質な香りと苦味が複雑に調和。豊潤でありながら、他のビールを楽しんだ後にまた飲みたくなる”新次元のおいしさ”を目指してつくりました。 進化と挑戦のピルスナー 世界中で広く愛されているピルスナースタイルですが、決して平凡で「無難」なビールではありません。ビールのスタイルの王道であるがゆえの奥深さを持ったビールだと私は思います。 このビールの開発を担当することになったのは、ドイツ留学から帰ってきた直後のことでした。留学時にはヨーロッパ各地の様々なスタイルのビールを飲み歩きましたが、その中でも震えるほどうまかったのは、ドイツとチェコのとあるブルワリーのピルスナー。これがまさに、ビールの「高み」だと実感し、同時に、いつかこの「高み」をさらに超えるピルスナーを造りたいという想うようになりました。 目指したのは「立ち返る場所となるビール」です。上質な苦味と甘味そして香りの最適なバランスで、飲み進むほどにおいしく感じる、絶妙な個性をもった味覚にこだわりました。 一杯目にはもちろん、他のビールを楽しんだ後にもぜひまたもう一度お飲みいただきたいと思います!(公式サイトより転載)」 香り フルーティーな香り立ちと麦芽香り。 味 麦の甘味と旨味が広がり、フルーティーな味わいもあります。 香り★★★☆☆ 味★★★~★☆ のど越し★★★☆☆ コスパ★★★☆☆ 飲んだ直後よりも時間が経ってからこそ、その真価が分かるビールでしょうか。ついまた飲みたいと思わせる魅力を持っています(*´ω`*)

キリン SVB 496

今回はキリンSVB(スプリングブルワリー)のフラグシップビールである415を素人レビューです。 「BEER IS MADE OF LIFE. BEER IS FREE, CREATIVE AND FUN. 1870年ウィリアム・コープランドによって横浜につくられた、日本初の商業的成功をおさめたビール醸造所、SPRING VALLEY BREWERY。 脈々と続く日本のビール文化の礎を築いたそのブルワリーの魂を引き継ぎ、これからの時代に向けた新たなビール文化を創造したい。そんな思いで、私たちは新たな挑戦をはじめました。  原点である横浜と、あらたな情報発信基地、東京。歴史と未来が織りなす新しいビールの世界にどうぞご期待ください。 ビールの無限の可能性を追求した、既存のどのビアスタイルにも属さない、スプリングバレーブルワリーのフラッグシップビール。エールのような豊潤さとラガー(低温熟成ビール)のようなキレ、IPAのように濃密なホップ感。“究極のバランスをもった、世界のどこにもないビール”を目指しました。 究極のバランスを目指した、新次元のビール 496は私が、世界中のビールを飲んでつくりたくなった、“世界のどこにもないビール”です。 苦労したのは、香りの豊かさと苦味、麦芽の甘味を調和させ、最適なバランスを探ることですね。普段あまり使わない特殊なホップを使ったり、麦芽の甘味を引き出すための試行錯誤を重ねたりしました。 また、その過程でここDRINXでも2回プロトタイプを販売し、みなさまのご意見も頂戴しました。結果、DRINXや直営のブルワリーパブ、販売していただいている飲食店ではSVBの中で一番人気となっており、手応えを感じています。 それに満足せず、これからもみなさまとのやりとりを重ねてどんどん進化していきたいと思っていますのでぜひご意見やご感想をお送りください!(公式サイトより引用)」 香り グレープフルーツやパッションフルーツを思わせるフルーティーな香り、 味 先ずは炭酸の柔らかな刺激の後に、甘味とポップの程好い苦味と酸味の後に香りが鼻を抜け、苦味とフルーティーな余韻が残ります。 香り★★★★☆ 味★★★★☆ のど越し★★★★☆ コスパ★★★☆☆ かなりバランスが良いビールではないでしょうか。自分も7種飲んだSVB

