今回は発売直後に蒸留所にて、試飲出来るとの情報を入手して、試飲してきた余市モスカテルフィニッシュを紹介したいと思います。
- 「ポルトガル南部のセトゥーバル地区で栽培されたぶどう品種・モスカテル種でつくられた酒精強化ワイン(※3)の樽に、余市・宮城峡それぞれのシングルモルトウイスキーを詰め、さらに約1年間貯蔵・熟成させて仕上げました。モスカテル樽由来の甘美でフルーティーな味わいが付与されたシングルモルトウイスキーです。豊かで複雑な味わいを楽しんでいただくため、冷却ろ過を行わずにボトリングしています。
- ・「シングルモルト余市モスカテルウッドフィニッシュ」は、力強く厚みのある味わいの「シングルモルト余市」を、ポルトガル産モスカテル種でつくられた酒精強化ワインの樽でさらに熟成させることで、芳醇な甘さとピートのコクが調和した味わいを実現しました。レーズンのような甘さとモルトの香ばしさ、蜂蜜を思わせる甘いコクと果実味あふれる味わいに加えて、樽のビターさとピートの長い余韻が特長です。(公式サイトより引用)」
調べてみると、モスカテルは日本ではマスカット・アレキサンドリアという名前の方が有名とのこと。確かに果物屋さんで贈呈用の箱に入ったのを見かけます。もしかしたら、シャインマスカットの親と言った方が、今はピンっと来る方かいるかも知れません。
香り カラメル思わせる甘い香り。
味 塩キャラメル、ビターチョコ、海藻のニュアンスがあり、ピートがモスカルテウッドで柔らかく包まれてる為か。優しくもウッディさが強調された味になっています。ビターな余韻と伸びやかなピートが残ります。
種別 シングルモルト
構成原酒 余市をモスカテル樽でフィニッシュ
香り★★★★★
味★★★★★
総評★★★★★~★
総評★★★★★~★
オススメ度B(A)
美味しいですし、個人的にはモスカテル樽とキャラクターが似てると思われる宮城峡モスカテルフィニッシュよりも、違う個性を組み合わせた余市モスカテルフィニッシュの方が面白いと感じました。
しかし、バー等でボトルが合ったら飲んで良いと思いますが……一万五千円。正直、限定品と言うことを加味しても、買うのは高いと思います。
まぁ、ニッカさんの場合はシングルモルトの限定品はそれなりに高く、代わりにブレンデッドの限定品はお手頃に……というのがあるかもしれないですが。
しかしもう、定価入手はほとんど無く、オークション等では倍の値段になってることを考えると何だかなーと、いった印象でしょうか。資産価値は多分あると思いますよー(*´ω`*)
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