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玉泉堂酒造 ピークウイスキースペシャル

今回は岐阜の地ウイスキー。玉泉堂酒造ピークスペシャルウイスキーを素人テイスティングです。

玉泉堂酒造さんと言うと日本酒好きの方ならば、ピンッと来るかもしれません。レイセンや百足ラベルの日本酒が有名な老舗酒造のひとつですね。

ピークウイスキーに関しては書籍や公式サイトに記載がなく、ネットショッピングサイトの記載をそのまま引っ張って来ましたf(^^;

玉泉堂酒造のピーク ウイスキー(PEAK-WHISKY)は、昭和50年代から昭和60年頃、一世を風靡した「地ウイスキー」です。発売当初より現在まで、かたくなに製造方法を守り「地ウイスキーファン」の方の為に世に送り出しています。「ピークウイスキー」発売当初は、ウイスキーに級別がありました。当時は2級の「地ウイスキー」として味が良く、お手頃な価格ということで多くのファンの方に愛されておりましたが、平成元年以降、等級廃止・酒税改定など逆風が吹き荒れるなか、現在に至っています。
イギリス産のスコッチウイスキー(モルト 8Y)と、養老山系の清らかな伏流水を仕込水に、玉泉堂酒造にて製造したウイスキー(モルト)をブレンド後、再度樫樽に貯蔵し、熟成10年で樫樽より取り出します。
これによりグレンウイスキー(原料:とうもろこし)をブレンドし琺瑯(ほうろう)タンク内で更に6年貯蔵しました。これに、養老山系の伏流水を加え、度数調整後、冷却ろ過(ろ過温度1度)の工程を経て、瓶詰されています。
貯蔵したまろやかな味わいのウイスキー。

ピーク・ウヰスキー スペシャル ブレンデッド 43度(玉泉堂酒造 )720mlの販売です。
ピークウイスキーのスペシャルタイプを ピークウイスキー発売当初(昭和中期)の味わいを再現し、レトロラベルになっています。
上品で香り高いウイスキーを目指し、 シェリー樽に貯蔵された英国産モルトと 自社樽貯蔵グレーンのブレンデットウヰスキー。
冷却濾過により雑味をできる限り取り去り、 まろやかな味わいに仕上げています。

とのこと。ラベル裏の表記にはグレーンが最初に書いてあったので、グレーン比率はスペシャルもかなり高いと思われますf(^^;


ストレート 駄菓子を思い起こされる甘い香りに香ばしさ、焼酎のような香りもあります。甘い味わいの中に重いアルコール感が残ります。
ロック 基本的な味わいは変わらず、重いアルコール感を強く感じます。
ハイボール 重いアルコール感が薄れ、甘さと香ばしさが立ちます。
種別 ブレンデッド
構成原酒
香り★★★
味★★★
総評★★★(3)
ストレート△ロック△ハイボール○
オススメ度C(ハイボール用としてならB)

ストレートやロックだとちとキツイものを感じる地ウイスキーですねf(^^;

しかしながらハイボールにすると甘さや香ばしさが立ちますので、悪くありません。

また数年前に限定品の20年もののピュアモルトを発売されていますが、かなり評価が高いようですので、モルト比率の高いものをいつか飲みたいと思います。


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