バレンタイン17年 現行品&00年代初頭流通品

今回はバランタイン17年を素人テイスティングです。 バランタインの創業者であり、ブレンデッドウイスキーの立役者の一人であるジョージ・バランタイン氏は19歳で雑貨店をオープンさせています。 十代で雑貨店をオープンさせたと聞くと、同じブレンデッドウイスキジョニー・ウォーカーの生みの親であるジョン・ウォーカーも同じ19世紀に雑貨店を創業している事を思うと、高い課税を逃れるためにウイスキーの密造が終わりを告げ、正式な認可を受けた蒸留所が次々とオープンしていった時代の流れとは言え、なかなか運命めいたものを見いだすのは僕だけではないはずです。 ウイスキーなどの酒類の販売も行い、ウイスキー商として確固たる地位を築いていたジョージ氏がブレンディングに目覚めるのは、店をオープンさせてから26年後の1853年 。 きっかけは友人のウイスキー商が数種とモルト原酒を混ぜた物を販売して成功させました。苦心話を聞きながらも新たな着想を得たジョージ氏はそれからブレンディング技術を高めるために試行錯誤の日々を送り始めます。 周囲のウイスキー商達が利幅を増やそうと安酒を混ぜた物を売るなか、ジョージ氏はシングルモルトを越えるブレンデッドウイスキーだからこその味わいを求め研鑽を続けます。 そして、優れたブレンダーの一人として名が広まり、1895年、ヴィクトリア女王により王室御用達の名誉が与えられました。 そんな歴史あるバランタイン社で今回のバランタイン17年が生まれたのはジョージ・バランタイン氏が世を去ってから、およそ50年後の1937年。 ある日、オーク張りのテイスティングルームにバランタイン社の中心的な三人の男達が集まりました。 バランタイン社の経営を引き継いだジェームス・バークレー。マスターブレンダーのジョージ・ロバートソン。生涯をウイスキー研究に捧げたジェームス・ホーン。 目的は貯蔵庫に眠る優れた原酒を贅沢に使った究極と言えるブレンデッドスコッチ。 年代の異なる原酒のテイスティングを慎重に重ね、各モルトが完璧に熟成される酒齢を検討した結果、年代もののスコッチは17年以上の熟成結果が最適であると結論付けられ、世に出たのが長熟ブレンデッドウイスキーの走りである「バランタイン17年」なのだそうです。 英国にはバランタイン17年の事だけが書かれた本もあるそうですよ(´・ω・`)   現行

バランタインシングルモルト グレンバーギ15年

今回はバランタインシングルモルト グレンバーギー15年を素人テイスティングです。 グレンバーギー蒸留所の創業は1829年。創業当時はグレンバーギーではなく,キルンフラット蒸留所の名前だったそうです。現在のグレンバーギーの名前に変わったのは1878年で、数度にわたり所有者の交代の後、1930年代にハイラム・ウォーカーの傘下に収まりました。 それ以来主にミルトンダフと同じく「バランタインファイネスト」用のモルト供給行っていましたが、1958年当時スペイサイドの蒸留所のほとんどがシングルモルトの生産を行っていなあなかで、「グレングランド」ブランドとしてオフィシャルボトルをリリースしています。 2004年に新しい所有者となったアライド・ディスティラーズは430万ポンドを出資。大規模な改築を経た蒸留所ですが、今でも往年の蒸留器と麦芽粉砕器が使われているそうです。 同時発売のミルトンダフがバランタイン17年の骨格を為すのなら、グレンバーギーは味わいの中核を為しているそうです。 香り 熟して香りが抜けかけた和梨、微かにバニラ、チャービル等の香りの控えめなハーブ。 味 良く言えば滑らかな、悪く言えば特徴無い飲み口の後に、生クリーム、出汁、微かなピート、紅茶のような風味が残ります。 種別 シングルモルト 構成原酒 シングルモルト用のファーストフェルバーボン樽原酒 香り★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B フルーティーでスイートと言えばそうなのですが、何か思ったよりは……f(^^; 僕的にはミルトンダフと同じく一本買いは別に良いかなぁ。といった印象でした。 しかしバランタインの中核の味を知るという意味でバーによっては、飲み比べをさせて貰えると思いますので面白いリリースだとは思います。 日本限定?の各キーモルトの特徴を出したブレンデッド「エディションシリーズ」は、かなり評判が良いみたいなので、機会があれば飲んでみたいと思います(´・ω・`)

