今回はこの前に各3500本限定発売されたニッカ モスカテルフィニッシュの宮城峡を蒸留所で飲んで来たので、ご紹介したいと思います。
「シングルモルト宮城峡モスカテルウッドフィニッシュ」は、華やかで軽やかな味わいの「シングルモルト宮城峡」を、ポルトガル産モスカテル種でつくられた酒精強化ワインの樽でさらに熟成させることで、爽やかな甘さとビターな樽香が調和した味わいを実現しました。マスカットを思わせるフレッシュな香りとモルトの香ばしさ、樽の香りと調和したフルーティーな味わいに加えて、樽のビターさと甘くコクのある長い余韻が特長です。(公式サイトより引用)」
香り メープルシロップのような甘い香り。
味 口に含むと樽香がかなり強調されていて、ウッディさとカカオのような苦味を強く感じます。若干の硫黄、ドライフルーツ的な甘味、モルティな天津栗ぽいホクホクとした芳ばしさ。そして、余韻は非常に長いです。
種別シングルモルト
構成原酒 モスカテル樽にてフィニッシュ
香り★★★★★
味★★★★★
総評★★★★★~★
オススメ度B
通常の宮城峡に比べて、かなりウッディさが強調されています。人によってはえぐみを感じ、宮城峡シェリー原酒の硫黄感がほとんど消されている印象でした。
でも、自分は逆に隠れた硫黄臭を時々感じて気になりましたf(^^;
通常の宮城峡シングルモルトは硫黄臭含めて、若々しさが魅力の一つだと思うんですが、それが損なわれている気がします。
原酒選択を含めて、ブレンド比率を変えれば面白いのかなー?と初心者なりに思います。
しかし、限定品価格と分かっててもコスパ良くないです……f(^^;
コメント
コメントを投稿