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ピーツビースト カスクストレングス

 (上の画像はひとくちウイスキー様のご好意でいただきました)
今回は洒落たラベルと正体不明のピーティーウイスキーとして知られるピーツビーストカスクストレングスを素人テイスティングです。

この目を引くラベルのデザインは世界的に有名なアーティスト。ダグ・アルベスの手によってデザインされました(寡聞にして私は知りませんが……)樽が集まって出来たようなピーツビーストが火を吐いて、ラベルを焦がしたような加工がされており、随分オシャレなのでウイスキー棚に飾りたいですね(ノ´∀`*)。

中身はフェノール値35のスモーキーウイスキーだそうですが、正体は不明です。


ストレート

香り 軽いピートのスモークにフルーティー、梅干しのような酸のある香りに、若々しいモルティな甘味が感じられる。

味 焚き火の煙、荒々しくも若々しいアあルコールの刺激に、少しフルーティーさが混じったモルティな甘さが広がり、ピートを焚き込んだモルトの苦味、焚き火の煙が抜けていく。余韻はそれほど長くない。

ロック モルティな甘味を最初感じやすくなり、後に煙が来ます。

ハイボール 甘味があるものの、焚き火のような煙が強いハイボール。

種別カスクストレングス
構成原酒 ロングモーンと関わりあるベの付く蒸留所?
香り★★★★
味★★★★
総評★★★★(4)
ストレート○ロック○ハイボール○
オススメ度B

ピーツビーストの名に恥じぬ、かなりスモーキー。しかしアイラモルトと言われればそう感じてしまうのですが……ヨード感が一切ないですよね。これ。

で、真偽は不確かながら、調べたところあるバーのブログで、ベが付くロングモーンと関わり深い蒸留所の5年ものとの情報が……(;゜∇゜)

僕としてはそちらを推したいです。

まぁ、正体についてはご自分の舌で確かめて見てください!

バーや、ひとくちウイスキーさんのカスクストレングスセット5ピースとかどうぞー。

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