バランタインシングルモルト ミルトンダフ15年

今回はバランタインシングルモルトミルトンダフ15年を素人テイスティングです。 ミルトンダフ蒸留所は、50以上の非合法蒸留所があったとされるエルギンにあり、ミルトンダフもまた非合法蒸留所のひとつであったそうです。 1824年にライセンスを取得。その後1936年にジョージ&サンズに買収されました。 1964年から1981年にかけてはローモンドスチル2基で、シングルモルト等異なるタイプのウイスキーを生産。当時の商品は年々希少価値が高まってるそうです。 2005年にペルノリカールの手に渡ると580万リットルの生産量の大部分を「バランタインファイネスト」のモルト原酒として供給しているそうです。 自分は見かけたことがないですが、オフィシャル品しては16年のカスクストレングスを出しているようです。 ミルトンダフはバランタイン17年のキーモルトのひとつで、大事な骨格と言われています。 特徴として今回発売されたグレンバーギーとミルトンダフは通常のブレンド用らリフェル樽が使われるのに対し、シングルモルト向けにファーストフェルバーボン樽で熟成されています。 香り 白い花、メープル、青りんご、ハーブ、草。 味 穏やかな樽の渋味、ローリエぽいハーブの清涼感を伴った味わい、微かなフルーティーさと、微かにチリペッパーのようなスパイスを感じ消えて行きます。 種別シングルモルト 構成原酒 ファーストフェルバーボン樽原酒 香り★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★(5) オススメ度B- 個人的にはグレンバーギーよりこちらが好みでした。しかしバランタインありきの一本でしょうか。 美味しいのですが、一本買いするかと言われると……うーんf(^^; バーでバランタイン17年との飲み比べや、特徴知るのに面白いボトルだと思いますが、買うほどではないかなー?と言う印象でした。

ディワーズホワイトラベル

今回はディワーズホワイトラベルを素人テイスティングです。 ディワーズは1846年にジョン・デュワー氏により設立されました。 ディワーズを語る上で外せないのが、アバフェルディとアメリカでのエピソードでしょう。 ディワーズのキーモルトに使われているアバフェルディは、1898年にジョン・デュワー&サンズが設立した歴史があり、2000年には大規模な「ディワーズ・ワールド・ウイスキー」という名のビジターセンターを設立するほどに深い縁があります。 そこら辺にはついて詳しくはアバフェルディを飲んだ時に書くとします。 さて、ディワーズなまつわるもっとも有名なエピソードはスコットランド生まれの鋼鉄王アンドリュー・カーネギーが、時の大統領ベンジャミン・ハリソンに樽入りディワーズをプレゼントしたことで、全米中で大ブレイクし、この時以来アメリカでは多くの場面でスコッチと言えばディワーズと言われるようになったそうです。 それとハイボールとして初めて飲まれたのもディワーズと言われていて、石川県のとあるバーで出される広坂ハイボールとしても一部では有名ですね。 ストレート 甘い樽香、微かな塩気とピートのスモーク。塩気とピートのスモーク、どこかナッティな甘さとスモークな余韻が残ります。 ロック 甘味とスモークさが前に出てきます。 ハイボール 程好いスモークさと甘味のバランスが良いハイボール。 種別 ブレンデッド 構成原酒 アバフェルディをキーモルトにオルトモア、クレイゲラギ、ロイヤルブラックラ、マクダフを少量使用。 香り★★★★ 味★★★ 総評★★★~★(3ー4) ストレート△ロック△ハイボール◎ オススメ度A ハイボール用と考えるとダントツでオススメします!

