今回飲むのはブラックニッカ六十周記念第2弾!黒いフロストボトルが格好いいクロスオーバーです。
こちらのキャッチコピーは「あなたの予想は鮮やかに裏切られる」でした。その通りに予想を良い意味で裏切られた方と、悪い意味で裏切られた方の二通りいるようです(*´ω`*)
では飲んでみます。
ストレート つんっとしてアルコール臭。バニラ、シェリーの香りに、どこかドライな香り。口に含むと甘い樽香の後にスモーキーな香りが感じられます。
ロック バニラなどの甘い香りは薄れ、ヘビーなビートが顔を出して、スモーキーさが強くなります。舌にはニッカのノンピート原酒の特徴である天津栗のようなな芳ばしさとも、ホクホクとも表現できる余韻が残ります。
ハイボール ドライでいてスモーキー。とてもスッキリとした飲み口。またシェリー由来の華やかな甘い樽香が顔を出します。
ニッカのシェリー原酒(特に宮城峡)は硫黄の香りがキツイ印象なのですが、余市のベビーピートが良い具合に硫黄感を包み込み、感じさせません。
種別 ブレンデッド
構成原酒 宮城峡?シェリー 余市ヘビーピート グレーン
構成原酒 宮城峡?シェリー 余市ヘビーピート グレーン
(10段階評価、星5が平均となります)
香り★★★★★
味★★★★
総評★★★★★~☆
味★★★★
総評★★★★★~☆
ストレート○ロック◎水割り○ハイボール◎
ネットの評価を見るとブレンダースピリッツに比べて、スケールが小さい。ニッカは市場の重要を理解してない……など、批判的な意見も見かけますが、僕は面白くも素晴らしい出来だと思います。
そもそもこのウイスキーは加水してこそ真価を発揮するウイスキーです。
この値段で万華鏡のような変化を楽しめるウイスキーは、あまり見かけないと思いますので。
最初に優秀で飲みやすく、完成度の高いブレンダースピリッツを。
その後ウイスキーの個性が垣間見えるクロスオーバーを。予想してましたが、更に第3弾は華やかな香りを主体した香るアロマティックを。
ニッカさんはブラックニッカの限定品で、ブームではなく本当の意味でのウイスキーファンを増やそうとしてるでは……と思うのは穿ち過ぎでしょうか?
ただ個性が強い分、好き嫌いははっきりと分かれると思います。
有名ブロガーのお二人方も意見が別れてましたので。(ちなみに僕は純地球人最強の例の方の好みが近いです)
第3弾 香るアロマティックは入手次第ブログにアップしたいと思います。
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