今回飲むのはブラックニッカ60周年を記念して作られた限定商品、ブレンダーズスピリットです。
こちらの商品はあまりの人気に店頭から枯れ草に火が広がるように消えて行き、倍近い値段で取引されていたのですが……再販されたものになります。
そして、自分をウイスキーという名の底無し沼に引きずり込んだ元凶です(笑)全てはこのウイスキーが旨いと人に聞かさせた上司が悪い(断言
と言ってもハマる切欠で、記念するべきウイスキーとの最初の出会いはグレンギリー12年なのですが……(何せ2017の2月頃です。すでに初販版ブレンダーズスピリットが売ってるわけがありませんでした)
と、話が脱線しましたが、見分け方として、2016年表記のものが初販版。西暦表記が無いものが再販されてものになります。
そして、何と言っても注目するべきはブラックニッカ60周年と言うことで……ごく少量ながらも、余市の60年ものの原酒が使われているのです!!!
(画像は来年で50年なるという宮城峡の樽)
余市60年ですよ。60年。シングルモルトとして販売したら、外車くらい買えそうです。
そんな希少な原酒を香り付けとは言え使っているのですから、美味しく無いわけがありません。二千円半ばで売っていたのですが、倍の値段でも売れるという評価をする方もいました。
更に西宮工場時代の長期熟成グレーン等も使われ、リカマンのイベントでニッカの方にお話を伺う機会があったのですが、記念の限定品だからこそ出せるウイスキーとの事でした(そりゃそうです( ̄▽ ̄;)
では飲んでみます。
ストレート
アルコールの香り。華やかでいて甘い香り。どこまでも深いピート。そして口に含むと重層的なピートの後にブラックチョコレートのような苦味、酸味、甘味が広がります。
ロック
ピートの薫香が強く出つつも、長期熟成原酒の力なのか。まろやかな円熟味と、更にチョコレートに近くなった甘い余韻が感じられます。
ハイボール 柔らかな薫香。ドライでいながら、優しい余韻が続きます。
種別 ブレンデッド
構成原酒 余市新樽、宮城峡シェリー樽、余市60年、25年物などの長期熟成グレーン。
(10段階星評価5が平均となります)
香り★★★★★★
味★★★~★★★★☆
味★★★~★★★★☆
総評★★★★★★
オススメ度SS
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