オールドプルトニー12年

今回はオールドプルトニー12年を素人テイスティングです。 現在もオールドプルトニー蒸留所があるウィックは元々小村で、18世紀初頭サー・ウィリアム・ジョンストン・プルトニーが大きな漁港に発展させました。 そのプルトニー卿の功績を讃え、ジェームズ・ヘンダーソンがその名を冠したプルトニー蒸留所を1826年に創業しました。 ウィックの街で盛んに行われていたのがニシン漁。しかしニシン漁、下処理、樽詰は大変な肉体労働だった為、ニシン漁を生業とする人々はプルトニー蒸留所の酒を飲み英気を養っていたようです。 そのためプルトニー蒸留所も好調な稼働を続けていましたが、ニシン漁の衰退。追い討ちを掛けるかのように禁酒運動の波が1922年にウィックの街に迫ります。 そして1930年に閉鎖へと追い込まれてしまいます。 しかし禁酒方が廃止された1951年に稼働を再開。 お陰でかつて(今はウルフバーンがあるため)ハイランドの最北端に位置し、海が近いためか、塩気と蜂蜜を思わせる甘い香りが特徴と言われるそのウイスキーを私達は味わうことが出来るんですねぇ(*´ω`*) プルトニー蒸留所の個性となるのが、天井の高さに合わせて作られた初溜釜(ウォッシュスチル)。一基のみで、還流(リフラックス)を促す巨大なバルジ(ボール)型。ネックのてっぺんが平らで、その脇にラインアームが接続されたフラットタイプを使用していることだそうです(この文章を書いてる時点では勉強不足で何が何やら分かりません(;´∀`) ストレート 穏やかな潮風、熱した砂糖、杏ジャム、焼きたてのホットケーキ。ドライな飲み口、芳ばしさを伴った塩気とピートが鼻を抜けて行きます。 ロック 塩気とピート感がより感じやすくなります。 ハイボール 微かな塩気と濃くが伴うウイスキー。 種別シングルモルト 構成原酒 香り★★★★★ 味★★★★☆ 総評★★★★★ オススメ度B+ ミニボトルじゃなくて普通にボトル買うべきだったなぁ……。

SMWSサンプリング 2018 2月

2月のSMWSサンプリング会の雑感です。後半は……お察しくださいf(^^; 1 香り 甘いタバコ、外国の甘いお菓子、キャラメル、 味 オーク感の甘い味わい、ビターチョコレート、ピート、甘味と苦味と香ばしさの長い余韻。 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★ 2 香り ドライフルーツ、ミルクチョコレート、 味 シェリー樽を感じさせる酸味と渋味、極微かな硫黄感、焼いた殻付き牡蠣や殻付きホタテを思わせる余韻 香り★★★★★★ 味★★★★★ 総評★★★★★★ 3 香り 完熟のスモモ、バナナ、腐りかけのりんごが混ざった甘い香り、ミルキーさ、バニラ。 味 甘いバニラ、溶剤、ナツメグ、ブラックペッパーベーコン、甘い余韻が続く。 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★ 4 香り バニラ、溶剤、味 甘いベリー系の酸味と香ばしさを伴ったピートが抜けて行く。 香り★★★★★★ 味★★★★★★★ 総評★★★★★★~★ 5 香り 焼いてるホットケーキ、マーラカオ、カスタードクリーム、味 生焼けのスポンジケーキ、オークの香り 香り★★★★★★~★ 味★★★★★ 総評★★★★★ 6  香り 焼きたてのホットケーキにバニラアイスクリーム、味 香りを裏切らない甘くミルキーな味わいがゆっくり過ぎていく。 香り★★★★★★~★ 味★★★★★★~★ 総評★★★★★★~★ 7 香り ピート、スモークベーコン、微かなメープル、味 炭火焼きサバ、 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★ 8香り コーヒークッキー、味 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★ 9 香り 洋梨味 香り★★★★★★ 味★★★★★★ 総評★★★★★★★