今回はたまたま酒屋に残っていたのを発見した、富士山麓の旧ボトルを飲みたいと思います。
飲みやすいハイボールの一般普及やマッサンの放送以降。日本のウイスキーブームのみならず、新興国の経済発展によるウイスキー消費量の増加。
更にウイスキー氷河期の減少生産の影響で、サントリーやニッカ等は原酒不足に陥り、数々の銘柄が年数表記がなくなり、更にブレンドを一新する必要がありました。
昔の方が良かったという声が多い中で、ネットの評価でむしろ味が良くなったと言われるのが、この富士山麓です。
さてさて、どのようなウイスキーなのか。飲んでみたいと思います。
ストレート つんっとしたアルコール臭の後に、メープルフレンチトーストのような甘い香り。口に含むとすっきりとしながらも甘味があり、その後にバーボン樽由来の苦味と木のえぐみが残る。余韻は食パンを食べたよう。
ロック リンゴのようなエステリーさが顔を出すが、苦味が残る。
ハイボール 僅かな甘さと青リンゴのような爽やかな味わいの果物を思わせる。えぐみは薄れてウッディな余韻。
種別 ブレンデッド
構成原酒 ?
構成原酒 ?
(10段階評価星5が平均です)
香り★★★★☆
味★★★☆☆
味★★★☆☆
総評★★★★~☆
ストレート○ロック○水割り○ハイボール○
オススメ度B
これはこれで美味しく、高いコスパだと思いますが、現行品に比べると甘い香りが強く、一般受けする印象です。対して現行品は富士山麓の個性を際立たせたウイスキーに仕上がっている印象です。
僕としても現行品の方が好みですね。
しかし……このボトル、まんまピュアモルトに流用してるんだなぁ( ̄▽ ̄;)
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